リノベーション・リフォームで書斎・ワークスペースを作るケースも増えてきました。リモートワークの定着も一つの理由でしょう。最近ではさらにスペースだけでなくおしゃれな自分だけの空間といったソフト面でも充実がみられます。
この記事では、事例や費用、おしゃれアイデアなど、書斎・ワークスペースのリノベーション・リフォームに関わる情報をまとめてお伝えしていきます。
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もくじ
リビングに書斎・ワークスペースを作るのに必要な工夫について
リモートワーク経験者にアンケートをした調査で、リモートワークをしている場所はリビングが多いという結果が出ました。しかし、リビングでのリモートワークは満足度は高くない、という結果が出ています。書斎・ワークスペースの満足度がとても高いことから、リビング内でも落ち着いて集中できる仕事専用のスペースが求められていることが読み取れます。
参考:リモートワークをしている場所ランキング!男女500人アンケート調査
一方で、リビングは家族がそれぞれ別のことをしながらも一緒に過ごす部屋という認識が広まってきています。団らんやテレビ試聴だけでなく、読書をしたり、仕事をしたり、趣味の作業をしたり。家族と近くいられるリビングに、集中して仕事ができるスペースを設けるのは自然な発想なのかもしれません。
リビングに書斎・ワークスペースを作る時には、ゾーニングで分けつつも家族の存在を感じながらお仕事や作業ができる「つながっている感」や、開放的で広さのある空間の良さを邪魔しないレイアウトを工夫したいですね。
■参考記事
・リビングに書斎を作れば、家族の気配を感じながら仕事ができる」
それでは、リビングに上手に書斎・ワークスペースを設けた事例を紹介しましょう。
リビングに書斎・ワークスペース【事例4つ】
LD事例1|リビングの壁にシンプルなカウンターデスク
こちらの事例は、リビングの角にシンプルなカウンターデスクを造り付けた書斎・ワークスペースです。仕切りのないオープンなスペースですが、二面を壁に囲まれているので、チェアに座れば集中しやすいようになっています。
また、このスペース専用のペンダントライトが設置されていて、デスク上では手元の明るさを確保しつつ、リビングの中でこのスペースを緩やかにゾーニングする効果もありそうです。
LD事例2|対面式キッチンにコンパクトなカウンターデスク
こちらの事例は、対面式キッチンを囲む腰壁の、リビング側に一人用のカウンターを付けてあります。こちらも二面が壁なので作業したい時には集中でき、必要に応じて家族の様子を見ることもできます。
一見するとデッドスペースになりがちな角スペースですが、コンパクトながらカウンターがあることで多目的に使えるコーナーができました。お子さんのリビング学習やちょっとした調べ物や書き物など、フレキシブルに使えるワークスペースです。
LD事例3|リビング隣接の居室をワークスペースにリノベーション
こちらのリビングでは、窓側の奥に見えているのが書斎・ワークスペースです。もともとはリビングに隣接する和室と押し入れだったスペースを、リノベーションでウォークインクローゼットとワークスペースに作り変えました。
垂れ壁を残して独立した個室のようなレイアウトはそのまま残していますが、扉や間仕切りは設置していないので、リビングとゆるくつながるスタイルの書斎・ワークスペースとなっています。
LD事例4|こだわりを詰め込んだお気に入りの空間
ダークな壁紙と濃茶の木材がカッコいいこちらの書斎・ワークスペースは、廊下からリビングに入ってくると、ちょっと後ろに戻るような、奥まった位置にあります。リビングの一部を使ったオープンなスペースですが、三方を壁に囲まれていたり、コントラストの強いアクセントクロスが使われていたりして、リビングとは雰囲気のちがう空間に仕上がっています。
壁面の見せる収納やギターを照らすスポットライト、キーボードを収納できるデスクなど、使う人のこだわりが存分に詰め込まれていて、お気に入りの空間になっているそうです。
デッドスペース・半スペースを書斎・ワークスペースに【事例3つ】
新たに書斎・ワークスペースを作ろうとすると、どこかを削らなければならない、と思ってしまいがちですが、ミニマムなサイズの書斎・ワークスペースなら、畳1帖の広さがあれば作ることもできます。
