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おしゃれなタイルで魅力的な浴室に変える、タイルの選び方を紹介

おしゃれなタイルで魅力的な浴室に変える、タイルの選び方を紹介

 

快適な浴室にするには、デザインだけでなく機能性にもこだわったタイルを選ぶことが重要です。一方で「浴室のタイルを交換したいものの、タイルの選び方が分からない「という方もいらっしゃるのではないでしょうか。浴室のタイルを交換する機会は少ないので、あらかじめ浴室に関する知識を身につけるのは大切です。
 
今回の記事では、タイルの選び方を分かりやすく解説します。またタイルを選ぶときの注意点もまとめました。浴室のタイルの交換を検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
 

 

浴室のタイプでタイルの選び方が異なる

おしゃれなタイルで魅力的な浴室に変える、タイルの選び方を紹介

 
浴室に合ったタイルを選ぶときには、まず浴室のタイプを確認しましょう。タイプによって使用できるタイルが決まっており、施工方法も異なるからです。浴室は大きく分けて2つのタイプがあります。
 

ユニットバス

製造工場で浴槽や床、壁などを成型しておき、現場に運んだらそのまま組み立てるというタイプの浴室です。ユニットバスで使用するパーツはすべて規格品となっており、規格品以外のパーツは取り付けできません。
そのため、ユニットバスでは、タイルの使用に関して制約を設けています。例えば、壁や床にお気に入りのタイルを貼り付けることはできません。ユニットバスの販売会社で用意しているタイルをオプションとして取り付けることは可能でしょう。
 

在来工法

モルタルやタイルを使って仕上げるタイプの浴室です。在来工法の特徴として、パーツを自由に組み合わせて作ることが挙げられます。そのため、お気に入りのデザインや色のタイルを、自由に組み合わせることが可能です。

 

浴室に合ったタイルの選び方

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浴室のタイルには、さまざまなデザインがあります。加えて耐久性や機能性を備えたタイプもあるので、予算に合わせて慎重に選ぶ必要があるでしょう。ここでは、浴室に合ったタイルの選び方を2つのポイントで解説します。

 
素材を決める

快適な浴室にするには、素材選びを慎重に行いましょう。床のタイルに関しては、掃除のしやすいタイプを選ぶのがおすすめです。具体的には、大きいサイズのタイルを選びましょう。小さいタイルよりも目地が少ないので、目地にたまった汚れを落とす手間が省けます。
 
一方で床のタイルに関しては、安全に配慮したタイプを選ぶのがおすすめです。具体的には、表面のザラザラしたタイルを選びましょう。タイルは水にぬれると滑りやすくなり、転倒した場合には打撲や骨折などのケガをする恐れもあります。表面がザラザラしたタイルにすれば、転倒のリスクを軽減できるでしょう。
 

色を決める

快適な浴室にするには、色選びも重要です。さまざまな色のタイルが販売されているので、タイルの色を選ぶときには、自分の好みに加えて、浴室の特徴に合わせたものにすると良いでしょう。
 
浴室の特徴として、水アカの汚れがたまりやすいことが挙げられます。そのため、黒や茶色といった暗めのタイルを選ぶと、水アカが目立ちやすくなるでしょう。汚れを目立たないようにするには、白のタイルがおすすめです。ただし白で統一するとシンプル過ぎる印象を与えるので、アクセントに別の色のタイルを加えてもよいでしょう。

 

浴室タイルのリフォーム方法

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DIYが得意な方の中には、浴室タイルのリフォームを自分でしたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここでは浴室タイルのリフォーム方法について解説します。
 

タイルの全面交換に関しては業者に依頼するのがベター

タイルを全面交換する場合、DIYでは難しいので業者に依頼しましょう。タイルを均一に貼る必要があり、素早い作業が求められます。目地の補修に関しても、素早い作業を必要とするので業者に相談するほうが良いでしょう。
 
業者の中にはタイルの全面交換を依頼すると、ユニットバスへの交換をすすめるケースがあります。そのためタイルの貼り換えを希望するときには、実績のある会社を選ぶようにしましょう。
 

タイルの部分補修ならDIYも可能

タイルの欠けやひび割れといった部分補修については、DIYによる補修も可能です。ただしひび割れが下地部分にまで達している場合には、業者に依頼する方が良いでしょう。下地を補修しないでタイルを修理した場合、下地部分に水が浸入する恐れがあります。

 

まとめ

今回の記事では、浴室のタイルの選び方について紹介しました。浴室には2つのタイプがあり、ユニットバスに関しては、自由にタイルを選ぶことが難しい可能性があります。一方で在来工法に関しては、自由に選択できます。あらかじめ、自宅の浴室がどのタイプなのかを確認しましょう。
 
タイルを選ぶときには、素材と色に注意しましょう。壁のタイルに関しては汚れを落としやすいタイプ、床のタイルに関しては滑りにくいタイプをおすすめします。