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トイレの電球交換はサイズをチェックしてから。

トイレの電球が急に切れてしまったら困りますね。交換用の電球をストックしているご家庭も多いかもしれません。
交換用の電球を用意する時には、しっかり取り付けられて確実に使える電球を選びたいものです。色や明るさ、消費電力など、電球を選ぶ基準はいろいろありますが、確実に使える電球を選ぶためにはサイズが重要とされます。
そこで今回は、トイレに使う電球のサイズについてご紹介していきます。

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E26って何?電球交換では口金のサイズが大事

電球のサイズでまずチェックしたいのが、口金です。口金とは、ネジのようならせん型の溝が付いている部分のことで、電球を照明器具内の電極に接続して電流を流す役割があります。照明器具の電球をねじ込む部分をソケットと呼びますが、ソケットと電球の口金のサイズが合っていないと、電球を取り付けることができません。

口金のサイズは規格化されており、日本の一般住宅で使われている電球の口金サイズは主に3種類で、E26、E17、E11と呼ばれるものです。見分け方を知っていればあまり迷わずに選ぶことができるでしょう。
口金サイズの「E」は、ねじ込み式の電球がエジソン式と呼ばれることから、その頭文字を表しています。Eに続く数字は口金の直径のサイズを表しています。例えば、E26とは、ねじ込み式の口金の直径、つまり太さが26㎜サイズであることを意味します。日本の一般的な住宅で主に使われている電球の口金サイズは、通常、E26であると言われています。ですから、トイレの電球にもE26が使われていることが多いと思ってよいでしょう。
少し小型のE17タイプも、住宅には使われることがあります。E11はハロゲン電球やその代替で使われるLED電球に多いサイズで、住宅ではインテリア用の照明などに使われている場合があります。

参考:LED電球 口金サイズ

電球の口金サイズを確認しよう

電球の口金サイズはE26が一般的とはいえ、もし違っていたら取り付けられないので、電球を購入する前に正しいサイズを調べておきたいところです。電球の口金サイズを調べるには、それまで使っていた電球を確認する方法が手軽で、確実でもあります。トイレの電気を消して電球を取り外して見てみましょう。口金に文字が彫り込まれていたり、ガラスの部分に印刷されていたりすることが多いようです。口金サイズそのものは記載が無くても型番が分かれば、そこから商品情報を検索する方法もあります。

文字がかすれてしまって読み取れなかったり、電球本体の情報から検索しても分からなかったりする場合には、照明器具のほうに記載が無いか、見てみましょう。もし、照明器具の商品の説明書などがあれば参考になるでしょう。
電球本体からも、照明器具からも、口金サイズが特定できない場合には、電球そのものを売り場に持って行くと交換するべき電球を探しやすくなります。商品見本と比べたり、店員に頼んで同じサイズのものを探してもらったりすることもできるでしょう。

使っている電球を実際に測ってサイズを調べることもできます。ご家庭にある定規や裁縫用のメジャーなどを電球の口金にあてて測ってみましょう。トイレの電球は、ほとんどの場合、E26の26㎜か、E17の17㎜か、どちらに近いのかわかれば十分なので、正確な数字にならなくても、必要な電球の口金サイズを判断できるでしょう。

ダウンライトやシェードがあるなら電球各所のサイズや形状もチェック

トイレの照明は、インテリアコーディネートの際にも雰囲気づくりに関わってくるので、照明器具選びにこだわりを持って整える場合もあるでしょう。ペンダントライトや壁付きのブラケットライトを使用していたり、電球交換可能なダウンライトを使っている場合には、交換用の電球を用意する必要もあります。

電球本体も、量販店で手軽に購入できるものだけでなく、装飾性の高いおしゃれなものをトイレの照明に取り入れることがあるかもしれません。お気に入りの照明器具と、合わせて選んだ電球を組み合わせてみたら、なんだかバランスがおかしいかも、なんてことにならないよう、口金以外のサイズも調べておくと安心です。
例えば、丸い球形の電球を使いたい場合に、口金はサイズがあっていても、本体の直径が大きすぎてシェードにぶつかってしまいはまらない、なんてことがあるかもしれません。壁付きシャンデリアに繊細な細長いデザインの電球を取り付けてみたら、長すぎて飛び出してしまったり短すぎて暗く感じてしまったり、ということもあり得ますね。

ダウンライトでは、ソケットが横向きや斜めについていることもあるので、一般的な形状の電球でも下向き取付タイプだとうまくはめ込めない可能性もあります。取り付けたい照明器具に合わせて、電球全体の長さや、本体の太さといったサイズも、確認しておくことをおすすめします。

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まとめ

トイレの電球は、E26の口金サイズであることが多いですが、交換前に念のため確認しておくとよいでしょう。シェードがある照明器具やダウンライトの場合には、口金以外にも、電球の形状が照明器具に合っているのかなど、ポイントとなるサイズを確認しておくと、さらに安心です。