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コンパクトな空間でも整理整頓できる!机付き壁面収納の魅力とは?

壁全体を収納スペースとして利用できる壁面収納のメリットとして、収納場所を増やせるという点が挙げられます。観葉植物やオブジェなどを組み合わせることで見せる収納も可能でしょう。

また、壁面収納の機能性を高める方法として、机付きの壁面収納にするというアイデアはいかがでしょうか。そこで今回の記事では、机付き壁面収納の魅力やDIYによる机の作り方をご紹介します。壁面収納を検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

机付きの壁面収納のメリット

机付きの壁面収納には主に2つのメリットがあります。ここでは、それぞれのメリットを解説します。

場所を取らない

壁面収納のメリットのひとつは部屋を広く使えることです。タンスやチェストなどの家具を使って収納量をアップさせることも可能ですが、大きなタンスやチェストを置いた結果、部屋が狭くなってしまったという例もよくあるようです。机についても、使いやすさを重視して大きな机を取り付けると、部屋が狭く感じるでしょう。

机付きの壁面収納にすれば、スペースを取らないので部屋を広く使うこともできます。折りたたみ機能の付いた机なら、使わないときにはコンパクトに畳めるのでより便利です。

生活感を消せる

机を部屋に設置するデメリットは生活感が出てしまうことではないでしょうか。友人や親族などを家に招き入れるとき、机の整理整頓をしなければならず面倒に感じる方もいるでしょう。収納付き机には格納できるタイプもあり、急な来客でもすぐに対応できるメリットもあります。リビングやダイニングに机を設置したい方は、机付きの壁面収納もよいでしょう。

机付きの壁面収納のデメリット

机付きの壁面収納にはデメリットもあります。設置を検討する際には、デメリットを前もって理解しておくとよいでしょう。

圧迫感が出る場合もある

壁一面に机付きの収納スペースを作ると、圧迫感を感じる空間になることも。圧迫感で不安な感覚を抱いてしまう恐れもあるので、設置の際にはどのくらいのサイズにするのかを慎重に検討しましょう。

可変性がない

通常の机の場合、部屋の模様替えに合わせた位置の変更も容易です。一方で、机付き壁面収納の場合、壁の一部として作り付けするので位置の変更が難しいと覚えておきましょう。撤去をする際にも、大掛かりなリフォームやリノベーションが必要になるかもしれません。壁面収納は設置後の変更が簡単ではないので、検討の際には将来の生活スタイルも考慮するとよいでしょう。

机付きの壁面収納を設置する際のポイント

机付きの壁面収納を設置する場合、素材とサイズの2つのポイントを押さえましょう。ここでは、それぞれのポイントを詳しく解説します。

色を決める

壁面収納では部屋の雰囲気に合わせて色を決めましょう。色を決めるのが難しい方は、壁の色で統一するのがおすすめです。

例えば、壁がホワイトなら壁面収納もホワイトで合わせることで圧迫感も軽減できます。テーブルやソファがブラウンの場合、壁面収納の色をブラウンに合わせることで洗練された部屋にも変えられます。床がブラウン、壁がホワイトなら、どちらかの色で合わせることで統一感が出るでしょう。

壁面収納の色を決めるときには、素材にもこだわりましょう。ブラウンにする場合には、劣化のしにくい無垢材を使って長い使用を視野に入れるのもよいですね。

サイズを決める

壁面収納を作るときは圧迫感を与えないサイズがおすすめです。収納力にこだわるあまり、壁一面に埋まるようなサイズにすると快適性が失われがちです。過不足なく収納できるサイズを検討した上で、壁面収納を作るのがよいでしょう。

サイズを決めるときには、高さや幅だけではなく奥行きもチェックしましょう。奥行きが広いと収納量がアップしますが、奥にしまってある小物が取り出しづらくなります。使いやすさを考えてサイズを決めるのがおすすめです。

机付きの壁面収納の作り方

壁面収納の設置を考えている方の中には、DIYで作りたいという方もいるのではないでしょうか。ここでは、机つき壁面収納の作り方を紹介します。

必要な材料

まずは、以下の材料を用意しましょう。

・木材
・ポール(机の脚となる部分)
・接着剤
・クギやビス
・ニスやペンキ
・L字金具

木材は部屋の雰囲気や耐久性に合わせて選ぶのがおすすめです。

作り方

机付き壁面収納は以下の手順で作りましょう。

・設計図を作成する
・木材をカットする
・サンドペーパーを使って木材を滑らかにする
・L字金具とポールを木材に固定する
・ニスやペンキでコーティングする

DIY製作のコツのひとつは、まず設計図を作ることと言われます。正確に採寸して思い描く収納棚の設計図を作りましょう。また、木材は加工が難しく、サイズを間違えてカットした場合には買い直しが必要になるケースもあるようです。設計図に則ったサイズで正確にカットしましょう。L字金具やポールを固定する際には、接着剤を付けてからビスなどで固定するとズレも少なくおすすめです。また、木材はトゲ対策と見栄えアップのために、ニスやペンキでコーティングを施すと完成度が上がるでしょう。

まとめ

壁面収納の設置を考えている方は、机の取り付けも検討しましょう。机付きの壁面収納には場所を取らない、生活感を消せるなどのメリットもあります。ただし、壁面収納には圧迫感を与えるといったデメリットもあるので、サイズや色などを慎重に選ぶのがよいでしょう。