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どこにつける?後悔しないコンセント設置のポイント

この記事を書いたのは
はせがわ あかね|整理収納アドバイザー
作業療法士として働きながら、整理収納・子育て・インテリアなど暮らしに役立つアイデアを発信。

あなたらしく「暮らしやすい」空間づくりを提案します


こんにちは!片づけクリエイターのはせがわあかねです。

新築やリノベーションをするときに頭を悩ませる、コンセントをどこに設置するかという問題。電気社会の今、コンセントの使いやすさはその後の暮らしやすさにも直結する大事なポイントです。

そこで今回は、後悔しないコンセント設置の考え方についてお伝えします。

 

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何が正解?コンセントの設置場所

「コンセント」とは、配線から電気を取るための差し込み口のこと。時々、差し込む側のプラグと混同してしまうことがありますが、コンセントは壁や床に設置された受け側を指します。

冒頭でお話ししたように、コンセントをどこに設置するかは、今後の生活のしやすさに直結すると言っても過言ではありません。建物の構造によって出来ること・出来ないことがあったり、専門的な知識がないとわからないことも確かにありますが、家主としてどうしていきたいのかある程度考えをまとめておく必要があります。

先にお伝えすると、コンセントの設置場所に「正解」はありません。なぜなら、いつ、どこで、何のために使うのかによってベストなポジションが変わってくるからです。

コンセントの設置場所に迷ったら、まずは日常を振り返り、コンセントをよく使う場面を紙に書き出してみると頭の中が整理されます。

コンセント設置のポイント1:どこで使う?

まずは、今現在住んでいる家の中でよく使っているコンセントの場所を書き出してみます。一般的には、家電製品が集中するキッチン、リビングにあるスマホやタブレットの充電スポット、テレビやパソコン周りのコンセントはよく使われていることが多いです。

自分で購入した電源タップがある場所やタコ足配線を使っている場所は、本来欲しい場所にコンセントが足りていないということなのでチェックしておきましょう。

コンセント設置のポイント2:いつ使う?

次に、いつ使っているのかを考えていきます。コンセントを使用するタイミングは、大きく分けて2つに分けられます。一つ目は、キッチン家電のようにプラグを差しっぱなしにして常に使っているパターン。二つ目は、布団乾燥機やドライヤーなど、必要な時だけ使用するパターン。

常に使っている場所については、現在使用しているものと、これから増やす予定のある電化製品の数だけ必要になります。必要な時だけ使用しているものについては、タイミングをズラしてコンセントをシェアすることが出来るため、モノの数だけコンセントを増やす必要はありません。

コンセント設置のポイント3:何に使う?

最後に、何をするために使っているのかを具体的に考えます。これによって、コンセントを設置するベストな「位置」がわかります。

スマホの充電なら、立っている時あるいは座った姿勢ですぐに手の届く場所にあると便利ですし、掃除機を使うためなら床に近い位置の方がコードが邪魔にならず足捌きがよくなります。ドライヤーに関しては、ドライヤーを持つ腕側にコンセントがあると、ストレスなく使うことができます。

まとめ

コンセントを最もよく使っている場所がどこなのかがわかると、家の中に適材適所でコンセントを配置することができます。また、いつ使っているのか使用のタイミングを知ることで最低限必要な数を把握できますし、目的別に見ることで最適な位置を考えることが可能です。

コンセントの設置場所は、これまでの暮らしと今後の暮らしについてしっかりと分析して考えることが大切です。いつ、どこで、何に使うのか、具体的な考えがあると家づくりがもっと楽しくなりますよ。プロに相談をしながら、暮らしやすい家づくりをしてみてはいかがでしょうか。

 

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