片切スイッチ・3路スイッチとは?よくわかる照明スイッチの違い

片切スイッチ・3路スイッチとは?よくわかる照明スイッチの違い


どの家でも必ずお世話になっている照明のスイッチ。何気なく使っているスイッチですが、さまざまな種類があることをご存じでしょうか。中でも代表的なものとして挙げられるのが、片切スイッチと3路スイッチと呼ばれるタイプのスイッチです。2つのスイッチには異なる特徴があるため、用途や場所に応じて適切なものを設置する必要があります。

そこで今回は、片切スイッチと3路スイッチの違いや見分け方について徹底解説していきます。

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スイッチには4種類ある!

照明スイッチについて解説する前に、前提としてスイッチにはどのような種類があるのかご紹介していきましょう。照明に限らず、スイッチとしては次の4種類があります。

・片切スイッチ:内部に2本の電線が通っており、片方の電線のみON/OFFできるタイプ。
・両切スイッチ:内部に2本の電線が通っており、両方の電線をON/OFFできるタイプ。
・3路スイッチ:スイッチ内部で回路が二手に分かれており、切り替えができるタイプ。
・4路スイッチ:スイッチ内部で回路がクロスしており、切り替えができるタイプ。

4種類あるスイッチの中でも、照明スイッチとして主に用いられるのが片切スイッチと3路スイッチです。また、4路スイッチが使われることもあります。

両切スイッチはOFFにすることで流れる電気を完全に遮断できるため、安全性が高いのが特徴。一方で、配線が複雑で部品も高価という欠点があります。よって、安全性が重視される高電圧の電化製品やブレーカーなどに用いられるのが一般的。家庭照明に使われることはほとんどありません。

 

1つの照明に1つの片切スイッチ

スイッチの種類についてご紹介したところで、次は照明に使われるスイッチの特徴を見ていきましょう。まずは、片切スイッチとはどのようなスイッチなのでしょうか。

片切スイッチは、先ほどご紹介した通り、内部に通っている2本の電線のうち片方だけをON/OFFできるタイプです。スイッチを押すと片方の電線が通電しなくなるため、照明を消すことができるという仕組みです。難しく書いていますが、要するにスイッチを入れたら照明がつく、スイッチを切ったら照明が消えるということ。もっとも単純で、広く使われているスイッチと言えるでしょう。
 

1つの照明に複数の3路スイッチ

続いては、3路スイッチについて見ていきます。片切スイッチは単独で使用するのに対し、3路スイッチは2つで組み合わせて使うのが特徴です。3路スイッチの仕組みを簡単に表したものが下のイメージ図。

 

片切スイッチ・3路スイッチとは?よくわかる照明スイッチの違い

3路スイッチは、中で2つの回路を切り替えることができます。スイッチを押すことによって、上と下の配線が切り替わるというのが基本的な仕組みです。
 

片切スイッチ・3路スイッチとは?よくわかる照明スイッチの違い

3路スイッチを2つ組み合わせた時のイメージ図がこちら。この図を見るとわかる通り、照明がOFFの状態で片方のスイッチを押すと、回線が繋がって電気がつくという仕組みになっています。どちらのスイッチを押しても電気をつけたり消したりできるということになりますね。

このように3路スイッチであれば2カ所から1つの照明を操作できるため、多くの家で3路スイッチが取り入れられているのです。例えば2階建の階段照明や玄関照明、寝室の入口と枕元などを思い返してみてください。2つのスイッチのどちらを操作しても、照明のON/OFFが可能になっている箇所がありませんか。これこそが3路スイッチの正体なのです。

ちなみに、スイッチ4種類の中でご紹介した「4路スイッチ」は回線がクロスしているのが特徴。4路スイッチを3路スイッチと組み合わせて使うことにより、3カ所以上から1つの照明を操作するという使い方もできるのです。

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見分け方と取り替える方法とは?

片切スイッチ・3路スイッチとは?よくわかる照明スイッチの違い


片切スイッチと3路スイッチの構造や特徴はおわかりいただけたかと思います。ここからは2つのスイッチの見分け方と、スイッチを取り替えたい時の方法についてご紹介していきましょう。


片切スイッチと3路スイッチの簡単な見分け方
2つのスイッチを見分ける方法としては、照明を操作できるスイッチの数に注目する方法があります。2カ所以上から1つの照明を操作できる場合は3路スイッチ(あるいは4路スイッチ)、1つのスイッチに対して1つの照明を操作する場合には片切スイッチと判断できますよね。ただ、もっと簡単に見分ける方法があるのです。

スイッチ本体をよく見てみると、片側に黒い印がついているものとそうでないものがあることに気付きます。黒い印が入っているものは、印側にスイッチを切り替えると照明がつくはずです。つまり、黒い印が入っているスイッチはON/OFFの切り替え方向が決まっているということであり、片切スイッチだと判断できます。

対して3路スイッチは、2カ所以上からON/OFFを操作できるため、左右でON/OFFの切り替え位置が決まっていません。よって、黒い印がついていないスイッチは3路スイッチ(もしくは4路スイッチ)であると判断できるのです。


スイッチを切り替えたい場合には必ず業者に依頼しよう
玄関照明(玄関先とリビング前)、寝室照明(寝室の入口と枕元)などは、3路スイッチで両方から照明を操作できた方が便利ですよね。現在片切スイッチの場合には、3路スイッチに切り替えたいと考える方もいるかもしれません。

ただ、この切り替えは電気工事の一種となります。電気工事は電気工事士の資格を有する人しか行ってはいけないことになっていますので、資格を持たない人がDIYなどで勝手に施工することは法律違反に当たる行為。感電や漏電の危険性もあるため、必ず専門業者に依頼して施工するようにしましょう。
 

まとめ

今回は、家の照明スイッチとしてよく使われる片切スイッチと3路スイッチの違いや見分け方についてご紹介してきました。何気なく使っているスイッチですが、構造によって使い分けができるということがおわかりいただけたと思います。デザインや設置する位置だけでなく、スイッチの種類にも着目して照明計画を立ててみてはいかがでしょうか。

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