リノベーションの中で気になるのは、自分の資金でどこまで実現できるかでしょう。
コストパフォーマンスの高い事例の中には、CDやVEのヒントが詰まっています。今回は、実例をとともに300~600万円台のリノベーションをご紹介します。
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もくじ
No.1 リノベ済×「やりたいとこだけ」再リノベ!色使いで大変身の2LDK→1LDK
ご紹介する Sさん邸は、「やりたい部分だけ」をアップグレードする自宅リノベです。フルリノベ済の物件を購入したので、既存のものを活かしながら、リビングなど居心地にこだわりたい部分だけをリノベーションしました。
ポイントは、色使いとちょい足し収納です。物件探しからこだわった点について伺いました。
■リノベ費用:約350万円(購入当時:築35年)
■ひとり暮らし|53.13m2|2LDK→1LDK
お家の中の、”好きな場所3つ”:BEST1【キッチン】
レイアウトは変えず、食器棚とアクセントクロスを加えました。
ここは朝日が入ってくるので、健康的・自然なイメージでアクセントクロスをグリーンにしました。
お家の中の、”好きな場所3つ”:BEST2【寝室】
アクセントクロスは、ぐっすり寝られるように落ち着くブルーです。取り入れる方が多い色です。すぐに取り出せる収納が目の前にあると、身支度も時短になるでしょう。
お家の中の、”好きな場所3つ”:BEST3【リビング】
ダイニングとの間にあった壁をとって全部リビングにしました。ピンクのアクセントクロスが空間に華を添えています。
No.2 リノベ済物件のすごいプチリノベBefore/After
「設備はそのままで、内装だけ自分好みにしたい!」
中古物件を探していると、リノベ(リフォーム)済の物件に出会うことがあります。設備はキレイで変えるのももったいない、コストもかかる、そんな時にオススメしたいのが、この「プチリノベ」です。
■リノベ費用:約500万円
配色と建具で生まれ変わった開放感大のLDK
LDは、壁・床・照明を変えて、テレビボードとダイニングテーブルを作りました。間取りは変えていません。
部分ごとに変えてスタイリッシュなキッチンに
ちょっと手を加えただけで、グッとオシャレなキッチンに生まれ変わりました。ペンダントライトも今回新たに加えた一つです。
床壁を変えて全く違う雰囲気になった寝室と仕事部屋
ご主人様の仕事部屋も床を変え、デスク横の壁に固定棚を設置しました。ちょっとした棚があるだけで、使い勝手もグンと良くなります。
No.3 【リノベ|インタビュー】300万円台の自宅リノベ。大人隠れ家的「チリムーロ」なLDKづくり
ご紹介するIさんファミリーは、リノベ済物件を購入し、LDKのみポイントリノベしました。活かせるものは活かしつつ、変えたいところだけを自分好みにするという、新しいリノベのカタチで、実はコスパも◎なスタイルです。
リノベ済物件をあえてリノベーションしたのは?
LDが狭かったので、再度リノベーションしました。キッチンの正面にあった5.6帖の洋室をなくしてLDに取り込み、広くしました。リノベーションはこのLDKのみです。
アイランドキッチンの代わりに取り入れた造作カウンター
洋室をなくしてLDを広くした分、全体を見渡せるようにカウンターを造りました。ここにも、足りない分だけ加えるというアイデアで無駄な出費を抑え、コストバランスをとっています。
大量の本をしまえる造作本棚
仕事関係の本を大量に持っているので、この量が収まる書棚をオーダーしました。
化粧梁・床と統一した木の本棚は、存在感抜群! ここまで大きいと室内のアクセントになります。
No.4 テレワーカー必見。独立&在宅ワークを快適にする私のリノベ
今回ご紹介する Kさん邸は、35.31m2とコンパクトです。もとの間取りを活かしつつ、収納や自分の“好き”を加えて、理想の住まいを叶えました。働き方が変化してきた中で、独立を視野に入れた在宅ワーク時の使いやすさや快適性を追求したリノベーションです。
■リノベ費用:約620万円
■ひとり暮らし|35.31m2|1DK→1DK
Befor/After
上Befor/下After
暮らしを彩るマイベスト空間ベスト3:BEST 1【リビング/寝室】
リノベーションでしたかったのがブルーグリーンを取り入れることでした。在宅ワークで一日のうち、長く過ごす場所なので色にもこだわりました。自分が好きな色味を取り入れて、心地よく過ごせるようになりました。
暮らしを彩るマイベスト空間ベスト3:BEST2【トイレ】
自慢は手洗い器で、ピンクゴールドの蛇口がポイントです。他にも色があったのですが、せっかくなので、あまりない色を選びました。
暮らしを彩るマイベスト空間ベスト3:BEST3【浴室】
もとから入っていた浴槽よりも大きいサイズの浴槽に変えました。ゆっくり浸かれて疲れを癒せる空間です。洗面室は、入り口を少し斜めにしました。ゆとりが生まれ、広さを感じさせる小ワザです。
No.5 【リノベ|インタビュー】築古中古は「管理を買う」のが正解。2LDK→大胆1Rへ。ポイントはプチロフトに
今回ご紹介するIさんご夫婦は、広いLDKと収納力を実現しました。約52m2と、限られた空間にプチロフトや、キッチン&玄関双方からアクセスできるウォークスルークロゼットなど、参考にしたい見所が満載です。
■リノベ費用:約600万円
■52.91m2|築48年(購入時)
■ご夫婦
Befor/After
上Befor/下After
ライフスタイルを叶えた収納兼ロフト
リビング収納の上にあります。階段を作ってロフトにしました。収納が足りないとなり、相談しました。すると、ロフトにして下を収納にするこの形を提案してもらいました。
寝室という寝るだけの場所として、そこに高さを求めなければ、その下に新たな空間を作ることができます。上部の壁は天井までつながっていないのも、リビングの開放感につながっています。
光を取り込み、全体を見渡せる対面式キッチン
リビング全体に光が取り込めるようにしたく、またキッチンに窓が欲しかったので、部屋をなくしてキッチンを移動しました。
まとめ
「お金は掛けられない」「でもできる限り理想の住まいが欲しい」
そんな理想を叶えられそうな300~600万円台のリノベーションをご紹介しました。
自分好みに、一部だけ再リノベーションという手法も良いでしょう。迷われている方は、ぜひご参考にしてみてください。
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参考記事
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