例えば、間取りの中でうまく使い切れていなかったり、中途半端に残っていたりするデッドスペース・半スペースはありませんか?取り除けない柱や壁やパイプスペースによる凹凸、廊下の突き当り、階段下や階段上のスペース、荷物を置いてしまっているちょっとした隙間がなどあれば、活用のチャンスです。
■参考記事
その1帖でできる!!~書斎・パントリー・収納~
半スペース事例1|廊下の突き当に集中できる書斎・ワークスペース
マンションのリノベーションは面積や間取りの制約があって、書斎・ワークスペースの面積を捻出することに頭を悩ませることも多いかもしれません。そのような中でも、こちらの事例は、リビングから寝室へ続く廊下の突き当り、寝室の入り口の脇にあるスペースを上手に使っています。
リビングからは少し距離があり、またちょうど3面を壁に囲まれていることもあって、程よく切り離された集中しやすいスペースになっているのではないでしょうか。
・事例:在宅ワークにおすすめ!マンションで叶う『書斎』事例9選
半スペース事例2|リノベーションならではの柔軟な間取りが作り出した多機能スペース
パイン材の明るいフローリングにホワイトとグレーでまとめられた北欧インテリアが優し気なこちらのマンションですが、上の写真でキッチンと居室のドアの間にカウンターデスク付きのスペースがあるのがお分かりになるでしょうか。
下の写真を見ると、カウンターデスクがブラケットライトに照らされていて、チェアを合わせればすぐに書斎・ワークスペースとして使えそうです。
実は、正面の壁の向こうは、隣の居室のクローゼットになっています。そのクローゼットに続くこのスペースもそのまま居室の収納として使えそうな位置にあるのですが、あえて居室側に取り込まず、リビングに向けて開き一続きの空間としています。
リビングから見るとくぼんで奥まっているので、書斎・ワークスペースにするなら集中しやすい作りといえるでしょう。リビング収納として使えば、程よく収納するものを隠しつつ取り出しやすい場所です。
リノベーションならではの柔軟な間取り設計によって、家族のライフスタイルの変化に合わせて使い方を変えながら、長く便利に使っていけるスペースが生まれました。
半スペース事例3|リビングにつながるかわいい小部屋の書斎・ワークスペース
シンプル&ナチュラルで明るい雰囲気のこちらのリビングには、壁で仕切られた書斎・ワークスペースがあります。とんがり屋根型の入口や木材の暖かさをいかした小さな室内窓など、リビングのテイストになじむ内装が可愛らしくもオシャレです。開口部を残しているので圧迫感や閉塞感が軽減される効果もあります。
スペースとしては人一人座れるくらいですので広いとは言えないでしょう。それでも、集中したいときやリフレッシュしたいとき、空間を占有して一人の時間を過ごせる半個室のような場所があるのはありがたいですね。
個室・半個室の書斎・ワークスペース【事例3つ】
やはり書斎・ワークスペースはお仕事に集中できるように独立した空間にしたい、という場合ももちろん多くあることでしょう。集中が必要な作業をしたり長時間の在宅ワークがライフスタイルになっていたりするなら、書斎・ワークスペースは個室や半個室のタイプにしたほうが落ち着けるかもしれません。
続いては、個室・半個室の書斎・ワークスペースの事例を見ていきましょう。
個室事例1|廊下の片側にワークスペース
こちらは、廊下の片側を利用した書斎・ワークスペースです。ちょうど梁がある位置で、壁面が少しくぼんだようになっているのですが、書斎・ワークスペースにうってつけのポイントを上手に見つけて利用しています。
細長く行き止まりになっている空間で、デスクに座れば壁に囲まれ、半個室のよう。リビングとも切り離されていますので、落ち着いて仕事に取り組めそうです。
個室事例2|和のテイストを取り入れた小部屋
やわらかい間接照明が印象的なこちらの小部屋は、和のテイストを取り入れた書斎・ワークスペースなのです。小上がりで少し高くなった床に畳の素材のファブリックを敷いてあり、和室のように寝転がったり胡坐をかいたり、自由な姿勢で使えます。デスク下は掘りごたつのように足を延ばせるスペースを確保してあります。
