洋室や寝室、最近だと洗面や玄関横にもウォークインクローゼットが設置させているケースもありますね。いかに快適に生活ができるかクローゼットや収納など家のなかでも重要な役割をする部分です。そんな重要な役割を果たす空間を作るためにぜひ押さえておきたいポイントを今回はお届けします。

誰が使う？何をしまう？

さて収納ではその場所を誰が使うのか、そして何をしまうのかがとても大事です。いざリフォームの打ち合わせが始まるとクローゼットや収納を作る際に“とりあえず収納させあれば後で考えます”というセリフを良く耳にしますが、やはりそれだといざ出来上がり生活がスタートするとモノが片付かない。使いづらい。などせっかく新しくなったのにストレスになってしまう場合があります。それは残念ですよね。やはり事前に考えておく必要があります。そのクローゼットや収納は誰が使うのか？そして主に何をしまうのか？この2つが自分の中で明確になっているだけで充実した打合せに繋がり、満足のいくクローゼットや収納空間が出来上がります。ぜひ事前に考えておきましょう。

仕上げの工夫

写真のように洋室とクローゼットがひと続きに繋がっていると空間に広がりを感じます。あえて扉を設けず、入口をアーチ型にすることで空間のポイントにもなります。扉が無いことで空気の流れも感じることができます。また床材も同じ素材を使用していることで広く感じます。寝室に繋がるクローゼットなどの床をフローリング材に限らずカーペットをひくことでホテルライクな雰囲気になります。静かな空間を作りたい時にはお勧めです。汚れた時のお手入れが気になる場合はタイルカーペットを選ぶと汚れた部分だけ剥がしてお手入れすることができるので合わせて検討してみると良いでしょう。

まとめ

クローゼットや収納は機能的であることがとても大事です。そしてそれだけでなく仕上げにも気に掛けることでより空間が広く見えたり、雰囲気が好きだったり、お気に入りの空間になります。ぜひ“後で考えます”ではなく事前に考えてイメージを持ち、より良い打ち合わせに繋げ機能的で素敵な収納を叶えましょう。