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オシャレな「ウォークインクローゼット(WIC)」のリフォーム・リノベーション事例をまとめてみましたPart2

事例提供:アルフレッシュ

人が入れる広さのクローゼットをWIC(ウォークインクローゼット)と呼びますが、WICは衣類や服飾雑貨、布団類、家電などを収納する際に便利に使えます。収納スペースを広く確保すると居住空間がすっきりするため、リノベーションでWICをつくろうかと考えることもあるでしょう。

今回は、リノベーションによってオシャレなWICをつくった事例をご紹介します。内装や設計、動線に配慮された事例が登場するので、参考にしてみてください。

 

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床や壁がオシャレなWIC

床や壁にひと味違った工夫が施されていると、オシャレな印象を与えます。フローリングの張り方や、壁の色やデザインを工夫した事例を3つ見ていきましょう。

事例1|パーケット張りでデザイン性を高めたWIC

パーケット張りでデザイン性を高めたWIC

事例提供:アスプリード

もともとキッチンがあった場所をWICにリノベーションした事例です。天井や壁はシンプルにホワイトでまとめていますが、床は木材を組み合わせて敷き詰めた「パーケット張り」で仕上げており、デザイン性が高いオシャレな印象を与えます。LDKの床も、WICと同じくパーケット張りにしています。同じ木材でも、張り方を工夫することでデザイン性が高まり、雰囲気を変えられます。

ハンガーパイプや枕棚のみを設置しているため、収納したいものに合わせて収納ボックスを取り入れるなどカスタマイズできます。ライフスタイルや家族構成の変化に応じて使えるでしょう。

事例2|ヘリンボーン床で高級感のある仕上がりに

ヘリンボーン床で高級感のある仕上がりに

事例提供:アンメゾンワールド

床から天井まで余すところなく活用しており、大容量の収納スペースを確保しています。一方にはハンガーパイプを、もう一方には棚やチェストを設置しており、収納物に合わせてすっきりとしまえる仕様です。

ヘリンボーン張りにしたフローリングがアクセントになっており、独特なデザインによって高級感をかもし出しています。こちらの事例では、WICだけでなくLDKや洗面スペースの床にもヘリンボーンを取り入れており、家全体に統一感を持たせているのが特徴です。

事例3|シンプルな中にも上質さを感じられる空間

シンプルな中にも上質さを感じられる空間

事例提供:MTデザイン

こちらは1LDKの事例で、リビングの一角にWICを設けています。グレーやダークブラウンをベースとした内装で落ち着きがあり、タイル調の壁が上質さや優雅さのある空間を演出しています。シンプルな中にも高級感のある仕上がりです。

リビングとの間には間仕切り壁がなく、風通しの良い設計にしている点もポイントです。湿気がこもりがちなクローゼットは、定期的に換気をする必要がありますが、開放的な設計のため空気を入れ替えやすくなっています。

広々とした設計のWIC

「家族の衣類をまとめて収納したい」「衣類だけでなく家電や趣味のアイテムも一緒に収納したい」などといった場合は、大容量の収納ができる広々とした設計のWICがおすすめです。収納スペースが広いと、居住空間がすっきりと片付けられます。広々とした設計のWICの事例を5つ見ていきましょう。

事例4|フレキシブルな設計で使いやすさに配慮されたWIC

フレキシブルな設計で使いやすさに配慮されたWIC

事例提供:田中建設

壁2面にハンガーパイプや収納棚を備え付け、ホワイトとウッドでまとめたシンプルなWICの事例です。床から天井まで、両側の壁に収納スペースが設けられており、大容量の収納を実現できます。

ハンガーパイプや棚は高さを変えられる仕様になっていて、収納したいものに合わせてフレキシブルに対応できます。低い位置にハンガーパイプがあると、背の低い子どもも手が届きやすいでしょう。棚や引き出し、ハンガーパイプが備えられているため、収納物に適した収納方法を選択できます。

事例5|見渡しやすいL字型のレイアウト

見渡しやすいL字型のレイアウト

事例提供:リボーンキューブ

寝室は必要最低限の広さにして、WICを広々としたL字型の設計にしています。L字型のWICは全体を見渡しやすいのが特徴です。角の部分がデッドスペースになりやすいものの、収納ボックスの大きさや置き方を工夫することで空間を上手に活用できます。ハンガーパイプの上には棚を設けており、空間を有効活用してたっぷり収納できるようにしています。

