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「住宅ローン減税(じゅうたくろーんげんぜい)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

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■住宅ローン減税(じゅうたくろーんげんぜい)

「住宅ローン減税」とは、住宅ローンを利用して、住宅を新築・購入・増改築(リフォーム)した場合に受けられる「住宅ローン控除」のことです。入居した年から10年間、または13年間、各年の住宅ローンの年末支払い残高に応じて所得税額から一定額が控除される制度になっています。正式には「住宅借入金等特別控除」といい、場合によって「住宅ローン控除」と言われることもあります。

住宅ローン控除を受けるためには「確定申告」を行う必要があるので忘れないように注意しましょう。

また、必ずしも全員が控除を受けられるというわけではなく、「取得する住宅の登記簿上の床面積が50m2以上(2023年までに建築確認を受けた新築住宅は40 m2以上。ただし所得要件は1000万円以下)」「1982年以降に建築された住宅(新耐震基準適合住宅)であること」など、一定の要件を満たす必要があります。

各辞書・辞典からの解説

「住宅ローン減税」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。

(1)「デジタル大辞泉」より

「デジタル大辞泉」において「住宅ローン減税」とは「住宅ローンなどを利用して住宅を購入・新築または増改築したとき、一定の要件を満たせば、年末時点のローン残高に応じて、所得税が控除される制度。住宅借入金等特別控除。」と説明されています。

(2)「家とインテリアの用語がわかる辞典」より

「家とインテリアの用語がわかる辞典」において「住宅ローン減税」とは「住宅購入や新築、増改築にともない住宅ローンを利用した場合、一定の要件を満たすと、借入金の残高に応じて所得税から一定額が控除される制度。」と説明されています。

(3)「リフォーム用語集」より

「リフォーム用語集」において「住宅ローン減税」とは、「住宅ローンなどを利用してマイホームの新築・購入・増改築などをした場合、一定の要件に適合すれば、そこに居住した年から15年間は住宅借入金等特別控除を受けることができ、15年間の合計で最大587万5千円の所得税が軽減される。」と説明されています。

ただし、この金額等はリフォーム用語集が作成された時点での値となっており、場合によっては特例や追加、修正、変更などの措置などが取られることがあるため注意してください。また、実際には収入やローン残高などの様々な条件をもとに金額等が決定されるので、どのくらいの控除が受けられるかはそれぞれの状況によって変わってきます。住宅ローン減税を利用する際には、適用条件や金額、ルールなどを市役所などで確認しておくことが望ましいでしょう。

以上より、「住宅ローン減税」とは「住宅ローンなどを利用して住宅を購入・新築・増改築(リフォーム)などした際に、そのローン残高に応じてその年の所得税の額から一定額が差し引かれる減税措置」のことであると分かります。

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