室内をおしゃれにしたいと思うなら照明から。明かり一つで室内の雰囲気はガラリと変わります。その照明に手を加えるならレールが必要ですが、取り付けは簡単。

今回、この記事では、照明レールについて説明していき、メリット・デメリットについて紹介します。部屋のインテリアにこだわるなら是非参考にしてください。

照明レールは「ダクトレール」と呼ぶ

まず照明につけるレールは「ダクトレール」と呼ばれており、バー上に照明器具を取り付ける部品のことです。レールの中には電流が通っていて、どこに照明を取り付けても電気が付く仕組みとなっています。
元々は舞台、カフェなどの店舗に使われるアイテムではありますが、近年では家庭でも使用する方が増えてきています。

照明レールは自分で簡単に取り付け可能
本来、電気配線などを触るときは電気工事の資格を持った人が取り付けないといけませんが、照明レールには「ローゼット」や「シーリング」と呼ばれる電気配線の接続部分に設置できる簡易式のものもあります。これを使えば、電気工事の必要はなく自分で簡単に取り付けを行うことが可能です。

簡易取り付けではない照明レールが欲しい場合は、家電量販店・電気屋さんに相談してみましょう。条件に問題がなければ、ダクトレールの取り付け、取り換え工事を行ってくれます。

照明レールのポイントとは？

照明器具を付けるときに何故、照明レールが良いのか。そのポイントについて二つ紹介していきます。

レールの長さは自分好みに
照明レールの長さは自分の部屋に合った長さを選べます。更に、自分の好みの長さにカットすることも可能です。
例えば、1m40cmの照明レールが欲しいのであれば2mを購入して60cmだけカットをする。

2m30cmにしたいなら3mのものを購入して70cmだけカットするなど、自分の思い通りに。
ノコギリで簡単にカットできるので、照明レールは自分好みの長さに調整できる優れモノなのです。

配置場所の自由度が高い
照明レールは1本だけでも2本並列でも室内に合わせて自由な配置が可能となっています。並列だけでなく、四角、十字型、三角、L字型、コの字型などバリエーションは無限大。電気の線さえしっかりと確保できるのであれば、自由な配置で照明レールを取り付けられます。

また電線さえ通せば壁にも取り付けられるので、インテリアショップにあるような雰囲気も楽しめる点がポイントと言えるでしょう。

照明レールのメリットは？

次に照明レールのメリットについて紹介していきます。

気分に合わせて照明が変えられる
照明レールを取り付けることで照明を選ぶ幅が広がりますし、レイアウトや雰囲気を変えたいと思った時に付け替えも簡単に出来ます。また、照明レールの必要性が感じられなくなった場合はすぐに取り外しをすることもできるので片付けも楽々です。
大きな手間がかからず、カフェにいるような気分が味わえるのは大きなメリットと言えるでしょう。

レールに照明以外のものもつけられるのでさらにおしゃれに
照明レールは照明以外のものをぶら下げられるので、更におしゃれにできます。例えば、小さな観葉植物を取り付けることでちょっとしたリゾート気分に。
また、小さなお子様がいるのであれば、クリスマスや誕生日といったイベントアイテムを飾るのもおすすめです。
照明を付けるだけでも良いですが、更におしゃれにしたいと考えているのであれば、もう一工夫してみてください。

照明レールのデメリット

次に照明レールのデメリットについて紹介していきます。

デザインが少なく色も黒か白しかない
照明レール自体にデザインはほとんどない為「照明レールだけでおしゃれしたい！」したい人には向きません。どうしてもおしゃれにしたいなら、先ほどメリットで紹介した照明以外のものをつけることをおすすめします。

また色も黒か白しかないので、カラーバリエーションはお世辞にも豊富とは言えません。ピンク色が欲しい、青系が欲しいのであれば、白色の照明レールを購入してカラーテープで巻いたりするといいかもしれません。
カラーバリエーションが少ないということは逆に言えば自由度が高いと言えますので、人によってはメリットに感じるところでもあるでしょう。

まとめ

照明レールについて説明し、メリット・デメリットについて紹介しましたがいかがでしたか？
照明レールをつけることで照明の幅が広くなり、室内のおしゃれ感を高めることは間違いありません。また、レールにぶら下げられるのは照明だけではないこともわかったと思います。

もし「室内の雰囲気を変えたい！」や「インテリア家具を設置したけど何か物足りない」と感じたのであれば、照明レールを購入して照明を変えてみるとガラっと雰囲気が変わります。是非試してみてください。