実は、こちらの住宅の他の部屋は、インダストリアルテイストを感じさせるクールでスタイリッシュな内装でまとめられています。ガラッと雰囲気が変わるこの小部屋ですが、小上がりを登って部屋に入るときに気持ちもうまく切り替えられそうです。
個室事例3|本棚で空間を仕切って個室のように
天井まである本棚に囲まれたこちらのワークスペースは、リビングに隣接した場所にあります。完全に独立した個室にはしたくない、という希望に合わせて、本棚を間仕切りとして使うことで、リビングとゆるくつながる書斎・ワークスペースと大容量の収納を両立させています。
本棚で囲まれたスペースは適度に視線がさえぎられ、個室のようでもありますが、隙間からリビングの気配や物音は感じられる絶妙の距離感となっています。
個室・半個室というと壁で囲まれた部屋のイメージもありますが、アイデア次第でいろいろな仕切り方をすることができるのだと、よく分かる事例ですね。
在宅ワークを快適にする、書斎・ワークスペースのアイデア
リビングに書斎・ワークスペースを作れなかったり、うまく利用できそうなスペースが思いつかなかったりするなら、他の部屋も検討してみましょう。例えば、和室は小机と座椅子を置くだけで書斎・ワークスペースに。寝室の一角に書斎・ワークスペースを作れば、昼間は個室のように使えそうです。
また、意外と広さが取れるのがクローゼット。ウォークインクローゼットを整理してスペースを空けたり、壁付けクローゼットを転用したりする事例もあります。
視線をさえぎっておこもり感のあるスペースにしたいなら、パーティションが有効です。サイズや素材、デザインを選べば、独立性の程度も調節可能。衝立式、天井突っ張りタイプ、ロールスクリーンなど選択肢も豊富ですから、設置場所に合うものが見つかるでしょう。
個室型の書斎・ワークスペースにつながり感をプラスしたいなら、室内窓がおすすめです。換気や採光の面でもメリットがあり、インテリアとしてもポイントになると人気が出てきています。お子さんの様子が気になるなら目線が合う位置に大きな窓を取ったり、なんとなく家族の存在を感じていたいなら高いところに擦りガラスのFIX窓を設けるなど、家族との距離感でもデザインを調節できます。
■参考記事
・和室を書斎・ワークスペースに!欲しいアイテムとリノベのポイント
・“+もう一部屋” するなら、”+室内窓”がいい。
・在宅ワークにおすすめ!マンションで叶う『書斎』事例9選
・どれくらいの広さが必要?ウォークインクローゼット兼書斎」
・在宅ワーカー必見!スタイル別「書斎・ワークスペース」〜参考にしたいリノベ事例7選〜
書斎リノベーション・リフォームの費用相場
実際にリノベーション・リフォームで書斎を作るとして、どのくらいの費用を見込んでおけばよいのでしょうか。目安として150~200万円くらいがボリュームゾーンと言えそうです。
書斎・ワークスペースの形やサイズはさまざまですから、作りたい書斎・ワークスペースに合わせて必要な工事も違ってきます。個別の工事内容ごとに費用相場をおさえておくとイメージがわきやすいかもしれません。
【書斎を作るための工事の費用相場】
- カウンターデスクを造作する 7~15万円程度
- 壁一面の本棚をつくる 15~25万円程度
- 壁紙を張り替える(約10m2) 5~7万円程度
- 珪藻土や漆喰の塗り壁にする(約10m2) 20~30万円程度
- 床を複合フローリングで張り替える(約10m2) 9~14万円程度
- 床をむく材で張り替える(約10m2) 12~19万円程度
・参考:書斎を作るリフォームの費用相場。テレワークが快適になる書斎の作り方
いずれも使う建材のグレードによって費用相場は変わってきます。グレードを低めにおさえれば少ない費用で書斎を作ることができると言えます。一方で、もし予算に余裕があるなら調湿や消臭など、書斎にうれしい機能を持つ建材を選ぶとより快適な空間にすることができるでしょう。
書斎・ワークスペースのリノベーション・リフォームを具体的に考え始めると、必要だと思うものやあったらいいなと思うものはいろいろ出てくるものです。そこで、優先順位をしっかり決めておくことが、費用面でも満足できる書斎・ワークスペースを作るコツと言えそうです。
■参考記事
・書斎のリノベーション・リフォームの費用相場。快適空間にするためのコツを解説
書斎リノベーション・リフォームのポイント・注意点
