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機能性で選ぶなら国内メーカーの洗面ミラーなのですが……

機能性で選ぶなら国内メーカーの洗面ミラーなのですが……

国内メーカーの洗面ミラーは優れています。ただ、デザインは画一的なものも多いので、洗面台を部位ごとにコーディネートしたい場合や、洗面器とカウンターをオーダーでしつらえた場合、どのようなデザインのものがよいのでしょうか。
 
ここではまず国内メーカーの洗面ミラーの機能性にスポットを当てて、いかに優れているかを見ていきます。次にデザイン性の優れた洗面ミラーをご紹介、ご自身で洗面所をコーディネートしたい方向けの話をしていきたいと思います。


 

機能性で選ぶなら国内メーカーの洗面ミラー

日本のメーカーが製造する洗面台のほとんどには、洗面器(ボウル)だけでなくキャビネットや洗面ミラーがセットになっています。そして洗面ミラーを開けると豊富な収納スペースがあり、三面鏡になったり曇らない仕組みも付いていたりするのです。ここでは各メーカーの洗面ミラーの工夫について見ていきましょう。

 
使いやすさを追求した洗面ミラーの工夫

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コーティングなど洗面ミラーが曇らない仕組みは国内メーカーなら当たり前ですが、当然ながらそれだけではありません。TOTO「オクターブ」に搭載されるのは、左右どちらからでも開くことができる「スウイング三面鏡」。収納されたものを取り出したいときには外側に、三面鏡として使いたいときには内側に開きます。
 
三面ではなく「五面鏡」なのがトクラス「レスト」です。これは複数で洗面台を利用したり、バックスタイルをチェックするための工夫。手前に引き出すこともできますから、顔ソリのときにも便利です。

 
技あり照明でメイクアップもバッチリ

国内メーカーの洗面ミラーには照明にもこだわりが見られます。たとえば顔を両側から照らすのはクリナップ「ダブルLED」、メイクアップがしやすい工夫ですね。同様の機能はパナソニック「Cライン」などにも搭載されています。

 

キャビネットにも工夫がたくさん


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洗面ミラーの裏側はキャビネットになっているのが、国内メーカーの場合一般的です。パナソニックやタカラスタンダード、トクラスのキャビネットは内部にコンセントを装備、洗顔ミラーを閉めても問題なく充電を続けられます。
 
また棚板を移動できる区切りが小さかったり、最下部の棚がメッシュになっていて通気性が高められていたりと、各メーカー細かな工夫をこらしているのです。

 

国内メーカーの洗面ミラーで満足ですか?

このように機能性バツグンの洗面ミラーなのですが、やっぱりデメリットはあります。
 
それはデザインが画一的なことです。近年では各メーカー、個性的な洗面台をつくってはいるものの、主力は、洗面ミラーも裏側がキャビネットになっているものが多いです。
また国内メーカーの洗面ミラーの多くは、自社メーカーの洗面台とコーディネートすることを前提につくられています。
では、洗面器やカウンターを組み合わせて洗面台をつくりたいと考えている方のための洗面ミラー、アイデアも含めてご紹介いたしましょう。

 
コーラー社「ミラーキャビネット・デコレイティブフレーム」
 
この記事のトップ写真の洗面ミラーは、コーラー社が手掛けているものです。クラシカルなペデスタル型洗面台とコーディネートしたくなります。フレームに額縁のような装飾が施されている様子は、何ともエレガントで、鏡をのぞく時間が楽しくなりそうです。鏡の裏側はキャビネットになっていますから、ペデスタル型の収納の弱さを補うことができるでしょう。

 
Cirqle LED 60cm

機能性で選ぶなら国内メーカーの洗面ミラーなのですが……

洗面ミラーが四角いとはだれが決めたのでしょうか?柔らかなイメージの丸形ミラーです。お同じく丸型のベッセル式洗面器とコーディネートしてみましょう。ご注目いただきたいのはデザインだけではありません。昼光色と電球色が選べるという高機能の照明が内蔵されていますし、曇り止め防止装置も搭載されているのです。

 
専用のものの必要はない!

機能性で選ぶなら国内メーカーの洗面ミラーなのですが……

洗面ミラーだからといって、専用につくられたものを使用する必要はありません。鏡があればいいのですから自由に選べばOK、写真のように適当な大きさの鏡を飾ってもよいです。確かに収納はありませんから機能面では劣るでしょう。ただ価格も安ければデザインも自在、ご自身でコーディネートしたい方にはオススメの方法です。


 

まとめ

以上、洗面ミラーについて考えてきたのですが、タイトルにもある通り機能性で選ぶなら国内メーカーの洗面ミラーなのです。しかし様々な面でデメリットもあります。特に洗面所をお気に入りのアイテムでコーディネートしたい方には向いていないでしょう。