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コンパクトな部屋を快適に!デッドスペースを活かす収納術

この記事を書いたのは
はせがわ あかね|整理収納アドバイザー
作業療法士として働きながら、整理収納・子育て・インテリアなど暮らしに役立つアイデアを発信。

あなたらしく「暮らしやすい」空間づくりを提案します


こんにちは!片づけクリエイターのはせがわあかねです。

狭小住宅やワンルームマンションなどのコンパクトな家によくある、“収納スペースが少ない”、”狭くて息苦しい”といったお悩み。「うちは狭いから仕方がない」と諦めていませんか?

そこで今回は、コンパクトな部屋で快適に過ごすためのデッドスペースを活かす収納術をご紹介します。

 

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デッドスペースが生まれやすい家の特徴

デッドスペースとは、家の中で何にも活かされていない空間のことを指します。例えば、ゴミ箱の裏、ベッドの下、壁の隙間…一つひとつは小さく見えるかもしれませんが、実際にはかなりの空間が無駄になっている可能性も。

そもそも、どうしてデッドスペースが生まれてしまうのでしょうか。デッドスペースが生まれやすい家には以下のような特徴があります。

  • 間取りや住居の構造が複雑

壁の一部が出っ張っていたり、出窓があったり、曲線の構造体があるなど、間取りや住居の構造が個性的な家はデッドスペースが生まれてしまいやすいという特徴があります。

世の中に出回っている収納グッズの多くは、四角いボックス型ですよね。これには理由があって、“収める”という観点から考えると、三角形よりは四角形、曲線よりは直線が多い入れ物の方が、物を収納しやすいからなんです。

私たちが暮らす「家」は、暮らしの道具を収める箱のようなもの。つまり、収納ボックスと同じで、凸凹が少なくシンプルな四角い形の方が無駄な空間が生まれにくいということになります。

  • 家具のサイズがバラバラ

家の構造の問題の他、デッドスペースが生まれる原因となるのが家具の選び方です。スペースに対して小さすぎたり大きすぎたり、家具のサイズ感を間違うと余計な隙間が生まれやすくなります。

これを防ぐには、きちんと採寸をしてから家具を導入すること。家具の高さや幅、奥行きがスペースに対し出来るだけ無駄なくピッタリ収まるかを確認しておきましょう。また、家という限られた空間を有効に使うには、他の家具との相性も大事です。特に隣り合う家具は、それぞれのサイズ感を合わせるとデッドスペースが生まれにくくなります。

家に置いたときのサイズがわかりにくい場合は、家具のサイズに切り取った新聞紙を配置予定のスペースに置いたり、高さに合わせてマスキングテープを貼ってみたりすると、イメージしやすくなります。

部屋が快適になる!デッドスペースの収納術

家の間取りや家具の選び方に注意することで、デッドスペースは生まれにくくなりますが、今の家、今ある家具で現状をどうにかしたいという場合は、以下の方法がオススメです。

プラスワンアイテムでデッドスペースを収納に

デッドスペースとなりやすい天井近くの高い場所、壁と家具の細い隙間など。このように、物を置くには狭かったり取り出しにくかったりするスペースは、ひとつアイテムを足して「掛ける収納」を作ると◎

掛ける収納は、出し入れの手軽さと、掛けるモノの数に合わせて増やしたり減らしたりすることができる柔軟性の高さが魅力です。

有孔ボードは、使い方によってショップのようなおしゃれな雰囲気を出すことができます。

デッドスペース収納の代表格である突っ張り棒も、今はおしゃれなデザインが豊富で、自宅の雰囲気に合わせて選ぶことができます。

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収納付き家具でデッドスペース回避

ベッドやチェストと床の間、椅子の下など、家具の周りもデッドスペースとなりやすい場所のひとつです。収納スペースが足りない、できるだけデッドスペースは作りたくないという場合は、収納付きの家具を取り入れるのもおすすめの方法です。

例えば、座面が収納になっている椅子や、マガジンラック付きのテーブル。収納付きのベッドなら、使い道に困るベッド下の空間も余すことなく使うことができます。

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まとめ

アイテムを足したり、収納付きの家具を取り入れたりすることで、デッドスペースも意味のある収納スペースへと変えることができます。 狭小住宅だから仕方ない?ワンルームだから収まらない?そんなことはありません。

デッドスペースを上手に活かして、コンパクトな部屋をより快適に生まれ変わらせてみてはいかがでしょうか。

 

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