誰でもわかるリノベ用語集676
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■基準階面積(きじゅんかいめんせき)
「基準階面積」とは、「きじゅんかいめんせき」と読みます。「基準階面積」とは、最も一般的にレイアウトされた階の面積のことです。基準間面積は、主に中層階の建物で利用します。
例えば、7階建てのビルの場合には3~5階の1フロアの賃貸借面積を基準階面積とします。6階や7階などの上層階では日照権の関係により、他のフロアよりも面積が狭められている場合があります。
一方で、1階や2階については吹き抜けやエントランスホールなどを設置している場合があり、他のフロアと比較するとレイアウトが異なっている可能性が高いでしょう。正しい基準階面積を出すには、中層階のフロアを使って算出するのです。
基準階面積が分かると、部屋を売却する際や賃貸として貸し出す場合のレイアウトを把握できます。例えば、基準階面積が30坪の建物で、30坪の部屋を賃貸として提供する場合、建物の1フロアを貸し出す予定であると分かるでしょう。
また、基準階面積が40坪の建物で、20坪の部屋を売却予定の場合、建物のフロアの半分を売却予定であると理解できます。
不動産情報では建物の面積に関する単語を用います。建築面積とは、建物の真上から見たときの外周で求めた面積のことです。一般的には1階部分が建築面積に該当します。
土地面積とは、真上から土地を見たときの投影面のことです。斜面にある土地については、実際の面積よりも小さく算出されることもあるでしょう。不動産情報の内容を確認するさいには、面積の詳細を知る必要があります。
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