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「オーバーカウンター」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

「オーバーカウンター」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集


誰でもわかるリノベ用語集302

■オーバーカウンター

「オーバーカウンター」とは、シンクや洗面器の取り付け方法のことです。シンクや洗面器をカウンター天板の上から被せてネジで固定し、コーキングを使ってシンクや洗面器の部分と天板の部分とを合わせます。

オーバーカウンターは接合部が見えてしまうので見栄えは悪いですが、水漏れのチェックがしやすいというメリットがあります。加えて、オーバーカウンターは上から被せて取り付けるので、大型のシンクや洗面器の設置も可能です。オーバーカウンターの場合はさまざまな天板が使えますが、ラミネート材や天然木は天板とのすき間の水漏れを防げるのでおすすめです。

オーバーカウンター式以外の取り付け方法としてアンダーカウンターがあります。アンダーカウンターは天板よりも下にシンクや洗面器を取り付けます。アンダーカウンターはカウンター部分に段差が生じないので、オーバーカウンターよりも手入れがしやすいというメリットがあるのです。そのため、最近のシステムキッチンではアンダーカウンター式のシンクが人気を集めています。

さらに他の取り付け方法としてフレーム式があります。フレーム式はステンレスのフレームで固定する方法で、他のタイプよりも価格が安いというメリットがあります。一方でステンレス製はデザインのバリエーションが少ないというデメリットもあります。