この記事を書いたのは
はせがわ あかね|整理収納アドバイザー
作業療法士として働きながら、整理収納・子育て・インテリアなど暮らしに役立つアイデアを発信。
あなたらしく「暮らしやすい」空間づくりを提案します。
こんにちは!片づけクリエイターのはせがわあかねです。
部屋が散らかっている時に限って、突然鳴るインターホン。急な来客に慌てて部屋を片付けた、という経験はありませんか? 部屋の印象はその人のイメージを左右する重要なポイントです。
しかし、整った状態を維持し続けるのは至難の業ですよね。そこで今回は、急な来客にも焦らないで対応できる「清潔感のある部屋」の作り方をお伝えします。
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好印象な部屋には「清潔感」がある
「部屋は人の心を映す鏡」と例えられるように、部屋の状態はその人の人間性を表すと言われています。確かに、憧れている人の部屋が散らかり放題の汚部屋だったら、ちょっと残念な気持ちになってしまいますよね。
インテリアの好みは人それぞれ。良いと感じるポイントもそれぞれに異なります。しかし、人に好印象を与える部屋には、とある共通点があるんです。それが「清潔感」。どんなにスタイリッシュなインテリアでも、ホコリだらけでは寛げません。逆に、インテリアがとびきり素敵でなくても、「清潔感」があるだけで良いイメージを与えることができます。
そうは言っても、常にキレイな部屋を維持し続けるのは難しいのが本音です。そこで試して欲しいのが、今回お伝えする3つの片付けポイントです。
部屋の清潔感を作る片付けポイント1:床に直置きのモノを移動する
読みかけの雑誌やいつものカバン、転がっていてもあまり邪魔にならない小物などは床に直置きされてしまいがち。しかし、これこそが「部屋が散らかっている」と印象付ける最大の原因です。
これを解消するには、とにかく床からモノを移動させ、凹凸のない「面」を出すこと。ひとつひとつ、あるべき場所へ戻すことが望ましいですが、時間に余裕がない時や緊急の場合には、一時避難場所になる収納用品を用意しておくと◎
ロッカー、靴箱など、色々な使い方が可能なキャビネットです。天板をはずしてスタッキングできるので、狭いスペースを有効に活用しながら収納することができます。デスク周りの小物収納にもオススメ。
部屋の清潔感を作る片付けポイント2:水回りをスッキリさせる
清潔感を演出するなら、水回りの片付けは必須。特に、トイレや洗面所の洗面ボウルには、なるべくモノを置かないこと。また、蛇口など目に入りやすい箇所はピカピカに磨くことで、「清潔感」のあるインテリアへ早変わりします。
ミラーの下側は扉を手前に開けて、小物が置けるようになっています。来客時には、いつもは出している歯ブラシなど生活感のあるものをサッと収納できます。
部屋の清潔感を作る片付けポイント3:雑多なエリアはファブリックで目隠し
見せたくないけど隠す場所がない、移動させるのも難しい…そんな雑多なエリアには、応急処置的にファブリックを使って目隠し。ふわりと覆うだけで、視覚ノイズが解消され整った雰囲気になります。
ワンルームなどベッド周りやデスク周りなど特定の範囲を見せたくない場合は、パーテーションを設置しておくという方法も。
お部屋の仕切りや、目隠しに便利なスクリーン。1枚のパネルが360°可動するので、様々なシーンで使用できます。
まとめ
床のモノを移動させ、できるだけ面を広く見せること。生活感の出やすい水回りは重点的に片付けること。ごちゃついて見える部分は目隠しをすること。この3つを実践するだけで、短時間で見違えるほど部屋に「清潔感」が生まれます。
もちろん、日頃からスッキリと整頓された空間を維持できればその方が良いですが、「ここぞ!」というときにはご紹介したポイントを押さえて清潔感のある好印象な部屋を作ってみてくださいね。
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