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使いこなせてる?ズボラな主婦が注意しておきたいパントリー収納のコツ


この記事を書いたのは
はせがわ あかね|整理収納アドバイザー
作業療法士として働きながら、整理収納・子育て・インテリアなど暮らしに役立つアイデアを発信。
あなたらしく「暮らしやすい」空間づくりを提案します


こんにちは!片づけクリエイターのはがわあかねです。

食品や日用品をたくさん収納できるパントリーは、主婦の憧れ的存在。家族が多い家庭や持ち物が多い人にとっても、あると便利なスペースです。しかし、使い方を間違うと単なる「物置」になってしまうというリスクも。そこで今回は、ズボラな主婦でもパントリーをつかいこなせるようになる収納のコツをお伝えします。

 

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パントリーって?メリット・デメリット

事例提供:湘南リフォーム(株式会社ステラ)

パントリーとは常温の食品庫のことで、多くの場合はキッチンに隣接するスペースに設けます。食品庫という位置付けですが、日用品のストックや広さによっては家電を収納するケースも。

そんなパントリーのメリットは、たくさんのモノを収納・管理できること。買い物頻度が少なくなるだけでなく、ひとつの場所にモノが集まっていると、あちこち確認しなくて済みますし、在庫管理が劇的に楽になります。

デメリットはというと、使いこなせないと無駄なスペースになってしまうという点です。家事が少しでも楽になるようにと作ったはずスペースが、いつもぐちゃぐちゃな状態では逆に家事が捗らない原因となってしまいます。

つまり、メリットを感じるか、デメリットを感じるかは使い手次第ということ。パントリーを使いこなすためには、収納にコツが必要です。特に、「家事が苦手」「自分はズボラな性格」だと感じている人は、ここをしっかり押さえておくことで、パントリーの使いやすさが驚くほど変わってきます。

教えて!パントリー収納のコツ

パントリーを使いやすくするポイントは、収納する量、収納する場所、収納用品の選び方の3つに注意すること。それでは一つずつ解説します。

パントリー収納のコツ1「量」

いくら収納力があるからといって気をつけなくてはならないのが、収納するモノの量です。パントリーが「物置」と異なる点は、食品を扱っているということ。食品には「消費期限」があります。パントリーにモノを詰め込みすぎると、何がどのくらいあるのかを把握できずに期限切れを起こしてしまうケースがよくあるのです。

ですから、パントリーに収納するモノは、期限内に使うことを前提に8割程度に抑えられると良いですね。

パントリー収納のコツ2「場所」

何がどのくらいあるのかと同じように重要なのが、「どこに」あるのか、ということです。パントリーには収納したはずだけれど、どの棚にあるのかがわからない……なんてことはよくある話。

これを解消するためには、まずモノのグループ分けをしておきます。例えば、パスタやうどんなど「乾麺」のグループ、塩や砂糖などの「調味料」のグループといった感じで、ざっくりまとめたら、エリアを指定して収納しましょう。

重たいモノは下へ、軽いモノは上へ。また、使用頻度の高いモノは目線と腰の間に配置すると◎

パントリー収納のコツ3「アイテム」

使いやすいパントリー収納のコツ、最後は使用するアイテムについてです。中身がごちゃごちゃして見えない収納用品は、見た目に統一感があって素敵に見えますよね。しかし、ズボラさんの場合は特に「中身が見えない状態」というのは危険です。そこでオススメなのが、透明または半透明のケースや中身が確認できるバスケットを使うこと。

更に、棚の半分程度の高さだとモノを出す時も入れる時も、手前に「引く」という動作が必要なくなり、より作業の効率が上がります。

まとめ

片づけが苦手・面倒だと感じる人ほど、最初のシステム作りが重要です。収納する量・モノの場所・収納用品の3点に注意するだけで、物置化したパントリーを卒業できますよ。パントリー収納が整うと、使いたいモノをすぐに取り出すことができ、暮らしがもっと快適になります。コツを思い出しながら、ぜひ自宅でチャレンジしてみてください。

 

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