今回ご紹介するのは、HAGSアイテムを施主支給で新築に投入し「自分らしい」家づくりを叶えた、Oさんご夫婦です。使いたい建材をふんだんに取り入れ、好みの空間に仕上げました。
これまで、「住宅自由設計」といっても本当に自由かというと、業者によって使える建材が決まっていたり、販路の有無で左右されるなどが通例でもありました。どこかで「そういうものか」と諦めつつ、できる範囲でお気に入りを選んで…という流れも少なくなかったのです。
でも、できれば諦めずに、とことんこだわりたいもの。
今回は、Oさんがどのように好みの建材に出会い、選び、デザインしていったのか詳しくお伺いしました。
HAGSとは?…リノベーションのプロが実際に使う建材を購入できるECサイト。自宅リノベから新築まで誰でも購入可能
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もくじ
1.家づくりではどんなライフスタイルを描いていましたか?
「スマートハウス(できることは全て自動!)」「家が楽しい」「ズボラでも楽しい」
ご自身を「ズボラ」とおっしゃるご主人。朝起きてからのルーティンを自動化し、「いかにズボラに過ごせるか」ということを理想のライフスタイルとして描かれていたそうです。
ースマートハウス(できることは全て自動!)
毎朝6:00にエアコンがついて、6:30にカーテンが開いて音楽が流れて、電気がついて、というようにできるところは全て自動設定。「ズボラな私たちなので、絶対に自動にしたかったんです。」とのこと。
ー家が楽しい
家中に遊び心がちりばめられています。例えばダイニングテーブル?かと思いきや、昔の有名なテーブルゲームだったり(実際に使えます!)、レトロな業務用ビールショーケースがあったり、照明の色が変わったり、吹き抜けの2階からDJだったりと…まだまだ家の至る所に愛とこだわりが見える、家づくりになっています。
ーズボラでも楽しい
スマートハウス的に自動化を進める一方で、「レトロな質感や感覚を楽しみたいんです」とのこと。カチカチしたくて選んだトグルスイッチも、「5個口だと正直どれがどのスイッチかはまだ覚えきれていません(笑)」とのことでしたが、ラベルを貼ってしまうのはせっかくのおしゃれなスイッチが台無しになってしまうと奥様。ここでも電気をIoTで連動させておけば、どのスイッチがどこの電気かわからなくても、ストレスなく使えるということでお気に入りだそうです。「トイレはスイッチが一つなので、パチンと心地よくスイッチONOFFできますよ」とのこと。
こだわりのトグルスイッチをはじめ、細かいところにも遊び心をちりばめて楽しんでいるとのことでした。そんなこだわりのOさん邸ですが、どんなHAGSアイテムが選ばれたのでしょうか?
2.選んだHAGSアイテム4つ
ウエスタンレッドシダーは、色味の濃淡があり、素材として存在感を感じさせてくれるアイテムです。白壁と相性が良く、また濃淡があるので室内の濃い家具・薄い家具どちらにも合わせることができます。
三重県の美しい山々で手塩にかけて育てられた杉の木で、塗装とエイジング加工を施し、古材調にしたウッドパネルです。 サネ加工が施してあるので天井、壁材として施工しやすい商品です。白色といっても7つもの種類の白があり、微妙なニュアンスの違いを感じることができます。
指先で感じるカチッとした感触は、きっと子供の頃に誰もが抱いていた好奇心に火を付けてくれるはず。そんなトグルスイッチは、HAGSオリジナルのアイテムです。面取りといって、端部の角が削られていることやマイナスビスなど他のトグルスイッチにはないこだわりがあります。また、京都の職人が1つ1つハンドメイドで製作されている同じものが2つとして無い商品です。
4)ペーパーホルダー
真鍮というと、アンティークなデザインになりがちですが、こちらはモダンスタイルを目指したシリーズです。単なるエイジングではなく、現代のバストイレタリー様式へ違和感なくシンクロするスタイルで、これまでのクラシカルな路線とは違った、カジュアルな真鍮バストイレタリーコーディネートを楽しむことができます。
3.HAGSで造った空間見せてください!描いたライフスタイルは叶いましたか?
