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土間のある暮らし方・作り方

土間のある暮らし方・作り方

ネットや雑誌などでガレージや土間収納を見ると「泥がついたままの荷物を収納できてよかった」「自転車を整備するところがあって助かる」「雨の日、外で作業しないで済む」など良い意見がたくさんありますね。

住まいに土間を取り入れた人はどういう風に使っているか。取り入れた理由はどういったものか。土間を住まいに取り入れたいけど家族にどうやって説明しようかなど、気になるところはたくさんあります。

今回は土間のある暮らしと題して、実際に暮らしぶりを見ていきたいと思います。

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土間は実際に使いやすいの?

土間を作った人はどういう生活をしているでしょうか?日々の暮らしの中でどういう使い方をしているかは気になるところです。

土間の使い方

「土間」には様々な使用方法があります。

よくある使い方としては自転車やベビーカー置き場として使用するケースです。また日曜大工等DIYの作業場所として活用されている方も多いようです。テーブルや椅子を置いて来客の応接スペースのように使用されることもあります。

使い方はそれぞれですが、使い勝手の良い空間と言えます。

そもそも「土間」とは?

そもそも土間とは何なのでしょうか。

「土間」とは、「家の中にある床を張らない地面のままの場所」のことを言います。「三和土たたき」にしたる場所もあります。

歌舞伎においては舞台正面の一階見物席のことを土間といいます。

(「土間」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

簡単にいうと、玄関の床面から一段下がった場所のことで、伝統的な日本家屋でも活用されてきた空間です。昔は家の中に入るとまず、土のままの土間という空間があり、そこでかまどを使った料理や、農具の修理をしていました。そしてそこから一段上がったところが部屋となっていました。

現在では石やタイルを張ったものやコンクリートで固めた土間が主流です。土足で歩くこともでき、間取りによってはリビングの延長のようにして使うこともできます。家の中にありながら外のような不思議な感覚を生み出してくれる空間なのです。

住まいの中の似た場所との違い

一軒家には土間と似た特徴を持つ空間があります。違いを確認してみましょう。

まずはビルトインガレージです。ビルトインガレージとは住宅の1階の一部分にガレージを取り入れたもののことです。シャッターで出口を閉じることはできますので、雨が降ってもそこでDIYや機械いじりができます。土足で歩け、DIY等の作業もできるという点では「土間」と同じですが、「土間」はもっとリビングや室内空間と一体として使用することが想定されています。

また、用途が似ている空間として「サンルーム」もあげられます。多くのサンルームは壁、天所ともにガラス張りになっているため日光もよく入り、土間と同じように室内にいながら外部空間のように感じられるでしょう。しかし土間は玄関の延長として設置されることが多いのに対し、サンルームは通常、玄関から離れたリビングや部屋に設置されます。土間のように土足のまま使用するということはサンルームには想定されていません。

土間の活用方法

実際に土間はどのように活用できるでしょうか。ここでは、おすすめの3つの方法をご紹介します。

1つめはアウトドアグッズや自転車、ベビーカーを置くスペースとすることです。大切なものは室内保管したいですが、部屋で保管しようとすると部屋がすっきりしません。そこで土間の出番です。土間に保管すれば、外に持ち出したいときは簡単に取り出せますし、部屋の中もすっきりします。

2つめは趣味を楽しむスペースとしての活用です。土間は簡単に水で掃除できるので汚れを気にする必要はありません。陶芸をしたり、絵をかいたり、時にはDIYしたりと汚れや天候も気にせずに趣味に没頭できます。

3つめは応接スペースとして使うことができます。土間にシンプルでセンスの良いテーブルと椅子を設置すれば、あたかもカフェのようなコミュニケーション空間に!ちょっとした来客があった時、来客は土間で靴を履いたままリラックスして会話を楽しむことができます。

土間の仕上げ方法

次に、土間の仕上げ方法について解説します。仕上げには一般的に以下の3つの方法があります。

  • コンクリート(モルタル)
    モルタルは比較的安価で、ひび割れやキズができても、それが味わいとなり目立ちにくいというメリットがありますが、仕上がりの良さは職人さんの腕に左右されます。

  • タイル
    今はタイルの方が一般的かもしれません。コンクリート(モルタル)より高級感があり、掃除がしやすいというメリットがあります。

  • 石張り
    石張りもオススメです。割れにくく丈夫で、何より高級感があります。お値段もそれなりにしますが、今でも人気があります。

実際に土間を取り入れた暮らしの事例

最後に実際に土間を取り入れた物件をご紹介します。いずれも土間を上手に活用したスタイルです。

土間によくあうシンプルな空間

土間のある暮らし方・作り方

マンションのコンクリートを剥き出しに、グレーが目に優しい空間です。広い土間も使い勝手よくまとまっています。土間は玄関から入ってすぐのところに配置。ご主人が好きなレセクトショップのような空間に仕上がっています。

自転車を収納できる空間

土間のある暮らし方・作り方

この事例もマンションのリノベーション事例です。玄関を入ってすぐのところに広い土間空間を配置。自転車も楽におけるスペースを確保すると同時に、入口から見て斜めに伸びる土間はマンションを広く見せる工夫です。

土間からは直接洗面脱衣室へもアクセス可能な動線を準備。汚れて帰ってきた子供達や雨の日に濡れてしまっても、室内へ汚れを持ち込むことなく移動できます。

大判タイルがオシャレな玄関収納

土間のある暮らし方・作り方

大判タイルがオシャレな、明るい玄関収納を配置した事例です。元々部屋だったところを一部縮小して作った土間収納は、暗いイメージを払拭する明るさがあります。内窓を設けることで、隣接する居室にも光を届けることができますね。

まとめ

土間は多目的スペースとして活用することができ、おしゃれな空間にもなる非常に魅力的な場所です。家を建てる計画している方やリノベーションを考えている方は、どのように土間を活用したいのか、土間のある暮らしをぜひイメージしてみてくださいね。

・参考文献:和田 浩一, 他,世界で一番やさしいインテリア,エクスナレッジ,2018/11

 

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