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ベランダにタイルを手軽に敷き詰めてみよう

ベランダにタイルを手軽に敷き詰めてみよう


近年、自宅内にタイルを導入される方が増えていると言われます。それは壁であったり、床面であったり。タイルは耐久性に優れているので、直射日光や風雨にも耐えますし、またデッキブラシでゴシゴシ洗っても、負担がかからないので、特段繊細なケアが必要ないのも魅力の一つです。

ただ、ご自宅がマンションの場合、なかなかタイルに手を出すのは難しいかもしれません。壁面工事はできませんし、デッキを増設することも上層階では無理難題でしょう。

そこで今回は導入がカンタンなパネルタイプのタイルをご紹介します。
 

マンションのベランダにタイル?

ひとことにタイルと言っても、その内容は様々。今回ご紹介するのは、パネルタイプのタイル。基礎工事や枠組みが無くても、ご自宅のベランダに比較的容易に導入できるアイテムとして注目されているようです。
 

ベランダにタイルを設置するメリットとデメリット

ベランダにタイルを設置する前に、まずはそのメリットとデメリットを知っておきましょう。


メリット

面倒な工事をしなくても、すぐに導入できる点がメリットとして、まずあげられます。家具店やホームセンターなどで購入し、ベランダでパネルを1枚1枚はめていくことですぐに設置できます。カッターなどで切り取れるものであれば、配管などのすき間にも柔軟に対応して、ピッタリとフィットさせられるでしょう。

またマンションに限らず、一戸建ての2階部分のベランダにもおすすめです。気軽に足元の雰囲気を変えてみてはいかがでしょうか。

各社が数多くのデザインを出しているので、その中からお気に入りを見つけることもできます。磁器製タイル調のものもあればウッドデッキ調のもの、柄が落ちついたモノからラテン調の派手なものまで様々揃っています。


デメリット

メーカーによって質が様々な点がデメリットと言えるでしょう。質の高いものを買えば耐久性にも優れるので、長期間利用することも可能です。一方で安価で質の悪いものを導入した場合、定期的なメンテナンスや短い期間での買い替えなどが必要になってくることもあります。購入の際には、使用期間も念頭に置き、価格と質とバランスのいいものを購入しましょう。

また、長期間風雨にさらされると、ベランダ床面に対しパネルが設置されている面といない面で汚れに差が出てくる場合もあります。またチリやゴミがたまり、排水に影響が出てくることも。なので、数年に一度、タイルパネルをはがし、床面の掃除をすることをお忘れなく。この点が、基礎から作っているタイルデッキと異なる点のひとつです。手軽に導入できる反面、少々のケアやメンテナンスは必要と心得ましょう。
 

ベランダにタイルを敷いた事例


ウッドデッキ調のタイルパネルの導入の様子です。はめていくだけなので、素人でもすぐに設置可能な点がポイント。またパネルの大きさに限らずデザインも種々揃っているので、好みのものを選んでそろえることもできます。同一メーカー・同一シリーズで複数のバリエーションを購入し、ワンポイントを入れたり、模様を整えたりと自分なりにアレンジしてみても面白いでしょう。
 


こちらではウッドデッキ調のタイルパネルをベランダに敷き詰めています。樹脂製のものであれば、カッターなどで簡単にサイズ調整もできるので、この写真のようにすき間なくきっちりと埋めて利用できますね。
 

ベランダにタイルを設置する際の注意点

タイルパネルには軽量のものが多いですが、中にはずっしりと重いものもあります。ベランダの耐重量設計は導入前に確認しておきましょう。すぐに影響が出ることはなくても、ボディーブローのように、建物自体へ影響が出てくる恐れもあります。マンションによっては、管理人の許可などが必要な場合も。こちらも事前に確認することが大切でしょう。
 

ベランダのタイルリフォーム相場

次にリフォームに係る代金を紹介します。

安価なものでは1枚1000円前後から。サイズは平均して、30cm x 30cm のものが多いようです。質が高くなればなるほど、また樹脂ではなく本物のタイルを使ったものであれば、価格はもっと上がります。まずは、自分の好きなスタイルをカタログなどから選び、その上で価格とのバランスを考えるといいかもしれません。

よりきれいな仕上げを求める際には、リフォーム業者への相談も選択肢の一つでしょう。単に敷くだけではなく、メンテナンスしやすいような工夫などもしてもらえるかもしれません。

(参考:ニトリ ジョイントタイル・人工芝
 

まとめ

いかがでしたか?今回は、マンションのベランダでも手軽に導入できるパネルタイルをご紹介しました。

DIYですぐに導入できるのも嬉しいですね。ベランダ全面でなくともアクセントやゾーニングの一環で敷いてみるのもおすすめです。

安価なものであれば、その時々の気分で入れ替えてみるのもいいでしょう。季節によって表情が変わるベランダも面白いですね。ガーデニングや植栽などともあわせて、オリジナルのアレンジをぜひ見つけてください。

ベランダをタイルで変えて、ちょっと楽しい毎日。DIYリフォームで実現してみませんか?