この記事を書いたのは
はせがわ あかね｜整理収納アドバイザー
作業療法士として働きながら、整理収納・子育て・インテリアなど暮らしに役立つアイデアを発信。
あなたらしく「暮らしやすい」空間づくりを提案します
こんにちは！片づけクリエイターのはせがわあかねです。「たくさん寝たはずなのに、なんだか疲れが取れていない」といった経験はありませんか？睡眠は健康維持をしていくために重要な要素の１つと考えられます。睡眠時間を確保することももちろん大事ですが、睡眠そのものの質も向上させたいところですね。
そこで今回は、整理収納アドバイザーとして見てきた「よく眠れるようになった」という意外な方法と寝室のリノベ事例、オススメのアイテムについてご紹介します。
片づけで睡眠の質が上がるってホント？
睡眠不足の原因といえば、ストレスや心配事など精神的な要因が思い浮かびます。しかし、「特に思い当たる節はないけれどよく眠れない」なんてこともありますよね。そういった場合は、自分ではなく「部屋」の方に問題があるかもしれません。
実際に、整理収納アドバイザーとして活動している中で、「片づけたらよく眠れるようになった」というエピソードをよく聞きます。デスクの上が乱雑だったり、モノが出しっぱなしになっていると、自然と視覚から入ってくる情報が多くなります。その結果、気持ちが落ち着かなくなったり、眠りが浅くなったり、部屋の状態が睡眠の質に影響を与えていたケースも。
つまり、良質な睡眠には「リラックスできる空間づくり」が大切と考えられるのです。
寝室がリラックス空間に！リノベ事例とオススメアイテム
それではここから、寝室を寛ぎの空間へと仕上げたリノベ事例と、オススメのアイテムをご紹介します。
間接照明でムーディーな雰囲気作り
リビングのロフト部分に寝室を設けているこちらの事例。小ぢんまりとした空間と、壁をぼんやり照らす間接照明がとても良い雰囲気です。
寝室のムードを作る間接照明は、青白っぽい色味よりも温かみのあるオレンジ系のやさしい明かりを選ぶのが良いでしょう。
HAGSアイテム:モバイルペンダント＆テーブルライト 3wayユーズ ANI アニ [blomus]
直置き・スタンド・ハンギングと3通りの用途で楽しめる照明です。2段階の明るさ調整が可能なので、寝る前の読書時は明るく、入眠時には暗めにセットすることができます。
シンプルなカーテン選びで快眠対策
こちらの事例では、枕元の窓にシックな色味のカーテンを採用しています。アクセントクロスのネイビーともよく合っていて、大人っぽい印象です。
カーテンは、遮光・防音といった機能的な側面がある他、部屋の印象を大きく左右するインテリアアイテムでもあります。頻繁に買い換えるモノではないので、購入の際は慎重に。
HAGSアイテム:カーテン ドレープ SIMPLET シンプレット（サイズオーダー）
睡眠を意識してカーテンを選ぶ場合には、柄ものより無地がオススメ。こちらは、落ち着いた色のシンプルなカーテンです。カラーバリエーション豊富な6色展開で、どんな部屋にもマッチします。
小物専用の収納でスッキリを維持
こちらは小上がりに寝室を設けているリノベ事例です。小上がりの下には大きな収納が２つ、造作棚にはスマホや時計などが置ける仕様となっています。
モノは極力置かないことが理想的ですが、寝室にたくさんモノがある場合でも雑多な印象とならないような工夫があればOKです。
引き出し付きがたくさんあるドロワーは、散らかりがちな小物を収納するのに便利な家具です。寝る前でも引き出しにポイポイ入れるだけであっという間に片づけが完了します。
まとめ
整頓された寝室づくりには、前提として“モノを置きすぎない”ことが大事です。それが睡眠の質にも繋がったケースも多く、よく眠れないという方は寝室の在り方にも目を向けてみてはいかがでしょうか。心と体の緊張がほぐれる空間づくりには、目的に合ったアイテム選びもポイントになります。体の調子を整えるように、“お部屋の調子”を整えていきましょう。
