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「建具(たてぐ)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

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■建具(たてぐ)

建具(たてぐ)とは、住宅などで開口部に取り付けて空間を仕切るもので、可動部があって開閉できるものです。部屋と部屋の仕切りとなるドアや、和室の襖、障子、住宅外部への開口部に取り付ける窓などが含まれます。また、それらを取り付ける枠も建具の一部となります。

リフォームやリノベーションで建具を選ぶときには、開閉の仕方や材質、デザインや機能性などがポイントになるでしょう。特に、ドアなどでは開閉の仕方を十分に検討しましょう。建具を取り付ける場所の使いやすさや、家具の配置、住宅内での動線にも関わってきます。

材質やデザイン、カラーなどは、インテリアの雰囲気に合わせて選ぶと、空間に統一感やリズム感を持たせた演出の一助になるでしょう。壁や天井と同系色で揃えるだけでなく、建具にアクセントカラーを使って変化を加えるというテクニックもあります。

窓や玄関ドアなど、外壁面に設置される外部建具と呼ばれるグループでは、機能性についても十分に情報を集め検討しましょう。断熱性や気密性が高い建具に変えれば、屋内空間の快適さを向上させる効果が期待できます。室内ドアでも、湿気を逃すルーバーがあるもの、ガラス窓をはめ込んで反対側を見通せるもの、ペット用の出入り口が付いたものなど、便利な機能を持ったものがあります。

建具はDIYで好みにリフォームすることもできます。ドアでは、好みの色やトーンに塗装したり、ドアノブなどのパーツを好みのものに交換したり、また、ドア本体をDIYで交換することも条件が合えば可能です。 また、和室の障子や襖が使いづらいと感じるならば、カーテンやロールスクリーンに置き換えるリフォームをDIYでする方法もあります。

 

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