誰でもわかるリノベ用語集164
■延べ床面積
「延べ床面積」とは、「建物の各階の床面積を合計した面積」のことです。特例があるので、単純な面積の合計ではないことは注意すべきポイントです。
この延床面積の敷地面積に対する割合を容積率と呼んでいます。
各辞書・辞典からの解説
「延べ床面積」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「家とインテリアの用語がわかる辞典」より
「家とインテリアの用語がわかる辞典」において「延べ床面積」とは、「建築物の各階の床面積を合計した広さ」のことであると説明されています。通常、「単位は平方メートル(m2)であるが、坪(1坪は約3.3m2)」をもちいることまおります。
(2)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「延べ床面積」とは「建物の各階の床面積を合計した面積」のことです。「吹抜け部分、バルコニーの先端から2mまでの部分、庇、ピロティ、ポーチなどは床面積には含まれない」という特例があるので、単純な面積の合計ではありません。
(3)「不動産用語辞典」より
「不動産用語辞典」において「延べ床面積」とは、以下のような文章で説明がされています。
「建築物の各階の床面積を合計した面積を「延べ床面積」といいます。延べ面積ともいいます。
この延べ床面積の敷地面積に対する割合のことを容積率とよびます。
なお、容積率を算出する際には、各階の床面積のうち、自動車車庫、マンションのエントランスや共用廊下などの面積を除外することが可能です。
(1)〜(3)を合わせてみると、「延べ床面積」とは、「建物の各階の床面積を合計した面積」のことであるとおわかり頂けたと思います。