リノベーション・リフォームが終わってから、こんなはずじゃなかった、もっと考えておけばよかった、などと後悔しないように、見落としがちな書斎リノベーションのポイントをまとめてみました。
書斎・ワークスペースは、特に在宅ワークで使うことを想定しているならば、長い時間をストレスなく過ごせるような環境を整えておくことが重要になってきます。
使い方をシミュレーション
誰がどのような作業を行うのか、どのくらいの時間使うのか、といった基本的な使い方を明確にイメージしておきましょう。そうすれば、個室かオープンスペースか、どのくらいの広さが必要か、どんな家具が必要か、といった具体的な形が見えてきます。
快適な空調が得られるか
長い時間を過ごすなら、空調や換気を考えておくことも重要です。特に、クローゼットなどのように窓のない閉鎖的なスペースを書斎・ワークスペースにする場合は、湿気がこもりがちで暑い夏場は熱中症も心配です。一方で、廊下や階段ホールを利用するなら寒さ対策を考えておきたいですね。
電源や通信環境を整える
在宅ワークでパソコンやインターネットがストレスなく使える環境を整えることは友重要です。パソコンだけでなく、デジタル機器は気づくと増えてしまっていることも。コンセントはあらかじめ多めに用意しておくとよいでしょう。
また、安定したインターネット接続のために、Wi-Fiルーターの電波が届きやすいレイアウトになっているか気にしておきましょう。有線LANの差し込み口の設置を設置するのも選択肢の一つです。
■参考記事
・注目の書斎リノベーション・リフォーム!気になる注意点まとめ
オシャレな書斎・ワークスペースの作り方「DIYはできる?」
お気に入りの家具が見つからなかったり、うまくサイズが合わなかったりすることもあるかもしれません。そんな時には、DIYに挑戦してみるのも一案です。
DIYなら材料から選べますので、サイズはもちろん、素材の質感、色味にもこだわることができます。また、デスクや収納をご自身の作業スタイルに合わせた使いやすい形態にアレンジすることもできます。しかも、コスト的にも、造作やオーダー家具よりお得になることがほとんど。
難点は、テクニカルな部分でしょう。どんな材料や道具を揃えればいいのか、使用に耐えうるものが作れるのか、想定した形に出来上がるのか、など、特に初心者、未経験者の方には高いハードルがあるように感じられるかもしれません。
しかし、単純なデスクや棚なら、仕組みは意外とシンプルなものです。ホームセンターなどには初心者にもやさしいDIYアイテムもありますので、いくつかアイデアを紹介しましょう。
- カラーボックス二つの間に塗装した天板を渡して収納付きデスクに
- 2×4材と突っ張りアジャスターで賃貸OKの自作ワークスペースを作る
- 棚柱(ダボレール)とブランケットにお好きな木材を合わせて可動棚に
- 有孔ボードやワイヤーラックでオシャレな壁面収納をプラス
他にもDIYで書斎・ワークスペースをカスタマイズするアイデアとしては、家具や壁の塗装、クロスの貼り替え、床材の貼り替えなども考えられます。天井に引掛けローゼットがあるならライティングレール(ダクトレール)もDIYで取り付けられます。
■参考記事
・憧れのおしゃれな書斎を手に入れよう
・オーダー?それともDIY?小さな書斎向きテーブルの入手方法
・壁面収納をDIYで作るには2×4材が最適なわけ
・自分好みのリビングを作る。インテリア家具をDIYで作ってみよう
オシャレな書斎・ワークスペースの作り方「照明・インテリアのコツって?」
少なくない時間を過ごす書斎・ワークスペース、オシャレで居心地のいい場所にして、少しでも前向きな気持ちでお仕事に取り組めるようにしたいですね。自分だけのちょっと特別感のあるお部屋を目指すなら、照明や壁紙にも目を向けてみてください。
照明
空間の雰囲気づくりに大きく関係してくるインテリアの一つに照明があります。書斎・ワークスペースは作業スペースですから、まずは手元に十分な明るさが得られる照明計画にすることが重要です。
照明の光には色の種類があります。作業の内容に合わせて光の色味を選べば、より快適で負担が少ない作業環境を作ることにつながります。例えば、青みのある白色の「昼光色」は文字が読みやすく頭をシャキッとクリアにしてくれる色とされているので、仕事場として使う書斎・ワークスペースに向いています。
