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ココがツボ!カフェスタイルへのリフォームを狙いましょう

ココがツボ!カフェスタイルへのリフォームを狙いましょう

ダイニングキッチンをオシャレで居心地のいい、カフェのような空間に仕立てる「カフェスタイル」。人気はますます上昇しているようです。リフォームやリノベーションでもカフェスタイルにしたいという方は多いのですが、はずせないツボと言えるポイントについてはあまりご存知ないかもしれません。

キッチンカウンターや収納、照明など、ここではカフェスタイルを狙うのに参考にしたいツボについて実例をあげながらご紹介します。
 

「カウンター」がマストアイテム!のカフェスタイル

ココがツボ!カフェスタイルへのリフォームを狙いましょう

カフェスタイルでまず必要になるものはカウンター。大抵のカフェには備わっているものです。雰囲気を盛り上げてくれるだけでなく、朝食など軽いものならカウンターで済ますことができますし、キッチンで作ったものにを配膳するにも便利でしょう。カフェスタイルにリフォームなら、ムードも実用性も十分なカウンターをしつらえましょう。


あこがれのアイランドキッチン

近年のトレンドでもあるアイランドキッチンやペニンシュラキッチンも検討しましょう。幅が広い物を選べばそのままカウンター兼用になりますし、シンクの反対側にカウンターを作るという方法もあります。キッチンに立ちながらリビングの様子も見渡せる、人気のキッチンレイアウトでもあります。


にカウンターを置くだけでもOK

アイランドキッチンにリフォームするには給排水に手を入れる必要がありますから、コストも割高になってしまいます。コストを抑えたいならばカウンターを置くだけでも十分にカフェスタイルを演出できるでしょう。軽食を取ったり配膳に使ったりするだけでなく、在宅ワークや子どもの勉強デスク代わりにも使えますね。


カウンター回りもリフォームしましょう

カウンターを置くだけでなく周りを壁で囲うことで、より本格的な雰囲気にもなります。気分はカフェというよりもビストロ。自宅にいながらお出かけ気分を楽しむこともできるでしょう。キッチンの中は少々孤立感があるかもしれませんが、プライベート感ある家事室としての活用もできそうです。
 

カフェスタイルにリフォームなら「収納」にも一工夫

ココがツボ!カフェスタイルへのリフォームを狙いましょう

オシャレなカフェに見習うべきは収納術。調理用品や調味料のボトルなどをお客さんの目につくところに飾るようにして収納しましょう。収納されているものにセンスが必要ですが、それ以上に問われるのは収納棚のチョイスと言われます。


カウンター上部には吊り棚を

アイランドキッチンやカウンターの上部には、吊り棚の設置を検討してください。頭上のデッドスペースの有効活用になりますし、キャストアイアンのフライパンやホーローの鍋をしまっておけばカフェ感がさらに増すでしょう。


おそろいの壁面収納

吊り棚をしつらえたら、おそろいの壁面収納も検討しましょう。キッチン側の壁面だけでなく、ダイニング側の壁面にも同様のものを取り付けて写真集などを並べてやれば雰囲気もアップしますし、カフェスタイルに大切なインテリアの統一感も図れます。
 

ダクトレール「照明」でカフェライクな空間へリフォーム

ココがツボ!カフェスタイルへのリフォームを狙いましょう

カフェスタイルの仕上げにぜひ欲しいもののひとつは凝った照明です。リフォームでダクトレールを天井に取り付けて、そこからペンダントライトを吊るしたり、スポットライトで照らしたりして楽しみましょう。照明以外に観葉植物などを吊るせたり、模様替えをした時などに好きなところへ照明を移動できるのもダクトレールの魅力と言われます。
 

あるとますますカフェスタイル

カウンターのように必須ではないですが、より高いカフェスタイルの完成度を目指すならば、見せて楽しむ収納などの壁面演出は検討したほうが良いでしょう。


ピクチャーレール
 


天井から額縁を吊せるピクチャーレールもリフォームで取り付けたいもののひとつ。画びょうで壁に穴をあけずにポスターなどを飾ることもできますし、見た目がスマートなのが魅力でしょう。並行してダクトレールも取り付けてスポットで照らせば、カフェ兼ギャラリーのような雰囲気の空間にもなります。


アクセントウォール
 



退屈になりがちな真っ白な壁面に、リズムと楽しさを与えるのがアクセントウォールです。一部の壁紙を替えるだけでもいいですし、LIXILのエコカラットなど質感に富んだものを取り入れるのもよいでしょう。エコカラットならではの湿度調節機能も見逃せません。
 

まとめ

カウンターや収納、照明などカフェスタイルへのリフォーム、リノベーションに欠かせないツボについてご紹介しました。以上のツボに加えて検討したいのが床のリノベーション。靴を履いて過ごしてもおかしくないようなフロアを目指すと、よりカフェスタイル寄りのインテリアになるでしょう。古材のフローリングならアンティーク感のある空間になりますし、Pタイルを敷き詰めればレトロ感のある空間にもなります。

以上、全てのツボを押さえてしまうとやり過ぎの感もあるかもしれません。が、他のどこにもないカフェスタイルを目指してリフォーム、リノベーションを楽しんでください。