1)天井|ウエスタンレッドシダー
天井が天然の木だと、なんだかアウトドア空間のような開放的な印象になりますね。「家にいても楽しい」暮らしをつくっていくうえで、天井の無垢は外せなかったそう。この「天井に木を張りたい」ということは決まっていたけれど、どんな木なら合うのか?「ネットで検索して検索して、とにかく検索しました」とご主人。そこで、HAGSの存在を知り、サイトを見たときにラスティックなレッドシダーを見て「これだ」と思ったそう。
行ってみると、そこでは更なる選択肢と出会いがあったとのこと。まず塗装。無垢なので塗装が選べることも楽しみの一つなのです。濃淡はいかしつつも全体的にダークに寄せたり、クリア塗装でもとの色味を活かしたりすることができます。
お二人は実際に塗装サンプルを取り寄せて壁に当ててみたり、写真に撮ったものを切り貼りして図面にあてて具体化してみるなどで、イメージを膨らたそう。最終的にはもとの色味を一番活かせるクリア塗装を選びました。
※現在ショールーム休止中につきサンプル送付対応中となります。詳しくはお問い合わせください
こちらのホワイト調の壁がショールームで「これだ」と思ったものの一つ。「白い壁がいい」という希望はあったものの、モダンすぎたり、キレイすぎだりと、なかなかコレというものに出会えなかったお二人。自分で塗装するしかないかなと思っていたところにHAGSのECサイトにそれらしきものを発見。ショールームで実際に見て「出会っちゃった」と言います。
このヴィンテージの壁の色にもこだわりがあり、ヨーロピアンやカントリー調にならないような、オールドアメリカンにあうことがポイントだったそう。単なるエイジング加工の白いパネルは見かけたことがあったけれど、ここまでイメージに合った白はHAGSだけだったとのこと。
というのも、このヴィンテージパネルは白だけでも7種類ある業者こだわりのパネルなのです。白の中に濃淡があり素材感もあり、温もりを感じる独特の質感がわくわくするようです。
愛ネコ影千代さんのポージングも画になるヴィンテージウッドパネルです。
HAGSのオリジナルトグルスイッチを見たときに「これだ」と思えたには理由があります。もともと”トグルスイッチ”を探していたご主人。トグルスイッチを端から端まで調べていました。そんなスイッチに精通したご主人なので、このトグルスイッチを見てすぐに「何か違うぞ」と気が付いたのです。「面取りしてあるプレート、塗装のないざらついた面、一般的に流通していないマイナスビス」という他にはないデザイン。これが求めているものでした。
「スイッチがトグルスイッチなだけで、部屋が楽しくなる」とお二人。カチカチが気持ちよく、カチカチしたくて選んだとのことでした。お客様が来た時も、みんなが「このスイッチいいね」と言ってくれるそう。
こちらのペーパーホルダーもショールームで出会ったものの一つ。真鍮のものをインターネットで探してはいたものの、真鍮だとどれもデザインが「アンティーク」で、欲しいと思えるデザインのものが無かったそう。そんな中HAGSのショールームに行ったときに実際にトイレで使われているのを見てその場で「ください」と即決したとか。
3.HAGSに惹かれた理由と、出会いは?
コンセプトは「アメリカンヴィンテージ」で、「古めでいて、新しいものと懐かしいものの融合」と話されるお二人。キッチンをベースにして、ウッドとインダストリアルをメインにコーディネートしていました。
ネット検索で「ヴィンテージ ホワイトウッド」や「ウッドパネル」など、希望するものがなかなか出てこなかった時は「壁 木 白」のように、あらゆるキーワードで画像検索をしていく中で、HAGSが出てきたそうです。
そこでサイトを見てみると、「このサイトぜんぶやりたい」と思うほどに求めているものが中にあったと言います。「既に購入済のものが多かったのですが、それでなければ全てHAGSにしたいくらいだった」とも。
4.他社の商品も検討しましたか?
