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壁をペンキでおしゃれにリフォーム!メリット・デメリットをご紹介

壁をペンキでおしゃれにリフォーム!メリット・デメリットをご紹介

多くの場合、壁の色は白やブラウンなど、無難な色にしてしまいがちです。白はどんな家具にでも合う万能な色ですし、ブラウンも全体として落ち着いた印象があり、たしかに用いられやすい色です。しかし、家具を設置してしばらくすると「もっとこうしたい」「家具との関係で違う色にしてみたい」と思うこともあるでしょう。

DIYであれば、思い立ったときに自分の納得いくように塗装できます。今回は、壁をペンキで塗装する際のメリットやデメリットを中心にお伝えしていきます。

おしゃれに内壁リフォーム

家屋の壁には内壁と外壁とがあります。

外壁は紫外線や風雨に晒されるため塗装剤にも耐久性が求められます。また、外から見られることになるため、仕上がりにそれなりのクオリティが求められます。

これに対して、内壁なら風雨に晒されることがないため、それほど塗料に耐久性は求められません。また、内壁はそこで暮らしている人やゲスト以外の目に触れることはないため、多少不具合があったとしても御愛嬌で済んだり、一つの個性として考えることができたりします。DIY初心者でも比較的挑戦しやすいので、ペンキを使ってのリフォームは内壁をおすすめします。

ペンキ塗装のメリット

内壁のリフォームの方法はペンキ塗装に限られません。代表的な方法として壁紙クロスの張替があります。でも、ペンキ塗装には、壁紙クロスにはないメリットが数多くあります。以下、内壁をペンキ塗装するメリットを紹介していきます。

質感がおしゃれ
まず、ペンキ塗装された内壁はクロスにはない質感があります。最近の壁紙クロスは色んな素材がありますが、やはり、実際に手で塗装をほどこした質感はペンキにはかないません。壁紙クロスは均一なのですが、どこか暖かみが欠けます。これに対してペンキで塗装した場合、人が手で塗っています。確かに、均一がとれていないのですが、それが何とも言えぬ暖かみをだしています。それが見る人を安心させます。それに、塗られた内壁は重厚さがあり、そこにいる人を落ち着かせます。

ペンキは種類が豊富
ペンキは種類が豊富です。たとえば、このサイト(Paint&Color Plaza)では6000色から選べ、白だけでも100種類あります。ペンキは自分で組み合わせて混ぜることができるため、事実上色の種類は無限大だといえます。「欲しい色があるんだけど売ってない」ということはなくなります。

ペンキ塗装なら自分の理想とする内壁の色をどこまでも追及することができ、そうしてリフォームした家屋に対してもより愛着が湧くでしょう。

途中で修正ができる
壁紙クロスは張り替えの途中で破れたりした場合、原則修正がききません。また、作業に取り掛かってから「もっとこうしたい」と思っても、壁紙の柄や色を変えるにはすべて剥がして別の壁紙を貼り付けるしかありません。また、壁紙の一部が経年劣化で変色した場合、同じ商品が手に入らなければそこだけ別の色・柄になってしまいます。

一方でペンキは、途中で失敗しても上から塗り重ねることで修正できます。色は自分で調整することができるので、「欲しい色がないから修正できない」ということはありません。

無駄なく使える
壁紙クロスの場合、下地のクロスを剥がすことになります。これが結構な量の廃材となり、このご時世では処分代もかなりのものとなってしまいます。

ペンキ塗装の場合は下地に直接塗ることができ、廃材が出ないので、コストパフォーマンスに優れているといえます。

ペンキ塗装のデメリット

壁のペンキ塗装にはデメリットも存在します。どのようなデメリットが考えられるのか、こちらも見ていきましょう。

壁紙クロスに比べ時間がかかる
壁紙クロスは一度貼ってしまえば終わりです。しかしペンキ塗装の場合は乾くまで待たなければならず、乾くまでの間壁に触れることはできません。やや窮屈な生活を強いられることになるでしょう。

壁紙クロスに比べ工賃がかかる
ペンキ塗装は時間がかかるため、業者に頼んだ場合、長期間になった分工賃が余計にかかってしまいます。

まとめ

内壁リフォームには、初心者でも比較的挑戦しやすいDIYだといえます。色に無限の可能性があり、手間をかけることで家により愛着が湧くことも考えられるため、やってみる価値はあるのではないでしょうか。時間が許すようであれば、ぜひチャレンジしてみてください。