誰でもわかるリノベ用語集665
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■分かれ(わかれ)
「分かれ」とは「わかれ」と読みます。分かれとは不動産売買における仲介手数料の配分のことです。分かれの場合、元付業者については不動産の売主から仲介手数料を受け取り、客付け業者については不動産の買主から仲介手数料を受け取ります。地域によっては「片手」という言葉が使われるときもありますが、意味は同じです。
不動産契約においては手数料が発生するケースがあります。特に不動産の購入や売却の際には、不動産仲介業者が希望者の代わりに売主や買主を探すので仲介手数料が発生しやすいのです。一般的に物件の所有者のことを元付け、物件の売却や購入を希望している人のことを客付けと呼びます。
不動産業界では分かれの他に両手という言葉があります。両手とは1社の不動産会社売主と買主から仲介手数料を受け取ることです。売主から売却の依頼を受けた業者が、自ら買主を見つけた場合には売主と買主から仲介手数料を受け取れます。両手の手とは体の器官ではなく、手数料を指しているのです。
分かれの場合は売主か買主のどちらかのみ手数料の徴収が可能なので、分かれや片手という言葉が使われています。
分かれや両手になった場合、仲介手数料の確認が必要です。仲介手数料の上限は法律で定められており、200万円以下の場合には売買価格の5%と消費税、200万円を超える場合には売買価格の4%と消費税、400万円を超える場合には3%と消費税となっています。
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