この記事を書いたのは
はせがわ あかね|整理収納アドバイザー
作業療法士として働きながら、整理収納・子育て・インテリアなど暮らしに役立つアイデアを発信。
あなたらしく「暮らしやすい」空間づくりを提案します
こんにちは!片づけクリエイターのはせがわあかねです。
こどもには「心豊かにのびのびと育って欲しい」ですよね。しかしその想いに反して、感染対策による規制やイベントの中止・延期が相次ぎ、『経験』の場が少なくなっているのが現状です。今まで当たり前にやれていたことが出来なくなるのは確かに残念ですが、こういう時こそ発想の転換をしたいもの。家の外がダメなら、家の中にフォーカスしてみるのはいかがでしょうか?
そこで今回は、おうちでこどもがのびのび育つ絵本収納とリノベアイデアについてご紹介します。
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絵本でこどもの心を豊かに
こどもの成長の過程で大切にしたい『インプット』と『アウトプット』。
こどもにとって身近なもので言うと、『絵本』はそのひとつ。こどもの想像力や感性を養うのにとても効果的なアイテムです。
・絵本を読む
これがいわゆる『インプット』にあたります。絵本を通して新しい世界に触れることは、こどもにとってとても良い刺激、良い経験となります。
・感想を共有する
こどもが話せる年齢なら、読み終えてどう感じたか?何が面白かったか?など、気持ちを共有できるとなお◎。話してみると、こどもならではのユニークな視点に驚かされることもよくあります。
・制作・行動する
絵本に出てきたキャラクターを描いてみる、続きのお話を考えるなど、何らかの形で『アウトプット』をすることで、絵本で得た感性や想像力が更に深まります。
こどもの心を育む絵本収納とリノベアイデア
それではここから、おすすめの絵本収納とこどもの心が育むリノベアイデアについてご紹介します。
これがオススメ!絵本の収納方法
こちらはリビングに本棚を造作している事例です。存在感のある大きな棚に本がズラリ。まるで小さな図書館のような佇まいです。
ご主人の仕事の本を主に収納しているとのことですが、絵本の収納にも最適。いつでもすぐ手にとれる場所に絵本があると、こどもが自分のタイミングで出し入れできます。
こちらは、収納付きのベンチがある事例です。絵本のカラフルさや見た目のごちゃつきが気になる場合は、リビングにこういった収納を設けるのも良いですね。
空間をスッキリと保ちつつ、収納力も抜群。絵本を出したらそのままベンチで読むことができるので、あちこちに散らかりにくく片づけも楽チンです。
収納スペースに余裕がない場合は、こちらの事例のようにウォールバーを利用する方法も。お気に入りの本を厳選し、飾りながら収納することができます。
目線の高さに絵本があると、自然と手に取る機会も増えますよ。
自宅でのびのび!リノベアイデア
外に出て自由に遊ぶことが難しい今の時代。自宅の中を工夫して、こどもがのびのびと過ごせるようリノベーションしている事例をご紹介します。
『描く』行為は、指先のトレーニングになるだけでなく、心を安定させる働きもあります。
こちらの事例は、壁一面を黒板として使っています。思い立った時にすぐ描ける環境があると、自己表現の幅も拡がりそうですね。
温かみのある無垢材をふんだんに使ったこちらの事例。明るく開放的な空間は、こどもが体を動かすのにぴったりの空間です。
なかなか外出できない時でも、自宅にこのようなスペースがあると運動不足の解消・ストレスの発散ができて良いですね。
まとめ
絵本はこどもの想像力や感性といった心を育んでくれるアイテム。いつでも読める、すぐに手にとれる場所に収納するのがオススメです。自宅の環境は、こどもの心と体の発達に大きく影響します。家で過ごす時間が長い今こそチャンス!外で出来ることが少ない分、家の中にいてもこどもがのびのびと過ごせるように環境を整えましょう。
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