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寝室にウォークスルークローゼットを設置するときのポイント

快適な住まいを実現するためには収納スペースの確保が重要な点のひとつです。洋服や寝具をしまう方法としてクローゼットの活用が挙げられますが、使い勝手を考えるならウォークスルークローゼットもおすすめです。

そこで今回の記事では寝室にウォークスルークローゼットを設置するメリットや、設置のポイントを詳しく紹介します。住宅のリフォームやリノベーションをお考えの方や、収納スペースを増やしたい方はこの記事を参考にしてください。

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寝室にウォークスルークローゼットを設置するメリット

ウォークスルークローゼットを活用するには、どこに何の目的で設置するのかの検討が重要とされます。ここでは、寝室に設置するメリットを3つ紹介しますので、リフォームやリノベーションをする際の参考にしてください。

衣類を1カ所にまとめられる

通常のクローゼットの場合には、収納量に限りがある場合がほとんどです。1人暮らしの場合はクローゼットで十分な場合もありますが、夫婦や家族で暮らす場合には複数のクローゼットを設置しなければならないケースもあるでしょう。ウォークスルークローゼットを作れば、全ての衣類を1カ所にまとめられるので便利と言われます。洗濯物を片付けるときもクローゼットごとに分ける必要がないので、時間の短縮にもなるでしょう。

スムーズな着替えも可能

クローゼットを使用する主なタイミングは、起床後や就寝前、外出前や帰宅後です。寝室から離れた位置にウォークスルークローゼットを設置すると、通勤や通学前の準備をするために移動しなければなりません。また、リビングでくつろいだ後にパジャマに着替えるときも面倒に感じるでしょう。寝室にウォークスルークローゼットを設置すれば、起床後や就寝前の動きもスムーズになりそうです。時間の短縮にもつながり、朝の忙しい時間帯にも余裕が生まれるかもしれませんね。

プライバシーを保てる

ウォークスルークローゼットのメリットのひとつは、クローゼット内で着替えられることです。無駄な動きがなくなるので、スムーズに着替えられるでしょう。ただし、設置場所によっては部屋を移動する度にクローゼットを通らなければならず、プライバシーを保ちにくくなることも。設置場所には十分に配慮してください。

人目を気にすることが少ない寝室にウォークスルークローゼットを設置すれば、外からの視線を感じることなく着替えもできます。プライバシーを保って安心できるスペースにするためにも、寝室への設置も検討しましょう。

寝室にウォークスルークローゼットを設置するデメリット

寝室への設置にはデメリットもあるので注意しましょう。1つ目のデメリットとして、寝室が家族ごとに分かれている場合に、使いにくくなる点があげられます。夫婦二人暮らしの場合は寝室が1つというケースが多いので便利に使えますが、家族で暮らしている場合には寝室が分かれているご家庭も多いです。どの寝室に設置するのかを慎重に決めるようにしましょう。

2つ目のデメリットは洗面所からの距離から遠くなることが考えられます。入浴前や入浴後に着替える際には移動しなければならず、面倒に感じる方もいるでしょう。特に寝室を2階、浴室を1階に設置している場合は、着替えの度に階段を使わなければなりません。ウォークスルークローゼットを寝室に作る場合には、使い勝手が向上するのかを確かめてから決定するとよいでしょう。

ウォークスルークローゼットを作る際のポイント

クローゼットは広ければよいというわけではありません。広すぎると物があふれることもあり、かえって使いづらくなったという例もあります。ここでは、ウォークスルークローゼットを作る際のポイントを3つ紹介します。前もってチェックをしてから設置を検討しましょう。

何を収納するのかを決めておく

イメージだけでウォークスルークローゼットを作ると、スペースが余ってしまったり、あるいは納まりきれなくなったりといった事態も予想されます。今ある衣類だけを収納するのか、他の物も収納したいのかを決めておくと適切なスペース把握にも役立ちます。ギチギチとしたクローゼットではなく、余裕を持った作りになっているのが理想的とされます。

空気の流れをチェックする

部屋に湿気がこもっているとカビが発生しがちです。カビが繁殖すると生地から色が抜けることもあるので、適切な換気を心掛けましょう。クローゼットに窓が付いていると、こまめに換気ができるので便利です。但し、衣類に太陽光が直接当たると、紫外線で傷んでしまう場合もあります。直射日光が当たらないような設置を心がけましょう。

ハンガーの数を決めておく

パイプハンガーをクローゼットに設置する場合には、ハンガーの数を前もって決めておきましょう。大量の洋服をパイプハンガーに吊すと、取り出しにくくなり、かえって不便さも感じます。ハンガーの数を決めておくと、パイプハンガーに隙間が生まれるので使い勝手も向上します。

まとめ

寝室をウォークスルークローゼットに設置すると、スムーズな着替えも可能になります。衣類を1カ所にまとめられるので、スッキリとした部屋に変えられるでしょう。ウォークスルークローゼットを設置する際には、何を収納するのかを決めておくと整理整頓がよりしやすくなります。

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