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「切削(せっさく)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

誰でもわかるリノベ用語集449

■切削(せっさく)

「切削」とは「せっさく」と読みます。「切削」とは工具を使って切り削ることです。金属、木材、プラスチックなどを加工する際に用いる方法で、欲しい寸法や形状にしたいときに使用します。切削にはさまざまな方法があり、穴あけ、中ぐり、フライス削り、平削りなどがあります。

各辞書・辞典からの解説

「切削」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。

(1)「デジタル大辞泉」より

「デジタル大辞泉」において「切削」とは、「金属などを切り削ること。」となっています。

(2)「精選版 日本国語大辞典」より

「精選版 日本国語大辞典」において「切削」とは、「金属などを切り削ること。」となっています。

意味は「デジタル大辞泉」とほぼ同様です。

(3)「世界大百科事典」より

「世界大百科事典」において「切削」とは、以下のような文章で説明がされています。

「広義には素材よりも硬い物質でできている工具を通して機械的力を作用させ,素材を局部的に変形,破砕,分離してくずとして除去しながら所要の形状,寸法,表面粗さをもつ製品を作り出す加工法をいう。工具は,身近ではいわゆる刃物のほか,のこぎり,きり,やすりなどがあり,また機械工場などで用いられるものには,バイト,フライス,ドリル,ブローチなどの,力を作用させる部分(刃形)の形状が正確に決定しているもの以外にも,研削盤のといしのと粒のように形状が不定のものや,みがき砂のように固定されていないものもある。」

(1)~(3)を合わせてみると、リフォーム、リノベーションにおいて「切削」とは、「切り削る」ことであるとおわかり頂けたと思います。