誰でもわかるリノベ用語集084
■古民家
「古民家」とは、古い日本家屋のことで、「柱と梁はりを組み合わせた木造家屋」が一般的とされています。最近は、リフォームして再生させる動きもあり、昔ながらの家づくりを残して使用することもあります。
各辞書・辞典からの解説
「古民家」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「大辞林 第三版」より
「大辞林 第三版」において「古民家」とは、「古い時代に建てられた、農家や町家などの民家」のことで、多くの場合で「柱と梁はりを組み合わせた木造家屋」のことを指します。
(2)「精選版 日本国語大辞典」より
「精選版 日本国語大辞典」において「古民家」とは「建てられてから百年以上経過した、伝統的な様式を持つ民家」で「とくに、市街地にある町屋(まちや)に対して、農漁村にあるものをいうことが多い」と説明があります。
(3)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「古民家」とは、以下のような文章で説明がされています。
「古い日本家屋の事。近年、町家や使われていない古い日本建築を、リフォームして再生させる事が流行っている。今では使われる事のなくなった太い梁やいびつな柱、昔ながらの家の作りをそのまま残して使用出来る。木造の伝統日本建築である。」
(1)〜(3)を合わせてみると、「古民家」とは「農家や町家などの民家」のことで、多くの場合で伝統的な木造建築であるということがおわかり頂けたと思います。