誰でもわかるリノベ用語集651
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■塩害(えんがい)
「塩害」とは「えんがい」と読みます。誤った読み方として「しおがい」と言われることがありますが、正しくありません。
「塩害」とは塩分に起因する害の総称のことです。海沿いの地域では海水に含まれている塩分により、植物が枯れたり鉄筋が腐敗するなどの影響を受けることがあります。水が引いた場合でも塩分だけが残ることもあるため、しっかりとした対策が必要です。
各辞書・辞典からの解説
「塩害」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「デジタル大辞泉」より
「デジタル大辞泉」において「塩害」とは、「高潮による海水の浸入や、塩分を多量に含む風、あるいは、干魃(かんばつ)などで土壌中の塩分濃度が高まることで起こる災害。植物が枯れたり、送電線の絶縁不良による事故が起きたりする。」となっています。
(2)「精選版 日本国語大辞典」より
「精選版 日本国語大辞典」において「ビーム」とは、「高潮などによる海水の浸入、または塩分を多量に含んだ強風によって、農作物、果樹その他の植物や送電線などが受ける害。」となっています。
意味は「デジタル大辞泉」とほぼ同様です。
(1)~(2)を合わせてみると、リフォーム、リノベーションにおいて「塩害」とは、「塩分濃度が高まることで起こる害」のことであるとおわかり頂けたと思います。
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