寝室で大きな面積を占めるベッド。ベッドフレームやベッドリネンで寝室全体の雰囲気も大きく変わります。まずは、自分はどんな寝室が理想的でくつろげるのか、知ることが大切です。
今回は女性に人気のナチュラルエレガントな寝室づくりをご紹介します。
ナチュラルエレガントのベースカラーとアクセントカラーを決める
この「カラーを決める」とは、家づくりのあちらこちらの場面で出てくることと思いますが、外せない過程なので必ず丁寧に取り組みましょう。
写真を例にとると、ナチュラルのベースがベージュやアイボリー、そしてアクセントにイエローが使われています。このアクセントカラーを例えばピンク系にすることでロマンティックな、さらに女性的な雰囲気になります。また、グレーが少しプラスされていることで大人な印象も作り出しています。ナチュラルベースのカラーはそのままに、アクセントに入れるカラーによってエレガントの雰囲気も変わります。特に大きな面積を占める壁紙のカラー、そしてベッドフレームやベッドリネンのカラーで寝室の雰囲気が決まります。
ベースカラーを決めてからアクセントの色を、まずは一色決めましょう。一色決まるとそこからグラデーションや、ポイントに取り入れながら他の色を足していくミックススタイルにもステップアップできます。まずはクッションカバーに取り入れていくとやりやすいです。色合いがマッチしながらクッションの数が多いとエレガントな雰囲気にも繋がります。
ベッドヘッドはオーダーで布張り仕様へ。やわらかなエレガントさを演出
ベッドフレームやベッドヘッドの素材としては木製のものが多く見られますが、ベッドフレームやベッドヘッドもオーダーで作ることができます。その際にベッドヘッドを布張り仕様にすると、柔らかでエレガントな寝室全体の印象にも繋がる雰囲気を作ることができます。写真では優しい明るめのベージュ色のベッドフレームがナチュラルでエレガントさを演出しています。
ベッドヘッドのデザインや高さ、色合いで印象も大きく異なりますので相談して決めていきましょう。合わせ置く家具の色合いも揃えることで寝室全体の雰囲気がより統一され、くつろげる寝室に繋がります。
写真にはありませんが合わせて照明も選びましょう。ベッドサイドにナイトテーブルを置き、その上にテーブルランプを置きましょう。ランプのデザインやランプシェードも寝室の雰囲気づくり、さらに眠りにつく前のリラックスタイムを生む役割も果たしてくれます。
まとめ
眠る時間は心身を回復させる大切な時間。そして眠る前のリラックスタイムも過ごしたくなるような、大好きなスタイルへと寝室をチェンジし、より一層くつろげる大事な居場所にしたいですね。ぜひチェックしてみてください。
ライター紹介
真栄城あさみ
インテリアコーディネーター・世界観ファンプロデューサー
300件以上の自宅・店舗プロデュース
サポート歴18年目。ロンドン→シドニー在住
オンラインにて日本のお客さまサポート中
“癒しの場を創り喜びと笑顔の輪を繋げる“をミッションに活動
Instagram: asami_maeshiro
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