誰でもわかるリノベ用語集741
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■フリーボード
「フリーボード」とは、小さな木材を接着剤でつなぎ合わせた人工の木材のことです。品質が安定している、さまざまな用途に使用できるというなどのメリットがあり、多くのハウスメーカーや工務店などで使用されています。
フリーボードはさまざまな木材が使われます。木材によって扱いやすさが異なるため、使用の際には特徴を理解しておくとよいでしょう。フリーボードで用いられる主な木材には以下のものがあります。
・メルクシパイン
メルクシパインとはインドネシアをはじめ、東南アジアに生息している針葉樹のことです。白っぽい色から赤みがかった色などがあり、独特の光沢を持っています。加工がしやすいという特徴があり、さまざまな用途に使われます。一方でヤニが多いため、塗装には注意が必要です。
・ラジアータパイン
ラジアータパインとはマツ科マツ属の樹木で、ニュージーランドなどに生息しています。成長が早く、柔らかい加工が得意という特徴があります、一方で耐久性は劣るため、使用場所によっては合わないこともあるでしょう。
フリーボードを購入する際にはサイズのチェックが必要です。また、表面に傷が付いていることもあるため、前もって確認しておくのがよいでしょう。また、反りが強すぎるフリーボードは加工に時間や手間がかかるというデメリットがあるため、避けた方が無難です。
フリーボードは加工がしやすいという特徴がありますが、一方で水に弱いタイプがあるので注意が必要です。塗装をする予定の場合は、水に強い素材なのかをチェックするとよいでしょう。
(参考:TOSHU「集成材・フリー板の特徴や用途を理解しよう!」)
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