照明器具のデザインは、設置する場所に合わせて選びましょう。天井なダウンライトやシーリングライト、ダクトレールを付けてスポットライトやペンダントライトを多灯使いするのもおしゃれです。壁面に配線可能ならブラケットライトが使えます。また、デスク上にデスクライトを置いて手元を明るくするのもいいですね。
壁紙
広い面積をカバーして、お部屋の雰囲気づくりには大きな役割を果たす壁紙。色選びは色の力をうまく取り入れましょう。集中するならブルーなどの寒色系、リラックスするならベージュやブラウンがおすすめです。また、調湿や消臭など、お部屋の空気を快適にする機能を持った壁紙もあります。
■参考記事
・壁紙で書斎を快適な空間にするコツ、おすすめの書斎壁紙を紹介
・効率とデザイン性アップを実現!書斎インテリア
・書斎の照明の選びかたとは、書斎の照明を取り付ける際の注意点も紹介
オシャレな書斎・ワークスペースの作り方「すぐに使える・買えるアイテム」
書斎・ワークスペースに使うインテリアは、お気に入りを見つけるまで吟味して選びたい、妥協したくないという気持ちがあっても、実際、そんなに時間をかけていられない、ということだってありますよね。
そこで、オシャレなアイテムが揃うHAGSから、書斎・ワークスペースにぴったりのおすすめインテリアをご紹介します。気分を上げてポジティブにお仕事時間を過ごせるような、ちょっと特別感あるアイテムばかりです。
デスク
書斎・ワークスペースに欠かせないのがワークデスク。お仕事スペースとはいえ、プライベートな自宅の生活空間に持ち込むなら、インテリアとしても置いておきたいと思える素敵なデザインのものを選びたいところ。
例えば、「ワークデスク WF-1」は、きれい木目をいかしたオイル仕上げのデスクトップに、金属の硬質な質感を残した黒いフレームを組み合わせています。ナチュラルさもカッコよさもあるので幅広いテイストに合わせられます。
デスクトップは横幅120㎝、奥行き70㎝の広さがあり、パソコンを置いて資料を広げつつ、マグカップも置けるくらいの十分なサイズ感です。
オプションで引き出しをつければ、散らかりがちな小物もすっきり。サイドのスチールバーは掛ける収納にも使えるなど、小技も利いていてシンプルかつ使い勝手のよいデスクです。
チェア
ある程度長い時間、集中して机に向かうなら、チェアは背もたれやアームレスト付きのものが疲れにくいとされています。
こちらの、「デスクチェア RKC-401」は、コロンとかわいらしいフォルムにフワフワモコモコの素材感がなんともかわいらしいデスクチェアです。控えめながら背もたれもアームレストもあり、腰掛ければ体をふんわりと包み込んでくれます。昇降機能付きで高さ調節できるのも疲れにくい姿勢で使えるポイントです。
カラーは、かわいらしさをプラスしてくれるガーリーなピンクと、クールなグレーもあります。ナチュラル系インテリアや、人気のインダストリアルテイストにも、合わせられるアイテムです。
収納
書斎・ワークスペースは、書類や文具など必要なモノで散らかってしまうことも。すぐ手が届くところに収納があると便利ですね。
おすすめしたいのが、「マガジンラック レッチェ 180」。ナチュラルな素材感とシンプルなデザインは、インテリアを邪魔せず取り入れやすいですね。収納力と機能性も侮れません。開けたままにもできるフラップ扉付きのスペースが8か所、さらに引き出しが4つあります。サイズやジャンルに分けて収納できるので、デスク周りの整理整頓にも便利です。
見せる収納も隠す収納もできるフラップ扉が図書館の閲覧室のよう。インテリジェンス漂うオシャレな演出を取り入れてみてはいかがですか。
■参考記事
・『リモートワーク女子的!』おうちが快適オフィスになるインテリア8選
・『フリーランス女子的!』仕事が楽しくなるリモートワークデスク5選
まとめ
書斎・ワークスペースのリノベーション・リフォームについて、スペースの取り方や家具の揃え方、インテリアのまとめ方から費用まで、具体的な情報をお伝えしてきました。
たくさんの事例からもわかるように、書斎・ワークスペースはライフスタイルによって形も広さも多彩で多様です。まずは、自由な発想でお家を見直してみて、ちょうどいいスペースを探してみてはいかがでしょうか。
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