「他社のアイテムもインターネットでは数々の商品を見て、比べて、好みに合うものを選んで購入していました。
HAGSと出会ってからは、ほとんどHAGS一本です。HAGSの場合は相談もできたので、具体的な色味などをどうするかなど、詰めの部分のアドバイスをもらったりしました。」とお二人。
ショールームで図面を広げ、あるものはサンプルを確認しながら担当者とライフスタイルやテーマなどをもとに、候補をいくつかに絞っていきます。その中から実際に自宅でもチェックできるようにサンプルを取り寄せて確認をしたそうです。
5.ショールームでチェックするポイントは?
ショールームでは、実際にHAGSアイテムを使用した床・壁・照明・タイルがあるので、実際に目で見たり、触って質感を確かめることができます。どんな色、どんな素材と合わせるとどうなるのか?など画面上ではわかりにくいこともチェックすることができます。
「ショールームに行ったら、探していたものが揃っていて、もっと早く知りたかった」と言います。
6.HAGSのアイテムにした決め手は?
お二人の中に、「こうしたい」という想いがあって、でもそれを実現できる建材になかなか出会えなかったそうです。ネットで検索をして、情報としてはもう満腹なほどに調べつくした感がありました。その中で、HAGSというのは実際に手に取って確認できたり、他とのバランスをみて色決めを相談できたりと、失敗したくない建材決めにもプロのアドバイスがあるので安心感があったようです。
7.コストやスケジュールでアドバイスなどありますか?
コスト面では、家づくりでやりたいことがあったので、住む場所についてはこだわらなかったということが一つ。
家づくりについては、まずは自分のやりたいことを全て出し切ってから、優先順位を決め、予算に合わせて取捨選択をしていったそうです。「やりたいことやこだわりたい部分を限界までとことん追求することで、理想に近づくのではないかと思います」とご主人。
施主支給が多いため、現場監督はむしろご主人が行うことが多かったそう。建材は納期に時間がかかると知り、とにかくスケジュールは常に前倒しを意識して進めました。そのため、数量が足りなくなってしまった時の追加発注時にも、スケジュールへの影響も少なく工期調整ができたとのこと。施主支給では納期トラブルも施主責任になります。こういった管理が大切になるようです。
また、工務店さんとのコミュニケーションは、後のトラブルを防ぐために全て文字に残しました。理想イメージはビジュアルで伝えるために写真を共有するなど、常に意識的にコミュニケーションをとるようにしていたとのことでした。
8.自分で建材を探す時に、気を付けることは?
「こういうものがいい」というこだわりものは、諦めないで探したほうがいいというご主人。
探さないと妥協することになってしまうし、金額などもわからない部分があってモヤモヤしてしまうので、自分で「探し切った!」と自信を持って言えるほど、とにかく納得いくまで探したそう。1年前くらいからは色々と探し始めていたとのことでした。時間にゆとりが大切ということですね。
9.まとめ
理想のライフスタイルは叶いましたか?とお聞きしたところ、ご夫婦そろって「おかげさまで叶いました!」と力強いご回答。HAGSは、これまで個人では入手が難しかったような住宅用建材も簡単に購入できるサイトです。「自分らしい暮らし」を叶えるために誰もが自由に建材を選ぶことができるので、これまで受け身になりがちだった住宅建築が、施主も主体になってお家づくりに関わっていける新しいスタイルが可能となりました。
そんなプロセスを経て完成したOさん邸。お二人は「これから住んでいくことで、どんどん傷をつけて、歴史を刻んでいこうと思います」とこれからのワクワクを語ってくださいました。
HAGSアイテムで、新築もリノベーションも自分らしくカスタマイズ。ぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。
※現在ショールーム休止中につきサンプル送付対応中となります。詳しくはお問い合わせください
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