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「面材(めんざい)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

 

誰でもわかるリノベ用語集827

■面材(めんざい)

「面材(めんざい)」とは、一般的に板状の材料のことをいい、漢字の意味からも分かる通り、床、壁、天井のような「面」を作る「材料」を指すときに用いられる用語です。柱などに使われる角材、軸材と比較すると形状の違いが分かりやすいでしょう。

主な面材には、べニヤ板や合板、繊維板のような板状、パネル状の材料があります。システムキッチンや洗面化粧台の扉の表面など、住宅設備の板状の部分も面材に含まれるとされます。

面材は、内装だけでなく、住宅などの建物を支えるうえで重要な構造部分にも使われています。建築物において「面」はとても重要で、壁面全体で建築物にかかる力を受け止めるようにする工法を、面材工法と言います。面材工法は壁面全体で地震力や風圧力を受け止め、その力をバランスよく分散し、力が軸の接合部へ集中することを防ぎます。あらゆる方向の力に対して均等に受け止めるため、高い耐震性を確保できます。

建物にかかる力を支えるための面材には、コンクリート用型枠用パネル(コンパネ)や構造用合板などがあります。

(参考:東建コーポレーション株式会社「面材(メンザイ)」)

 

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