Column

ダクトレールを上手く活用!ライトにこだわったおしゃれな空間を目指そう

ダクトレールを上手く活用!ライトにこだわったおしゃれな空間を目指そう

リノベーションや部屋の模様替えをする際、こだわりたいのがライトです。
照明が変わるだけで、部屋の印象が大きく変わります。
 
そこで今回は、ライトをおしゃれに変身させるダクトレール(ライティングレール)についてご紹介します!
ダクトレールの特徴、メリット・デメリットから、おしゃれ度をアップするライトの種類まで徹底的に解説していきます。

ダクトレールの特徴

ダクトレールを上手く活用!ライトにこだわったおしゃれな空間を目指そう

はじめに、ダクトレールとはどのようなものなのか特徴を見ていきましょう。
 
ダクトレールとは?
ダクトレールとは、1つのレールに複数のライトを取り付けることができるバー状のパーツです。別名・ライティングレールと呼ばれることもあります。
 

ダクトレールの特徴は?
ダクトレールの最大の特徴は、複数のライトを自由な位置で取り付け可能なことです。
 
レールに電流が通っているので、レール上の好きな位置にライトを取り付ければ、ライトの間隔や数も自由自在です。家にスポットライトやペンダントライトを取り入れたい時、おすすめのアイテムです。
 

統一規格があるから安心
もう一つの特徴が「ライティングダクト(JIS C 8366)」という統一規格があることです。
つまり、ダクトレールを用意しておけば、ライトを組み合わせて取り付けられます。

ダクトレールのメリット、デメリット

ダクトレールの主な特徴3点を見てきましたが、より具体的にメリットとデメリットについてお伝えしていきましょう。


ダクトレールのメリット

・簡易取り付けタイプであれば、専用プラグで簡単に取り付けられる。

・ライトの位置を自由に動かせる。

・レールに複数のライトが取り付けられるので、明るさを細かく調整できる。

・スポットライトを使えば、広い部屋でもくまなく明るくできる。

・組み合わせの幅が大きく、自由かつおしゃれにアレンジできる。

・植物や装飾など、ライト以外のものでも吊り下げられる。
 
とにかく自由度が高くおしゃれに演出できる、というのが最大のメリットではないでしょうか。

また、スポットで明るくしたり全体の照度を高めたりと、明るさを細かく調節できるのも嬉しいところです。

 
ダクトレールのデメリット
 
・ダクトレールそのもののデザインは、ほとんど選択肢がない。

・簡易取り付けのレールだと、レール上部にホコリが溜まりやすい。

・デザインにこだわろうとすると直接取り付けか埋め込みになるが、工事が必要。

天井や壁にレールを取り付ければ、多少の存在感は出てしまいます。それが気になる場合には、工事をして直接壁に取り付けたり、埋め込んだりする必要が出てくるでしょう。

 ただ、そこまで気にしないのであれば、デメリットは少ないでしょう。

部屋のおしゃれ度をアップするライト

ダクトレールの特徴やメリット・デメリットを解説してきましたが、ここからはダクトレールを使ったライトを2つご紹介していきます。
 
ご自身の部屋でしたら、どんなライトが合うのか想像してください。
 
 
スポットライト
まずご紹介したいのがスポットライトです。
 
スポットライトの特徴は、何と言っても明るくしたい場所をピンポイントで照らせることです。
角度を自由に変えられるものも多く、壁にかかっている絵画などのアート作品を照らしたり、部屋の明るさにメリハリをもたせたりと応用できます。
 
ただ、デザインの幅が小さいのが欠点といえるでしょう。スポットライトは黒や白のシンプルなものが多く、あじけないと感じるかもしれません。
 
そんな方にもおすすめなのが、このようなデザイン性の高いスポットライトです。

ダクトレールを上手く活用!ライトにこだわったおしゃれな空間を目指そう

角度を変えられるという機能性を保ちながらも、木目調のシェードがおしゃれです。
スポットライトは金属製の無機質なものが多い中で、温もりを感じるデザインである点も、部屋の印象を大きく変えてくれます。
 
 
ペンダントライト
つづいてご紹介したいのが、ペンダントライトです。
 
スポットライトが局所的に照らすライトであるのに対して、ペンダントライトは天井から吊り下げるため、より広く照らすことができます。
ただし、一般的なシーリングライトのように部屋全体を照らすと言うよりは、ダイニングテーブルやカウンターなど、小さな面を照らしたい時におすすめです。ペンダントライトも複数の照明を組み合わせることで、よりおしゃれ感を演出できます。
 
ペンダントライトは、スポットライトに比べて選択肢が多いので、実際にスポットライトを活用した事例をご紹介しましょう。

ダクトレールを上手く活用!ライトにこだわったおしゃれな空間を目指そう

事例はこちら

  • 【リノベ|インタビュー】無駄を排除したインダストリアルスタイル、撮影スタジオ兼住まい
​たとえば、この部屋ではキッチンカウンターに裸電球風のペンダントライトを使用しています。コンクリートの天井と相まって、カフェカウンターのようなおしゃれ空間になっています。
 
部屋の雰囲気に合わせて、ダクトレールは黒のものを使用しています。

ダクトレールを上手く活用!ライトにこだわったおしゃれな空間を目指そう

​つづいて、こちらの部屋では青と赤の配色が印象的なペンダントライトを使用しています。明るさをあえて抑えることで、夜は落ち着いた印象を与えることができます。
 
自由自在に明るさや雰囲気を操れるのが、ペンダントライトの良さと言えるでしょう。

まとめ

今回は、ダクトレールの特徴から始まり、実際の活用例まで具体的にご紹介してきました。

ダクトレールを用いて、スポットライトやペンダントライトを取り入れれば、おしゃれな部屋を演出できます。ぜひダクトレールで照明から見直してみてはいかがでしょうか。