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迷わず指名買い!これがリクシルのおすすめアイテム

迷わず指名買い!これがリクシルのおすすめアイテム

おしゃれなキッチンを入れたいとか、どんな壁紙にしようとか。リノベーションの構想を練るのは楽しいものですね。しかし実際にアイテムを選ぶとなると、その選択肢の多さにクラクラし、カタログの数やボリュームに圧倒されます。「せめてメーカーだけでも絞ることができたら……」と思いませんか?

 そこで今回は、大手住宅設備メーカー「リクシル(LIXIL)」を取り上げ、おすすめのアイテムをご紹介していきます。

そうそうなるメンバーをそろえたリクシル

住宅設備・建材のメーカー5社が統合した、リクシルの設立は2011年でした。INAX、サンウエーブ、トステム、新日軽、東洋エクステリアとそうそうたるものです。

リクシルの強みは、統合した5社の特徴を引き継いでいる点です。水周りやキッチン、アルミサッシ、エクステリアの各ジャンルで、他社には負けない魅力的なアイテムをラインナップしています。
 

INAXだけでなく海外ブランドもそろう水周り

TOTOと勢力を二分する水周りメーカーでした「INAX(イナックス)」は、現在リクシルのブランドです。主力製品はトイレなのですが、少ない水でも流すことができる技術と、高いデザイン性、省スペース性には定評があるところです。看板シリーズの「サティス(SATIS)」はチェックすべきでしょう。

INAXは、焼き物メーカーとしても定評があり、内外装材のタイルで幅広いアイテムを持っています。床や水回りでタイルを使ったリノベーションを考えているなら、こちらも要チェックです。

また近年、リクシルは、ドイツ「グローエ(GROHE)」やアメリカ「アメリカンスタンダード」などの海外企業を傘下に収めることで、水回りアイテムをますます充実させています。日本のメーカーにはないデザインに興味があるなら、こちらも見てみましょう。

日本のキッチンの先駆けだったサンウエーブ

迷わず指名買い!これがリクシルのおすすめアイテム

ステンレスシンクを日本で最初に販売した「サンウエーブ」も、リクシルのブランドの一つです。キッチンを牽引してきた存在だけに、メーカーHPによると現在国内シェアはトップ。リノベーションのジャンルではことさらに強いといいますから、キッチンを新しくしたいなら見逃すことはできません。
出典:LIXIL
https://www.lixil.com/jp/business/kitchen.html
 
中でもおすすめのアイテムは、広くはない日本の住宅事情を反映したコンパクトキッチン「Tio(ティオ)」シリーズです。90cmの狭い間口から対応できるというバリエーションの豊富さやステンレス使いの美しさは必見です。
出典:LIXIL 商品ラインナップ ティオ
https://www.lixil.co.jp/lineup/kitchen/tio/
 
また収納や排水口、レンジフード、水栓などにほどこされた細やかな心遣いは、日本メーカーならではのものです。インポート物のキッチンは、デザインのカッコよさで人気ですが、サイズや使いやすさを考えると日本製キッチン、そしてリクシル・サンウエーブなのです。

高い快適性を求めるならばリクシルの窓・サッシ

リノベーションは、間取りやインテリアばかりを考えがちですが、窓・サッシも忘れてはいけません。高断熱・高気密、居心地の良い空間を求めているならば、窓・サッシのリノベーションは必須なのです。

そのためには、窓を室内側から追加して二重窓にする方法が、コストパフォーマンス・工期ともに優れています。リクシルを指名買いすべきなのは、「インプラスウッド」シリーズです。断熱性に優れた樹脂サッシであり、木製のようなデザインと質感、金属製のようなタフさをあわせもっています。

 室内を快適、かつ、おしゃれにリノベーションしたいなら、トステムのブランドで販売されているリクシルの窓・サッシをぜひチェックしてください。

たとえばカーポートもリクシルを指名買い

リクシルの注目アイテムを見てきましたが、忘れていけないのがリクシル傘下に集まった5大企業の一つである「東洋エクステリア(TOEX)」です。現在は社名こそ残っていませんが、カーポートなどリクシルの優れたエクステリアアイテムは、1974年設立の老舗DNAを受け継ぐものです。

 リクシルのカーポートに共通するのは、デザイン性の高さです。カラーバリエーションが豊富な「カーポートSC」シリーズや、耐雪型なのに軽やかなデザインを持つ「ソルディポート」シリーズなど、どれも出色のデザインを持っています。

まとめ

迷わず指名買い!これがリクシルのおすすめアイテム

いかがでしょうか?日本の住宅設備・建材のメーカー大手5社で設立したリクシルだけに、どのジャンルでも指名買いしたくなる魅力的なアイテムがそろっています。あわせてリクシルが優れているのは、日本全国にあるショールームで現物を確かめることができます。しかも、数多くのアイテムをワンストップでチェックできるところです。

リノベーションというと、ついインテリア雑誌などに取り上げられる海外メーカーのものにひかれますが、リクシルも忘れてはいけません。