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「ハイサッシ」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

誰でもわかるリノベ用語集634

■ハイサッシ

「ハイサッシ」とは「はいさっし」と読みます。「ハイサッシ」とは、天井近くまでの高さがあるサッシのことです。一般的に家族が集まるリビングに設置されています。また、通常のサッシの高さは1.8mほどですが、ハイサッシの場合は2.1mまであります。

ハイサッシの主なメリットは採光です。基本的に住宅は窓を取り付けることで、太陽の光を部屋の中に取り込めます。通常のサッシでも採光は可能ですが、ハイサッシならより多くの光を取り込めます。冬場などの季節でも採光できるので、照明などの電気代を節約できるでしょう。

ハイサッシの別のメリットは通風です。窓を開けると、外からの空気を室内に取り込むことができます。夏場でも、風が送り込むことで室内を快適な状態に保てるでしょう。通常のサッシでも通風は可能ですが、ハイサッシなら多くの風を取り込めます。

ハイサッシのもうひとつのメリットは眺望です。ハイサッシの方が通常のサッシよりもサイズが大きいので、海や山の景色を楽しめるでしょう。

一方で、ハイサッシにはデメリットもあります。地震などの災害が起きたとき、窓が割れてケガをする危険性が高まります。最近では衝撃に強いガラスも販売されていますが、一般のサッシに比べると強度は落ちるでしょう。

ハイサッシの別のデメリットは、一般的なカーテンが取り付けられないことです。丈の長いカーテンを用意しなければならず、通常のカーテンよりも費用がかかる場合もあるでしょう。

(参考:マンションジャーナル「ハイサッシのメリット・デメリット」