事例提供：株式会社アズ建設
リノベーションで、玄関に広い土間を設けたいと考えている方も多いのではないでしょうか。広い土間スペースがあれば、靴やアウトドア用品、自転車などを収納できるだけでなく、趣味の空間やちょっとした客間代わりとしても重宝します。そこで今回は、おしゃれな玄関土間リノベーションを10事例、紹介していきます。
もくじ
事例1：開放感たっぷりの明るい玄関土間
事例提供：ツバメクリエイツ株式会社
窓から光が差し込む明るい玄関土間です。土間スペースの奥の壁には全身がうつるミラーが置かれ、鏡の奥へと空間の広がりを感じさせます。また、隣接する居室との壁には室内窓があり、採光を妨げないようシューズラックの高さは控えめですが、壁面を大きく残したことで限られたスペースでも窮屈さを感じさせない土間空間となっています。ホワイトの壁面にブラウンでそろえた雑貨や収納、廊下のフローリングを合わせたインテリアは、ナチュラルさや清潔感にあふれていて、訪れた人の気持ちを和らげてくれそうですね。
事例2：こだわりのアイテムで完成する土間スペース
事例提供：M・DESIGN株式会社
インダストリアルデザインの無骨な土間スペースが玄関の横に延びており、自慢の愛車やゴルフバックもしっかり置ける余裕ある広さです。ビビッドなオレンジの扉付きラック、オープン収納にはシューズや衣服といったこだわりのアイテムを置くことにより、ショップライクな空間が完成しています。後から好きに空間を色付けできるのも、作り込みすぎないリノベーションの魅力です。
事例3：室内とのつながりを感じるくつろぎ土間
事例提供：M・DESIGN株式会社
こちらの土間スペースは、隣室との間に大きな室内窓が設けられているのが特徴。室内とのつながりを感じられ、開放的な土間スペースを実現しています。広さを確保しているので、大きめなソファを置いてもこの余裕。来客があった際でも、玄関先に腰掛けてもらってお茶をお出しするなど、この場所だけで十分におもてなしできる空間に仕上がっています。
事例4：おしゃれな空間を予感させるこだわり土間
事例提供：株式会社リアルキューブ
玄関土間といえば、まっすぐ仕切られた四角い空間をイメージするかもしれません。しかし、こちらの住まいでは、あえて土間との仕切りを斜めに配置。空間をシャープに見せてくれるので、訪れた瞬間からその先に広がるおしゃれ空間に期待が膨らみます。大容量のシューズラックの一角には、パンチングボードが設置されていて、収納力はもちろん、インテリアを心ゆくまで楽しめる土間スペースです。
事例5：子どものアイテムも収納できる大容量玄関土間
事例提供：湘南リフォーム（株式会社ステラ）
子どもがいる家では、子どもの靴やおもちゃをどこに収納するのかは大問題。広い土間スペースがあれば、外汚れが気になるような子ども用のアイテムも難なく収納できます。旅行好きな一家なら、この住まいのように家族分のスーツケースを土間スペースに収納してしまうのもいいですね。室内窓を設けることで、湿気対策の通風が確保できるだけでなく、その先にある子ども部屋に自然光が届くのもポイントです。
事例6：キッチンへ続く玄関土間で気分はおしゃれカフェ
事例提供：9（ナイン）株式会社
かつてサロンだった住宅をリノベーションしたこちらの住まいは、玄関土間がキッチンまで続いているのが特徴。収納としてアイテムを置くというより、カウンター部分にハイスツールを置いてカフェやバーのような使い方をしたくなる、おしゃれな玄関土間スペースです。段差部分に間接照明が仕込まれているので、夜になれば、家にいながらムード満点の空間を演出できます。
事例7：ナチュラルで明るい玄関土間
事例提供：株式会社 空間社
玄関土間というと暗い空間を想像しがちですが、こちらの玄関土間は大きな窓に面していて明るいのが特徴。白い壁と木のナチュラルな組み合わせが、開放感のある空間を演出しています。部屋側の壁一面がパンチングボードになっていて、置き場に困りがちな小物をディスプレイしながら収納できるのがポイントです。
事例8：懸垂までできる趣味空間の玄関土間
事例提供：株式会社 空間社
小さい子どもをベビーカーに乗せたまま入れるほど広々とした玄関土間は、ご主人のスニーカーや帽子のコレクションをディスプレイできる造作の棚を設置。驚くことに、この玄関土間には懸垂バーがついています。毎日玄関土間で懸垂を続ければ、在宅ワークでなまった身体を引き締めることもできますね。玄関土間を趣味の空間として有効活用している事例です。
事例9：靴持ちも満足の大容量土間収納
事例提供：株式会社アズ建設
靴をたくさん持っている人だと、備え付けのシューズラックでは足りないというケースも多いのではないでしょうか。こちらの土間収納は大容量のシューズラックとなっており、スニーカーからブーツまで大量の靴を並べて収納できます。靴やアウトドア用品など、室内に置くと汚れてしまう可能性があるものの収納スペースとして、玄関土間は重宝することでしょう。
事例10：エントランス機能を大切にした玄関土間
事例提供：株式会社アズ建設
ここまで見てきた玄関土間の多くは、エントランス部分とは独立した形で設置されていました。それに対し、こちらの玄関土間は収納はやや控えめに、エントランス部分を広くとっているのが特徴です。エントランスが広いと、住まい全体に余裕のある印象を与えてくれます。大きめの室内窓により、生活空間とシームレスにつながっているのも魅力。真鍮プレートで書かれた「ENTRANCE」の文字が、ホテルライクなおしゃれ空間を象徴しています。
まとめ
今回は、おしゃれな玄関土間リノベーションの事例を10個紹介してきました。こうした事例の数々を見ると、玄関土間はエントランスとしての機能だけでなく、収納・趣味空間・くつろぎの空間など、さまざまな用途に使えることがわかります。リノベーションによって、住まいの顔である玄関に土間スペースを設け、住まいの可能性を広げてみてはいかがでしょうか。
