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照明を変えれば部屋の印象も変わる!照明用ダクトレールの取り付け方

照明を変えれば部屋の印象も変わる!照明用ダクトレールの取り付け方

部屋の印象を大きく決定づけるのが照明。そんな照明のオシャレ度を一気に上げてくれるアイテムが、ダクトレールです。ダクトレールを使って、照明をペンダントライト・スポットライトに切り替えるだけで、部屋の印象が大きく変わります。

そこで今回は、照明用ダクトレールの取り付け方をタイプ別にご紹介していきましょう。

照明をオシャレに変えるダクトレール

照明を変えれば部屋の印象も変わる!照明用ダクトレールの取り付け方

ダクトレールとは、中に電流が通っていて照明などを取り付けられるレールのことで、天井や壁に設置できます。ダクトレールにはペンダントライトやスポットライトを付けることができ、部屋をオシャレに変身させられるのです。

そんなダクトレールを設置するメリットは次の通り。

 ●電気容量の範囲内であれば好きな数だけ照明を設置可能なので、部屋の明るさを細かく調整できる。
 ●照明の配置を自由に決められるので、同じ部屋の中でも明暗のメリハリを付けられる。
 ●簡単に照明を付け替えられるので、部屋のイメージチェンジが気軽にできる。
 ●照明以外にも、コンセントや植物などを付けられる。

ダクトレールは、オシャレなだけでなく実用性も高いツールと言えるでしょう。

固定したいなら直付タイプ

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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それでは、ダクトレールの取り付け方をタイプ別にご紹介していきます。最初にご紹介するのは、壁に直接固定する直付タイプ。

直付タイプは、天井にライティングレールを設置できるだけの水平面があれば、原則どこでも設置が可能です。実際に取り付ける際の流れを見てみましょう。

 1.ダクトレール本体・フィードインキャップ(レール端部に付ける配線の接続部)・エンドキャップ(反対側のレール端部に付けるキャップ)の3点を用意する。
 2.設置したい箇所の天井にダクトレールを仮置きし、ネジで固定する。
 3.電源側にフィードインキャップ、反対側にエンドキャップを取り付ける。
 4.電源側の配線を接続し、ライトを取り付けて点灯すれば設置完了。

この時、電源をコンセントから取る場合はDIYでも設置可能。天井裏の配線から電源を取る場合には、電気工事士の資格が必須になるため、業者に電気工事を依頼する必要があります。

また、天井にネジで固定する必要があり、賃貸物件での設置は難しいという点も要注意です。
 

丸ごとリノベなら埋め込みタイプ

続いてご紹介するのは、埋め込みタイプの設置方法です。埋め込みタイプは直付タイプと異なり、レール本体が露出しないため、部屋のインテリアにほとんど影響を与えません。ただ、設置にあたっては天井面の一部に切り込みを入れる必要があります。

そんな埋め込みタイプの取り付け方は次の通りです。

 1.ダクトレール本体・フィードインキャップ・エンドキャップ・埋め込みフレーム(ダクトレールの周りを囲むように取り付ける枠)の4点を用意する。
 2.ダクトレールのサイズに合わせて、天井に切り込みを入れる。
 3.埋め込みフレームをネジで固定する。
 4.フレームの中にダクトレール本体を固定し、フィードインキャップ・エンドキャップを取り付ける。
 5.電源側の配線を接続し、ライトを取り付けて点灯すれば設置完了。

多くの住宅では、天井材として石膏ボードが使われています。問題は、石膏ボードがダクトレールの高さよりも薄いこと。ダクトレールを埋め込むには、その部分だけ石膏ボードを二重張りしなくてはならない場合があります。

つまり、設置する際は専門業者に工事を依頼する必要があるのです。天井に手を加えるので、部屋を丸ごとリノベーションする時に合わせて施工するのがオススメ。当然ながら、これも賃貸物件では施工が難しいでしょう。

最も簡単な簡易取付タイプ

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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直付タイプや埋め込みタイプと異なり、賃貸物件でも設置可能なのが簡易取付タイプ。既存の照明プラグにそのまま設置できるので、自分で簡単に取り付けることができます。

簡易取付タイプの取り付け方は次の通りです。

 1.ダクトレール一式を用意する。
 2.シーリング照明などが取り付けられている場合には取り外す。
 3.ダクトレール本体に付属している取付金具をネジで天井に固定する。
 4.天井のソケットにダクトレールの電源部を接続し、カバーを天井に固定する。
 5.位置が決まったら、レール本体に付いているアジャスターで向きを固定する。
 6.ライトを取り付けて点灯すれば設置完了。

既存の照明の代わりに取り付ければ良いだけなので、特別な電気工事などは一切必要ありません。ただし、設置できる場所が限られる点は要注意です。


 

まとめ

ここまでの内容を簡単におさらいすると、本格的にダクトレールを導入したい場合には、直付タイプや埋め込みタイプがオススメ。一方で、賃貸物件やお試しで使ってみたいという場合には、気軽に設置できる簡易取付タイプがオススメです。

以上、今回はタイプ別にダクトレールの取り付け方をご紹介しました。