ふと天井を見上げたとき、「ずいぶん汚れてきたな」と思ったことはありませんか?
洋室であれば天井クロスの貼り替えでリフォームできますが、和室の多くは「敷目天井」という板張りの天井で、簡単にはリフォームできません。
また、和室を洋室にリフォームして使いたいと思ったとき、板張りの敷目天井のままでは雰囲気が合わないでしょう。
和室の天井リフォームの方法は主に3つ、塗装仕上げ・クロス仕上げ・化粧板張り仕上げです。
今回は和室の天井リフォームについて、種類・費用・工期をお伝えします。
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和室の天井のリフォーム方法
敷目板の張ってある和室の天井リフォームの方法は主に3つです。
- 塗装仕上げ
- クロス仕上げ
- 化粧板張り仕上げ
和室の天井のリフォームはいくつかありますが、似合ったものを選んで見ましょう。
ちなみに、塗装仕上げが一番安く手軽です。化粧板張りは金額が高いですが、見栄えの良い仕上がりになります。それぞれ特徴と仕上がり具合をご紹介します。
塗装仕上げ
敷目天井の塗装仕上げは、DIYで仕上げるのに適しています。
古ぼけた天井板を塗装し表情を新しくすると、古い雰囲気だった和室もどことなく明るい感じに生まれ変わります。
塗装仕上げのメリットは、DIYに向いていること。比較的安く、手軽に挑戦でき雰囲気を新しくするのに向いています。塗装に必要な塗料や道具はホームセンターで手軽に入手でき、DIY向きの仕上げです。
デメリットはキレイに仕上げるにはそれなりに手間が掛かることです。敷目天井などの古い板張りの天井は、板のヤニやアクが出るためキレイにするには一手間掛かります。ヤニ止め塗料(シーラーなど)を塗ったり、塗料を重ねて塗ったりなどの工夫が必要です。
クロス仕上げ
クロス仕上げは、各メーカーが出している豊富な色柄が選べ、雰囲気を一新して良く仕上げられます。
部屋の雰囲気をせっかく変えるのに、色が単調では面白くないときもあります。クロス仕上げであれば色柄が選べるため単調にならず、アクセントを付けて仕上げることもできます。クロス仕上げであれば、塗装では難しいことも可能です。
クロス仕上げのメリットは、色柄を選べるところです。クロスメーカーが出しているクロスの中から選ぶので、豊富な色柄を選べます。
デメリットは、天井板の傷みが激しい場合はクロス貼り自体が難しいことです。DIYで無理に貼って、少し時間が経ってから剥がれてくることもあります。剥がれてしまった場合、補修も難しくなります。
化粧板張り仕上げ
化粧板張りは、部屋の雰囲気をガラリと入れ替えモダンな空間を作り出せます。
思い切って、自分が好きなモダンでオシャレな空間を作りたいという人に向いています。板材の持つ高級感はクロスや塗装では表現できません。
化粧板張りのメリットは、なんといっても統一されたデザインです。住まいのインテリアを重視する方はぜひ取り入れてもらいたい仕上げです。
デメリットは工事にお金も時間も掛かるところ。工事自体も専門知識が必要なので、DIYでは難易度が非常に高くなります。
天井のリフォームに掛かる費用・工期は?
天井リフォームに掛かる費用と工期を見てみましょう。
先にお伝えしましたが、最も安く・短期で終わるのが塗装仕上げ、その次にクロス仕上げです。化粧板張りは費用も工期も、塗装仕上げやクロス仕上げに比べて多くかかります。
よくある6畳程度の和室で比較してみると
- 塗装仕上げ :費用2~3万円・工期1日
- クロス仕上げ:費用3~4万円・工期1日
- 化粧板張り仕上げ:費用20万円・工期3日(敷目天井の場合)
以下でより詳しく見てみましょう。
塗装仕上げ
塗装仕上げの場合、費用は約2万円~3万円、工期は1日程度です。
室内の塗装仕上げの場合、1m2あたり1,300円前後と言われています。これに敷目天井の目地を埋めるとその分の費用、約5,000円が掛かってきます。この他にも、塗装が他につかないようにする養生費、塗装のための足場代などが約5,000~10,000円程度が掛かります。
室内で使う塗料によって値段も少し変わってきます。一番良く使われるのが水性塗料(水性エマルション塗料)です。有害な有機溶剤(シンナーやトルエン)は使われておらず、塗装後のニオイも極少ないので室内でよく使われます。
塗料については下記の記事をぜひ参考にしてみてください。
参考:HAGS「天井リフォームで塗装する際の、素材の種類・特徴をご紹介」
クロス仕上げ
クロス仕上げの場合、費用は約3万円~4万円、工期は1日程度です。
クロス仕上げの場合、1m2あたり1,500円程度と言われています。元の天井をキレイにしたり、クロスが剥がれないように専用シーラーを塗布したりする手間があります。この他、塗装仕上げと同じように養生費や足場代などが約5,000~10,000円程度が掛かります。
各メーカーから豊富な色柄のクロスが出ていて、自由に選べるのがクロス仕上げの良いところです。販売されているクロスの中には、色柄に富んだもの、調湿や消臭効果のある製品などがあり、使うものによって材料費が変わってきます。
天井に使うクロスについては下記の記事が参考になります。
参考:HAGS「天井用クロスにはどんな素材の種類・特徴がある?」
化粧板張り仕上げ
化粧板張りの場合、その使う材料によって費用や工期が大きく変わってきますので一概にお伝えできません。
例えば、和室を新しく敷目天井を張り直した場合を考えて見ましょう。
敷目天井を新しく設ける場合、費用はおおよそ20万円ほど、工事期間は3日程度です。塗装工事やクロス工事に比べてお金も時間も掛かります。しかし、真新しい板張りの天井はとても美しく、和風建築を好む方から要望の多い仕上げです。
更に詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。
参考:HAGS「板張り(ウッドパネル)天井について知りたい!素材の種類・特徴まとめ」
まとめ
今回は和室の天井リフォームについてお伝えしました。
和室の天井リフォームは、主に塗装仕上げ、クロス仕上げ、化粧板張り仕上げと3種類あり、それぞれ費用も工事期間も異なります。
自分好みのインテリアを決めてから取りかかると判断しやすいですよ。
参考:一般財団法人 経済調査会 建築工事研究会「積算資料ポケット版 リフォーム編 2021」
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