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台所にいるのがもっと楽しくなるリフォーム

台所にいるのがもっと楽しくなるリフォーム

台所は家族の健康を作りだし、さらに元気を維持するためにも重要な拠点です。

台所を快適にするためには、楽しく料理できる空間にするのがいちばんでしょう。台所にいるのが楽しくなるよう、明るく、清潔さを維持し易く、そして動線が料理をする人間に合っていることが大切と言われます。

ここでは、台所をリフォームする時に注意した方がいい点や、費用についてご紹介します。
 

台所を使いやすくするリフォーム

台所にいるのがもっと楽しくなるリフォーム

台所をリフォームする時にまず考えるべき点は、何のためにリフォームをするのかということではないでしょうか。

什器に不具合があるので直したいのか、調理の動線をよくしたいのか、大勢で料理できるようにしたいのか、もちろんキッチンの見た目をよくしたいということもあるでしょう。

リフォームした後に何年、何十年と使う可能性があるので、将来も見据えて何をどうしたいのかを明確にして取り組むことをおすすめします。


何をよくしたい?

あなたはなぜ台所をリフォームしたいのでしょうか。台所をリフォームすることで思い描いているのは、どのような生活でしょうか。何をよくしたいかを明確に思い描くことで、どのようなリフォームが必要かが決まると言われています。

システムキッチンが傷んできたのなら、交換だけでいいかもしれません。調理の動線をよくしたいのなら、ダイニングも含めての改装も視野に入ってきます。あるいは、キッチントレーをひとつ購入すれば解決する問題なのかもしれません。

何となくリフォームしたいと考えるのではなく、具体的にしたいことを決めて、台所の将来を決めましょう。


台所の動線を意識して

台所の使い勝手を本格的に変えたい場合は、台所の什器だけでなく、キッチン全体の配置も含めて考える必要があるようです。

大勢で調理できるようにしたいのであれば、キッチンの背後空間も見直したいですし、向かい合う形でお互いの手元を見ながら調理できるようにしたいというケースもあります。

現在のキッチンの構成のまま変えたい場合なら、システムキッチンの入れ替えだけで済みますが、I型からL型、アイランド型に変える場合はダイニング側の工事も検討すべきでしょう。さらに、水回り、レンジ周りの改装も加わるかもしれません。その結果、コストも嵩むことが予想されます。
 

台所のリフォームにはどれくらいかかるの?

台所にいるのがもっと楽しくなるリフォーム

台所のリフォームは水回りで、さらに高額の什器も多いため、費用もそれなりにかかると言われます。

台所リフォームにかける中心価格は、一般的に100万円~150万円。そして、大きな改装の場合には250万円から500万円くらいかかるケースもあるようです。

コストの差は、什器の入れ替えだけでいいのか、現在の環境を大きく変えなければならないのかによっても変わってきます。

現在の台所の環境をどうしたいのでしょうか。それを変えるために、どれくらいコストをかければいいのでしょうか。

台所のリフォームのコストについて考えていきましょう。


お金がかかるリフォーム

上でも挙げたように、キッチン全体の構成が変わるような改装になるほどコストが高くなるでしょう。

特にI型から対面型に変える場合は、現在のダイニング部分まで改装することになり、台所のリフォームというよりLDKやダイニングキッチン全体を巻き込んでの改装になってしまうので、当然ながらコストは上がっていくと覚えておいてください。

システムキッチンやコンロなどを改装する場合は、リフォームコストは什器自体の価格で決まってくるので把握しやすく、想定と大きくかけ離れることはあまりないとされます。


水周り、コンロ周りの改装

水回りやガス周りに手を入れる場合は、特別な工事が必要になるので、コストがかかりがちです。

これからはガスコンロからIHクッキングヒーターに変更するケースが増えていくと思われますが、家全体をオール電化にする場合は、そちらの費用も考慮しておくべきでしょう。

また、コンロ周りを移動すると、換気システムも移動することとなり、この場合は天井を外すような工事を行う可能性もあります。

特にアイランド型に変える場合は、調理時の油を含んだ煙が室内側にまわるおそれがあるので、換気システムをワンランク上にしなければならず、そのコストも考えておくようにしましょう。


必要性をきちんと考えよう

台所をそこまでコストをかけて改装しても、10年後、20年後に子どもが独立した時に、かえって使いにくくなることもあります。

なぜリフォームしてその部分を直したいのかをよく考えてみてください。5年後、10年後、15年後、…と将来を見据えて考え、リフォームした部分がいつまで有効に使えるかを検討してから、具体的に決めていくことをおすすめします。もしかしたら、10年後には今の形のキッチンの方が使いやすいといったことが起こるかもしれません。

いろいろな角度から考えていくと、当初考えていたプランより、自分たちのニーズにより一層合ったプランが見つかる可能性もあります。

もちろん、十分に考えてそのプランがベストだと思われたなら、自信をもってリフォームに踏み切るべきでしょう。早ければ早いほど、ベストなキッチン環境で長くすごすことができますね。
 

まとめ

台所にいるのがもっと楽しくなるリフォーム

料理好きな人にとっては、台所は家の中で一番に使い易くあってほしいところです。しかし、台所のリフォームを考える時には、いつも料理をする人だけでなく、家族全員で考えてみましょう。

台所は家族にとって、リビングよりも本音を出して話ができる場所でもあると言われます。ここで料理を一緒に作りながら話をすれば、なかなか出しにくい相談ごとも、ポロリと出てきてしまうかもしれません。