収納で取り入れられることの多い本棚ですが、ホームセンターなどで多くの種類が販売されているため、どれにしようか迷ってしまいますよね。選ぶ材質や色、デザインによって部屋全体の印象も少しずつ変わってくるものです。お部屋の雰囲気やサイズはそれぞれ違うものなので、どうしてもぴったりとはまる本棚が見つからないこともあるでしょう。そういったときに選択肢になるのが造作本棚です。
今回は、こだわりがたっぷり詰まった「造作本棚」のリノベーション事例を集めました。お手本になるポイントをぜひチェックしてみてください。
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高さのある棚で収納力アップ
こちらの事例では、ダイニングテーブルの横に高さのある棚を置き、本などをたっぷり収納しています。太めのブラックフレームがクールで端正な印象を与えます。梁の高さいっぱいまで使った棚にすることで、スペースをうまく使って収納力をアップさせていますね。書類や本などを多く持っている方におすすめの収納方法です。
リビングに備え付けの棚を造作し一体感を
部屋の端から端まで続く大きなリビングボードを造作した事例です。フローリングに合わせた木目の長い棚板を部屋の長さいっぱいに取り付けています。棚板を支えるブラケットはブラックを聞かせてアクセントになっていますね。また、テレビボードを兼ねており、実用性にも優れています。造作なら、部屋の雰囲気や寸法にぴったり合うものをオーダーメイドで造ってもらうため、一体感が生まれます。また、個別に家具を選んで組み合わせるといった手間が省けるのも、忙しい方には有難いポイントです。
間仕切りの役割も持つ大きな本棚
床から天井までぴったり設置された本棚の向こう側には、大容量のパントリー。本棚が間仕切りの役割も担っています。壁ではなく本棚で仕切りを造ることで、空間を有効活用しています。ヴィンテージ感のある木材を使用して、おしゃれに演出しているのもポイントです。
見せる収納でお気に入りの書斎を
こちらは、見せる収納でお気に入りの小物アイテムを飾るスペースとしても使える棚を設置した事例です。自分だけの特別な空間に仕上げました。デスクのすぐそばに棚があるため、利便性にも優れています。造作棚は棚を追加したり、幅を変えたり、収納する物によって自由自在にアレンジできるので使い勝手も抜群です。
大きな壁面本棚はカラーを合わせて部屋になじませる
大量の書籍を収納できる大きな造作本棚に圧倒されるお部屋ですね。よく見ると、棚板は床のフローリングに合わせて濃いめのブラウン、本棚の縦の仕切りは壁やドアに合わせてホワイトで統一されており、まとまり感のある印象づくりにつながっています。
まとめ
造作収納や本棚はメインの家具ではないかもしれませんが、選ぶ素材や大きさ、デザインによって、空間の印象を変える収納アイテムです。リノベーションを検討されている方は、さまざまな事例をチェックし、どのようなテイスト・収納方法にするか方向性を決めると良いでしょう。ぜひ今回ご紹介した事例のこだわりポイントも参考にしてみてください。
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