Column

ペンキで壁を塗り替え!まるで海外のおしゃれ部屋!?事例を交えてご紹介。

ペンキで壁を塗り替え!まるで海外のおしゃれ部屋!?事例を交えてご紹介。

家の中でも大きな面積を占める壁。お部屋の雰囲気に何となく飽きてきたら、ペンキで壁を塗り替えてみませんか?壁の一部を塗り替えるだけでも、雰囲気をガラッと変えることができます。

 

ペンキって?どんな種類があるの?

室内の壁をペンキで塗り替えるとき、種類がたくさんあって迷ってしまいませんか?最近では色を変えるだけでなく、素材や質感までもペンキで変えることができます。

ここでは、室内の壁を塗ることができるペンキの種類をいくつか紹介いたします。


水性塗料

水性塗料とは、塗料の成分が水でできているため、ペンキ特有のシンナー臭がおさえられている特徴があります。そのため室内の壁を塗装するのに適しています。また、色の種類も大変豊富で、ビビットカラーやスモーキーカラーまで、好みの色が見つかるでしょう。


黒板塗料

塗って乾くと黒板の質感になり、チョークで文字やイラストを書くことができます。全面に塗っても一部だけ塗ってもおしゃれにまとまり、インダストリアルインテリアやナチュラルインテリアにもよく合います。


珪藻土塗料

珪藻土の化石からできた土を塗料にしたものをいい、消臭や調湿に優れています。
以前はコテで塗るタイプが主でしたが、最近ではローラーで手軽に塗れる塗料も増えています。消臭効果があるため、トイレに塗ったり、ペットがいる家庭にもおすすめです。また、調湿作用で室内の湿度を保ってくれる効果もあります。

 

室内塗装のやり方

ペンキで壁を塗り替え!まるで海外のおしゃれ部屋!?事例を交えてご紹介。

室内の壁をペンキで塗る簡単な塗り方をご紹介しますので、ぜひチャレンジしてみましょう。


1. 下地をきれいにする

ペンキを塗る下地が汚れているときれいに塗れません。しっかり汚れをふき取って乾かしてから塗りましょう。


2. 養生をしっかり行う

汚してはいけない部分を新聞紙やシートでしっかり覆います。細かい部分はマスキングテープを使うときれいにできます。


3. 塗る

ローラーや刷毛を使って塗っていきましょう。ムラにならないように二度塗りするのをおすすめします。


4. 換気は忘れずに

水性塗料は臭いが少ないのが特徴ですが、換気を忘れてしまうと気分が悪くなってしまうこともあります。


5. 乾燥させる

塗料によって乾燥時間が違います。表記時間を守ってしっかり乾かしましょう。

 

ペンキで壁を塗装するメリットとデメリット

メリット

●色が豊富で調整が可能
色も豊富にそろえられていますが、さらに同じ塗料同士を混ぜ合わせることができるため、好みの色に調整ができるのもポイントです。そのため、インテリアにこだわりたいという方にもおすすめです。

●汚れても塗り替えが可能
ペンキを塗った場所が汚れてしまっても、重ねて塗ることが可能です。また、一度塗って気に入らなくても、さらに上から重ねて塗り直すことができます。

●元の下地をいかした質感が出せる
下地が壁紙やモルタルなどで素材の質感が残せて、よりおしゃれに見せることができます。


デメリット

●汚れが付きやすい
塗装した部分は、水や油がはねてしまうとシミになってしまうこともあります。ですが、汚れが気になってきたら新たに塗り替えることも可能です。


 

室内の壁を変えてみた事例を紹介

次に、実際に室内の壁を塗り替えた事例をご紹介します。ビビットカラーでポップな印象にしたり、ペールトーンで柔らかい雰囲気やグラデーションで個性を出すなど、さまざまなお部屋を参考にしてみてください。

 

ビビットカラー


pin
鮮やかなイエローカーラーをソファの背もたれの幅と合わせて塗装しています。お部屋のアクセントになり、明るい雰囲気になります。壁全面を塗ると少し圧迫感が出てしまいますが、白い余白を残すことで程よく仕上がります。


pin
オレンジの壁は、落ち着いた色の家具を選び、反対色のクッションや小物を合わせれば一気に海外テイストのお部屋にすることができます。思い切って自分の好きな色を選んでみてください。



 

ペールトーン


pin
テレビボード側を淡いモスグリーンで塗装しています。ナチュラルテイストな家具や観葉植物が壁の色とマッチしてすてきなお部屋です。ペールトーンは圧迫感がなく、天井の低い日本の家にも合わせやすいでしょう。



pin
淡いピンクはエレガントな雰囲気にしてくれます。廊下の一部の狭い部分でも色を変えるだけでフォーカルポイントとして使うことができます。

 

グラデーション


pin
自分で塗るのは少し難しいかもしれませんが、グラデーションを使うだけでおしゃれになります。優しいカラーで寝室を変えたり、パステルカラーやビビットカラーでグラデーションし、子供部屋などに塗るのもいいですね。

 

黒板塗料


pin
壁の一部を黒板塗料で塗装し、カフェ風なお部屋になっています。簡単におしゃれな雰囲気を作れるのがいいです。

 

まとめ

室内の壁をペンキで塗り替えるメリットデメリットや塗料の種類、塗り替え事例をお届けしましたが、参考になりましたでしょうか?自分の好きな色や落ち着いた色にできるのが室内塗装のよいところです。まずは小さい範囲から始めてみてもよいでしょう。