タイルが貼られた外国風のかわいい、かっこいい洗面台に憧れたことはありませんか？外国の映画や雑誌には、色や形も様々なタイル貼りの洗面台が出てきます。このような洗面台はどうやって作るのだろう、自分でできる範囲はどこまでだろう、そんな疑問を解消すべく調べてみました。

思い描く洗面台は、かわいい？シンプル？それともヴィンテージ？

洗面台を飾りたい時、あなたが思い浮かべるのはどのようなものでしょうか？かわいくて清潔感のあるもの、ストーリーを感じさせるヴィンテージ調のもの、少しハードでかっこいいインダストリアルなものでしょうか？

昔のようなレトロなタイルだけでなく、今はたくさんの選択肢があります。おしゃれに敏感なお店や、外国の映画などでみかけるようなデザインタイルも、思ったよりも簡単に手に入れることができます。たとえば、シンプルで清潔感のあるタイルは、このような真四角なベーシックな色合いのものはいかがでしょう。淡い色ほど清潔感やさわやかさを、落ち着いた色ほど大人っぽさを演出できます。

ヴィンテージ調のタイルならこのようなデザインのものはいかがでしょう。


 

落ち着いたグレーのグラデーションと、レンガのようなざらっとした質感のタイルが存在感抜群です。

また、サブウェイタイルと呼ばれるタイプのものも人気です。横長のシンプルなタイルですが、目地の色を黒やグレーにすることで全体がグッと引き締まって見えます。

 

商品はこちら：壁用タイル　ソシラス

どのタイルも魅力的ですが、洗面台の形や洗面所の雰囲気に合わせて選ぶのがコツです。

 

DIYでもタイルは貼れる。だけど難しいと思ったら専門業者へ。

洗面タイルも自分で貼ってみようと考えた場合、DIYではどの範囲までできるのでしょう。雰囲気をつかみたいとかすぐに模様替えできるようにしたい、という場合は、あとから剥がしやすいシールタイプのものがあります。

和柄模様などの複雑な模様であったり、サブウェイタイルで目地材にこだわりたいなどの希望がある場合は、専門業者に依頼したほうがよいでしょう。

 

白だけじゃない、目地材の色を変えると雰囲気も変わる

またタイルの面白さ、奥深さは、目地の色にもあります。白や黒だけでなく、細かな色に対応した目地材もたくさん出ています。

パステルカラー、グレースケール、日本らしい絶妙な色合いなど、目地を変えるだけでイメージもガラリと変わるのがタイルの面白いところです。白のサブウェイタイルにパステルカラーや和調のカラーを使えば、また違う雰囲気が楽しめます。

タイルのサイズによっても目地材のカラーイメージは変わってきます。タイルのサイズが小さければ、目地材の色が占める範囲も大きく、目地材の色を主体とした印象になります。タイルのサイズが大きければ、目地材の色が占める範囲は小さくなりますので、タイル主体の印象になります。

このようにタイルの種類やサイズによっても、同じ目地材、カラーを使っていても、全く違う印象になります。

 平田タイルのハイカラージョイントという目地材は、淡い色からくっきりとした落ち着いた色まで12色展開でそろえています。
（参考：株式会社平田タイル　Hi-Color-Joint）

INAXには、珍しい和調のカラー目地がたくさんそろっています。
（参考：LIXIL　インテリアカラー目地）

タイルを貼った後、きれいに保つには？

最後に、タイルを貼った後、きれいに保つにはどうすればよいのでしょう。
まずは、水分はこまめに拭きあげましょう。使用後は、洗面台やその付近を拭き、寝る前にタイルの水分をサッと拭き取ることで、カビや水垢はかなり防ぐことができます。

もし目地に汚れやカビが発生した場合は、市販のカビ取りジェルなどで対応することが可能です。軽い汚れなら目地の上から補正ペンを塗って汚れを隠すことができます。

いずれにしても、汚れは事前に拭き取り、酷くなる前に対処する、というのが基本です。

せっかくきれいに施工したタイルなのでいつまでもその姿を保てるように、水分の拭き取りやカビのチェックを習慣化させましょう。

まとめ

洗面台やその付近に貼るタイルにはいろいろな種類があります。タイルの形、素材だけでなく目地材の色も洗面台の印象を左右する要素になります。組み合わせは無限大なので、あなたにぴったりのこだわりの洗面台を実現させてください。