読書や執筆、勉強などに最適な書斎。狭いスペースでも、机と本棚があれば書斎を作ることは可能です。しかし、快適な空間にするためには、書斎の壁紙にもこだわりたいものです。
そこで今回は、壁紙で書斎を快適な空間にするコツをまとめました。加えて、壁紙の色の選びかたも紹介します。書斎の設置を検討されている方や、書斎をもっとおしゃれにしたいとお考えの方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
壁紙で書斎を快適な空間にするコツ
書斎の中でも一番スペースを取る壁紙は、書斎の雰囲気を左右させる重要なアイテムのひとつです。作業がしやすい、汚れにくいなどのポイントを押さえておきましょう。
壁紙の色の選びかた
壁紙の色を選択するときには、はじめに書斎の用途について考えておきましょう。例えば、執筆作業をメインにする場合、アイデアが浮かびやすい黄色や青色がおすすめです。一方で読書などを楽しみたい場合には、ベージュや茶色などのリラックス効果のある色がよいでしょう。
書斎におすすめの壁紙の色と効果は以下のとおりです。
目を使う作業や細かい手作業をする方は、暗い色よりも明るい色の壁紙を選ぶと疲れにくいでしょう。茶色の壁紙を使用するときには、薄めの茶色を選ぶことをおすすめします。
また、リビングの一部を書斎として使う方や、押し入れを書斎にリフォームした方の場合、書斎に窓がないことがあります。窓がないと書斎スペースが暗くなるので注意しましょう。可能ならば寒色系の青色や中性色の緑色など、明るめの色の壁紙を選ぶと書斎を明るくできます。
(参考:インテリア・サプリ「書斎の壁紙おすすめ6色と効果的に活用した書斎インテリア厳選30例」)
書斎の壁紙の種類
書斎の壁紙を選ぶときには、壁紙の種類にもこだわりましょう。高級感のある書斎にしたい場合、布壁紙がおすすめです。一方で、消臭機能や調湿機能を持たせたいときには、珪藻土を使用した壁紙がよいでしょう。
おもな壁紙の種類として以下の4つがあります。
(参考:日本エヌティアール株式会社「壁紙選びのポイント」)
壁紙のデザインを選ぶ
壁紙を選ぶときにはデザインにもこだわるとよいでしょう。デザインの良し悪しで書斎の快適性は変わります。おもなデザインとして以下のものがあります。
(参考:Hello Interior「【プロが教える】壁紙で書斎をおしゃれにする方法!モダンもナチュラルも豊富な実例とともに解説」)
書斎の壁紙を選ぶときの注意点
ここでは、壁紙を選ぶときの注意点を紹介します。こだわりの書斎を作るためにも、ぜひ参考にしてください。
機能性のある壁紙を選ぶ
壁紙の中には機能性を持ったものもあります。機能性のある壁紙を書斎に使用すれば、さらに快適な空間に変えられるでしょう。おもな壁紙として以下のものがあります。
・ペット対応の壁紙
・汚れ防止機能の付いた壁紙
・抗菌機能の付いた壁紙
・空気清浄の機能が付いた壁紙
・調湿機能の付いた壁紙
上記の中でも特におすすめなのが、汚れ防止機能の付いた壁紙です。壁紙の表面に薄い透明のフィルムが貼ってあります。汚れ防止機能の付いた壁紙なら、洗剤を使用せずに水拭きだけで壁紙の汚れを落とせるので便利です。
壁紙のサンプルで確認するときの注意点
壁紙を選ぶときにサンプルを比較される方がおられます。サンプルをチェックしておけば、書斎の壁に合わせたときのイメージがしやすいでしょう。
しかし、実際に壁紙を貼ってみたらサンプルよりも明るかったというケースがあるので、注意が必要です。壁紙のサンプルは小さいため、壁紙のサイズになると色合いが強くなるからです。そのため、サンプルを見てから選ぶときには、なるべく大きなサンプルで確かめましょう。
書斎の壁紙の選定が難しいときには業者に相談するのがおすすめ
書斎の壁紙を自分で選ぶのが難しい場合には、業者に依頼するのもおすすめです。壁紙やクロスの施工業者では、壁紙の選定や張り替えなどを行っています。「汚れにくい壁紙を使用したい」、「開放的な書斎にしたい」といった要望も依頼できるのでおすすめです。
また、リノベーションによって新たな書斎を作る場合にも、壁紙の選定に関して業者に尋ねてみましょう。イメージに合った壁紙を用意してもらえます。
まとめ
今回の記事では以下のポイントについて紹介しました。
・書斎の壁紙の色は用途や目的で決めるのがおすすめ
・壁紙の種類をこだわることで書斎の雰囲気を変えられる
・機能性のある壁紙を使用することで快適性がアップする
こだわりのある空間にするためにも、書斎の壁紙を慎重に選びましょう。選定が難しい場合には、業者に依頼するのもおすすめです。