ホワイトとダークブラウンでまとめ、シックで落ち着いた印象の空間に。こちらの事例は、家全体がホワイトやダークブラウンで統一されており、一体感を持たせています。

 

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事例6|大容量の収納を叶えるコの字型レイアウト

大容量の収納を叶えるコの字型レイアウト

事例提供:CocoReno

リビングから続くインナーバルコニーの隣に、2.6帖の広さのWICを設けた事例です。画像では分かりませんが、入り口から見て両側の壁と、奥の壁も収納できるコの字型レイアウトにしており、たっぷり収納できる設計にしています。角に生まれるデッドスペースにはスーツケースを置くなどの工夫がされており、空間を上手に活用していますね。

ハンガーに掛ける洋服だけでなく、棚とカゴを併用することで、たたんで収納する衣類や小物類もすっきりと片付けられます。オープンタイプのWICなので、湿気がたまるのも防いでくれます。

事例7|床から天井まで活用した大容量な収納

床から天井まで活用した大容量な収納

事例提供:田中建設

こちらの事例もコの字型レイアウトで、たっぷりの収納が可能です。壁面いっぱいの造作棚や、天井までのスペースまで余すところなく活用できる枕棚が設けられています。ハンガーパイプや棚を設置していないスペースもあるため、チェストを置いたり、季節ものの家電や布団類を収納したりする際にも便利に使えます。

収納するものに合わせて、高さや位置を変えられる可動棚を採用している点もポイントです。全体がシンプルな色合いでまとめられており、コンクリートのゴツゴツとした素材感が際立ちます。

事例8|採光性や通風性に優れた、窓のあるWIC

採光性や通風性に優れた、窓のあるWIC

事例提供:リボーンキューブ

築25年の戸建住宅をフルリノベーションした事例です。コの字型レイアウトのWICに、窓が2つ設けられています。窓があると、暗くなりがちなWIC内が明るくなり、換気もしやすくなります。定期的な換気によって風通しが良くなり、気になる湿気やニオイがこもるのを防げるのが魅力です。

窓があることで収納に使えるスペースが減ることもありますが、こちらの事例では、ハンガーパイプや枕棚を高い位置に設置することで、デッドスペースを減らしています。

シューズクロークや土間とつながったWIC

WICがシューズクロークや土間とつながっていると、外出時や帰宅時の動線が良くなります。動線に配慮されたWICの事例を2つご紹介します。

事例9|大人な雰囲気漂う、洗練された空間

事例提供:ハウスM21

渋みのあるモスグリーンの壁に囲まれた空間の中には、WICが備えられています。モスグリーンの壁とヴィンテージ感のあるフローリングがマッチした、オシャレな装いです。

WIC内の床は、フローリングとタイルでゾーニングされており、WICの中を通り抜けられる仕様です。壁いっぱいの棚板や、ハンガーパイプが設置されていて、たっぷりの衣類や靴などを収納できます。WICの近くには大きな鏡が備えられており、身支度が整えやすくなっているのも特徴です。

事例10|三角垂れ壁の入り口で通り抜けられるWIC

三角垂れ壁の入り口で通り抜けられるWIC

事例提供:ツバメクリエイツ

こちらの事例もウォークスルーの仕様になっており、三角垂れ壁の2つの入り口を使ってWIC内を通り抜けられます。インパクトのある柄やグリーンの壁が目を引きます。
玄関の近くに衣類を掛けられるスペースがあると、外出時や帰宅時にさっとコートを脱ぎ着できて便利に使えるでしょう。花粉が気になる時期は、部屋に花粉が入るのを防ぐ効果が期待できます。WIC内には、ハンガーパイプと棚が設置されており、ハンガーに掛ける衣類だけでなく、帽子やマフラーなどの小物類やカバンなども置けるようになっています。

まとめ

オシャレな内装や、大容量の収納を叶えた設計、動線に配慮されたWICの事例をご紹介しました。設計を決める際は、コの字型やL字型といったレイアウトも考える必要があります。他の部屋とのバランスも考慮しつつ、使いやすいデザインにすると良いでしょう。

WICがお気に入りのスペースになると、収納時や身支度を整える時間が楽しくなりそうですね。今回の事例も参考に、オシャレなWICをつくってみてはいかがでしょうか。

 

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