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全面リフォームの工事以外に必要なその他の費用

新築工事では、建物本体以外に必要な費用、例えば税金や登記費用、ローン費用などがその代表です。これらの費用をまとめて諸費用と言いますが、リフォームでも同じように掛かります。特に、フルリフォームとなると、新築とおなじ程度の諸費用が掛かってきます。
フルリフォームに掛かる諸費用は、5~10%程度と言われています。
ではどのような費用が必要か、実際に見てみましょう。

 

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フルリフォームに掛かるその他の費用(諸費用)は工事費の5%~10%程度

リフォーム工事には、工事費以外にも様々な費用(以下、諸費用)が必要になってきます。よく考えないと、あとからお金が足りないという事態も十分にあります。
一般的にフルリフォームに掛かる諸費用は、工事費の5%~10%程度です。
リフォームの場合、それぞれの生活や住まい方によって、諸費用が大きく異なります。仮住まいの有無や引越し費用、ローンの利用などもあり、それぞれに合わせて計算していきます。
例えば、今住んでいる住まいを1,500万円掛けてフルリフォームする場合、75万円~150万円の諸費用を見込んでおきましょう。無論、節約により少なくできますが、それ相応の努力も必要です。

 

諸費用の内訳

全面リフォームに必要な諸経費の内訳を見てみましょう。諸経費は、大きく分けて工事に関係するもの、ローンや登記に関係するもの、引越しや仮住まいの費用に分けられます。
この中で、ローンや登記に関係する費用は、フルリフォームでは必要ない場合もあります。

 

工事に関係する費用

工事に関係する費用は、印紙代や工事前の挨拶回りの費用といった部類です。
印紙代は、1~2万円ほどです。工事前の挨拶回りの費用は、1万円前後を見ておきましょう。
工事前の挨拶は、その後の生活トラブルを未然に防ぐためにも重要なポイントになります。
気になる挨拶回り先ですが、マンションなら両隣とその上下階の9件、徹底するなら、自治管理組合の会長宅にも伺うことをお勧めします。戸建て住宅なら左右とお向かいさん、裏手の人と組長さんに挨拶に伺いましょう。多くとも10件~12件程度です。折り菓子やタオルなどの粗品を持参する場合も、さらに1,000円程度でも十分です 。

なお、工事請負契約書に添付する印紙代金については、下記の国税庁のサイトを参考にしてください。

参考:国税庁「建設工事請負契約書の印紙税の軽減措置」

 

引越しや仮住まい費用

フルリフォームでは、工事をスムーズに進めるため、仮住まいを行う場合も珍しくありません。
引越しや仮住まい費用は、意外と大きな負担になります。予算を確保しておきましょう。

 

・仮住まい費用

新しく住まいを購入し、前の住まいに暮らす場合は0円で済みますが、今の住まいをフルリフォームするには仮住まいが必要です。
工事店に相談すれば、提携のアパートやマンションを紹介してくれる場合もあります。他に近隣のマンスリーマンションなどを借りて住む場合、東京で10~15万円、その他の大都市圏で7~12万円前後の費用が掛かります。地域によっては、マンスリーマンションが確保できない場合もあり、通常物件の短期契約が必要になるかも知れません。

参考:アットイン「マンスリーマンションの家賃相場はいくら?入居に必要な費用とは」

 

・引越し費用

フルリフォームをするなら荷物の移動も必要です。自分たちで運ぶか、引越し業者にお願いしますが、大きな荷物がある場合は、引越し業者にお願いしたほうが早く、安全に引越しできます。
夫婦二人の場合、掛かる引越し費用は、10万円前後と言われています。それが2回分掛かりますので、20万円前後となります。

参考:LIFULL「家族(2人暮らし)での引越しのコツと料金相場」

 

・荷物置場

仮住まい先に、すべての荷物を運び入れるわけにもいきません。必要なもの以外は、トランクルームや物置に預けておきましょう。
量によりますが、夫婦二人で不要なものを置く場合、4畳スペースで月額2~4万円程度といわれています。東京都の相場ですので、大都市圏や地方であれば、さらに、安く抑えられるかも知れません。昨今、トランクルームが増えています。場所を選ばなければ格安のトランクルームもあるでしょう。

参考:カラエト「トランクルームの月額料金、相場値段と安く抑える5つのポイント」

 

ローン費用や登記に関わる費用

フルリフォームとなると、1,000万円以上掛かることもあります。すべて現金で支払えればよいですが、なかなかそうもいきません。ローン費用や登記に関わる費用、固定資産税などの各種税金も必要です。
これらの経費は、リフォーム工事のおおよそ6~10%と言われています。

 

・ローン諸費用

ローン費用の中には、ローン契約書印紙代、融資手数料、保証料、団信保険料、火災・地震保険料などが掛かってきます。諸費用は借り入れる金額の2~3%程度です。金額が少ないと諸費用の割合が少し高くなります。
例えば、1,500万円借り入れた場合、ローン諸費用は45万円(3%で計算)です。

参考:SUMO「住宅ローンを借りるとき、諸費用や手数料はどのくらい必要?」

 

・その他の費用

その他、よくある費用として、住まいの調度品を整える費用も必要です。
新しい住まいには、新しいカーテンや家具、家電などが必要ですね。この費用もしっかりと見込んでおきましょう。特に、カーテンは窓のサイズによって大きく変わってきます。

 

諸費用の節約方法

諸費用を節約する方法は、仮住まい、引越し、家電類の支給があげられます。
仮住まいは、安い物件を探すのが最も楽にできます。
引越し費用については、自分たちで段ボールに詰められるようなものは移動させ、大きな家具・家電類のみ引越し業者に依頼するといった方法があります。
家電類は、施主支給できるような製品を検討します。これは設計士や工事担当者との打ち合わせが必要です。事前に費用を抑えたいことを相談しておけば、ポイントを教えてくれます。

まとめ

今回は、フルリフォームの諸経費についてお伝えしました。フルリフォームの諸経費は、おおよそ5%~10%程度ですが、住まいの有無、引越しや仮住まいの有無によって大きく変わってきます。
住まいのリフォーム工事をする場合、諸費用は必ず費用になってきます。諸費用を含んだ全体の総額を計算して予算内に納めてみましょう。

参考:田園都市建築家の会「世界で一番やさしいリフォーム 最新改訂版」(エクスナレッジ)

参考:建築工事研究会「積算資料ポケット版 リフォーム編 2021」(一般財団法人 経済調査会)

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