オシャレなカフェやレストラン、ホテルの天井で優雅に回転している羽根。皆さんも目にしたことがあるのではないでしょうか。あの回転翼はシーリングファンという名前で、オシャレな見た目の他にも実用的な効果を兼ね備えています。

ご家庭でも簡単に取り付けることができるということもあり、最近注目されています。

今回はそんなシーリングファンのメリットと取り付け時の注意点、おすすめのシーリングファンをご紹介します。

シーリングファンとは？

シーリングファンとは、天井に取り付けるタイプの回転翼です。羽根が回り空気を循環させることで、室温のムラを無くす効果があります。羽根の枚数が多い・大きいタイプのものは、効果的により多くの風を送ることが可能です。

シーリングファンの取り付けは簡単で、天井に照明器具用のローゼットという器具が付いていれば基本的には誰でも取り付けできます。

シーリングファンを取り付けるメリットとは
インテリア性が高いというのは、シーリングファンの大きなメリットです。サーキュレーターでも空気を循環させることはできますが、シーリングファンと比べるとどうしても野暮な雰囲気が出てしまいます。また、シーリングファンはアンティーク調やモダンなどデザインの幅が広く、それぞれの部屋にあった雰囲気の機種を選ぶことが可能です。

エアコンなどの冷暖房器具は、空気を循環させることができないので室温にムラができてしまいます。しかし冷暖房器具とシーリングファンを併用することにより、効率的に冷暖房を使用でき節電に繋がります。

シーリングファンで室内の空気を循環させることにより、部屋干しの洗濯物を素早く乾かすことができるのも嬉しいポイントです。洗濯物を素早く乾かすことで、生乾きの嫌な臭いを防止することもできます。

シーリングファン取り付け時の注意点
メリットの多いシーリングファンですが、取り付けにはいくつか注意点があります。

シーリングファンを取り付ける場合、羽根と床の距離に注意しなければなりません。安全面や圧迫感を考慮して２１０ｃｍ以上空ける必要があるので、一般的な住宅の天井に取り付ける場合は薄型のシーリングファンをおすすめします。逆に高い天井であれば、延長パイプで高さ調整が可能なので問題ありません。

一般的なシーリングファンは、照明器具と比べると5～10kgと重い傾向にあります。天井の強度やローゼットのタイプによっては耐荷重が5kgに満たない場合もあるので、重量のあるシーリングファンを取り付けたい場合は事前に確認が必要です。

照明器具に使用しているローゼットにシーリングファンを取り付ける場合には、照明器具の設置場所を考えなければなりません。スタンドタイプの照明器具を設置したりローゼットを増設したりして対応する方法もありますが、シーリングファンと照明器具が一体になった「シーリングファンライト」という種類もあります。

おすすめのシーリングファン

シーリングファンのメリットや注意点がわかったところで、おすすめのシーリングファンをご紹介します。

おすすめのシーリングファンその1「LOWYA(ロウヤ)　シーリングファンライト　LED5灯リバーシブル5枚羽根」
家具・インテリアのロウヤが発売しているシーリングファンライトです。お手頃な価格に加えて本体重量が5.5kgという低重量で、場所を選ばず取り付けができます。羽根がリバーシブルになっていて、部屋の雰囲気や気分によって手軽にデザインを変更することも可能です。

おすすめのシーリングファンその2「オーデリック　シーリングファン　WF401」
照明や羽根などにはこだわらずシンプルなシーリングファンをお求めなら、照明器具メーカーのオーデリックのWF401がおすすめです。取り付けもローゼットに付けるだけという手軽さが魅力。重量も4kgと軽く、女性ひとりでも簡単に取り付けできるのが嬉しいところです。

おすすめのシーリングファンその3「ドウシシャ　ルミナス　DCC－08CM」
他のシーリングファンと一線を画するのが、ドウシシャのルミナスLEDシリーズのシーリングファンです。普通のシーリングライトの中心にファンが付いたデザインで、圧迫感が少なく光をムラなく当てられます。普通のシーリングライトと似たような形状なので、どのような部屋にもマッチしやすいです。

まとめ

オシャレなインテリアとしてはもちろんですが、実用性に優れているのもシーリングファンの魅力です。ローゼットがあれば簡単に取り付けできるので、皆さんもこれを機にオシャレなシーリングファンを設置してみてはいかがでしょうか。