長く使ってきたキッチンが古くて使いにくい、購入した中古物件のキッチンを新しくしたいなどといった場合に、キッチンのリノベーションを検討することもあるでしょう。キッチンには様々な素材のものがありますが、今回はステンレス素材のキッチンについてご紹介します。ステンレスキッチンの特徴や、おしゃれなステンレスキッチンの実例をみていきましょう。
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ステンレスキッチンの特徴とは
ステンレスには、どのような特徴があるのでしょうか。キッチンにステンレスを使うことによって起こる、プラス面とマイナス面について詳しくみていきましょう。
ステンレス素材のプラス面
まず、ステンレスキッチンは、見た目がシンプルです。スタイリッシュな印象を与えるでしょう。また、作業スペースとなるワークトップとシンクをステンレスにそろえることで、すっきりとした見た目になる上、継ぎ目ができません。ワークトップとシンクの素材が違うと、継ぎ目ができ、そこに汚れがたまったり、腐食したりといったことが起こる場合もあります。
料理をするキッチンには清潔さが求められますが、汚れや嫌なにおいが付きにくいステンレスは、キッチンにぴったりな素材と言えるでしょう。また、耐水性がありサビが出にくく、耐熱性もあります。水に濡れやすく、さらに火の気もあるキッチンにはうれしい特徴でしょう。
ステンレス素材のマイナス面
見た目がシンプルなのは、良いところでもありますが、クールで冷たい印象を与えることもあります。そのような場合は、リビングとのつながりやインテリアのテイストを考えて、部分的に他の素材と組み合わせると良いでしょう。また、サビが出にくいものの、別の金属のサビからの、もらいサビには注意が必要です。
重たいものを落とした場合などに、へこみが生じることがあります。さらに細かいキズが付きやすいといった特徴もあります。ただ、キズなどが目立ちにくいようにする加工もあるため、気になる場合はそういった加工を選ぶと良いでしょう。
ステンレス表面の仕上げの種類
ステンレスを使用した場合、表面の仕上げによって、見た目や特徴が変わってきます。好みや使いやすさに合わせて選びましょう。
鏡面仕上げ
鏡のような光沢のある仕上げです。表面の光沢が強く、見た目がピカピカできれいですが、キズが付くと目立ちやすいでしょう。
ヘアライン仕上げ
表面に髪の毛のような細い線が規則的に、一方向に入っています。鏡面仕上げほどの光沢はなく、ツヤを消した仕上がりです。
バイブレーション仕上げ
ランダムな模様を付けた仕上げで、光沢をおさえたマットな質感です。エレベーターの扉など、多くの人が触るようなところにも使われる仕上げで、キズが目立ちにくいでしょう。
エンボス仕上げ
細かい凹凸がある仕上げです。キズが付くのを防いだり、へこみを目立たなくしたりといったメリットがあります。
ステンレスキッチンの実例をご紹介
ステンレスキッチンのタイプは、様々です。例えば、シンクやワークトップ、キャビネットなど、すべてのパーツにステンレスを使用したオールステンレスのタイプや、シンクやワークトップにステンレスを使用して、キャビネットなどは他の素材を使用したタイプなどが挙げられます。素材の組み合わせや床や壁の色によって、ステンレスキッチンの印象は変わってきます。こちらでは、様々なタイプのおしゃれなステンレスキッチンをみていきましょう。
ダークブラウンとの組み合わせで落ち着いた雰囲気に
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きれいに輝いているステンレスキッチンは、清潔感があります。冷たさを感じさせてしまいがちなステンレスキッチンですが、ブラウンと組み合わせることで温かみと落ち着いた印象を与えるでしょう。
インダストリアルなキッチン
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キャビネットなどにもステンレスを使用した、オールステンレスのキッチンに、タイルの壁やユーズド感のある木材のカウンターを組み合わせています。クールな中にも温かみのある素敵なキッチンですね。
ステンレスとナチュラルなブラウンで清潔感と温かみを
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クールな印象のステンレスに、ナチュラルなブラウンを組み合わせることで、やさしい印象を与えます。くつろぎ空間であるリビングにもなじむ、おしゃれなオープンキッチンです。
ブラックのタイルと合わせて重厚感のあるキッチンに
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水回りの壁やキッチンの床に、ブラックのタイルを敷き詰めています。ステンレスとブラックを組み合わせることで、引き締まった印象を与えます。深みが感じられる、味わいのあるキッチンですね。
まとめ
スタイリッシュな印象のステンレスキッチンは、耐水性や耐熱性があり、さらに汚れやにおいが付きにくいという特徴があります。キズやへこみが気になる場合は、キズなどが目立ちにくい仕上げを表面に施すと良いでしょう。キッチンのリノベーションの際には、おしゃれなステンレスキッチンを検討してみてはいかがですか。
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