Column

自転車を玄関に収納する必要性とポイント

自転車を玄関に収納する必要性とポイント

昨今の健康ブームや、道路事情から自転車の需要が益々高まっているようです。ロードバイクで通勤という人も増えているでしょう。また、電動アシスト自転車は、お子様を持っておられるお母さま方の強い味方です。このように、自転車は益々手軽で必要不可欠な移動手段となっています。でも、自転車を収納する場所って意外とあるようでないと言われます。もちろん、屋外の駐輪場に停めておくのもいいのですが、盗難もちょっと恐いです。

そこで、この記事では自転車を玄関に収納する上でおさえておくべきポイントを紹介していきます。
 

自転車を玄関に収納する必要性

自転車を玄関に収納する必要性とポイント

自転車は今や生活に必要不可欠な移動手段と言ってよいでしょう。ここで悩ましいのが、その収納場所です。
確かに、自治体や、マンションには屋外自転車置き場があります。短時間ならそこに収納しておくのもいいでしょう。
しかし、長期間になると窃盗されるリスクが生じます。また、バッテリーだけ、サドルだけ、ハンドルだけという部品が盗難にあう恐れもあります。
さらに、酔った人が何かの腹いせにあなたの自転車を壊してしまう可能性も否定できません。
雨に打たれ続ければ錆びる恐れもあります。
このように、自転車を屋外に長時間停めておくのは、いくら鍵をかけているとはいえ危険ですし、自転車の寿命も縮めます。

金銭的な面に着目した場合、自転車に保険をかけておけば損害を取り戻すことができるかもしれません。でも、ロードレーサーの場合、オーナーの身体にぴったりとフィットするように調整されています。また、自分で心を込めて色々な部品をそろえてくみ上げた場合、その自転車は唯一無二のものです。それに、ツーリングやレースの思い出はお金で返ってくるものではありません。やはり、盗難されないことが一番です。そこで、屋内に収納する必要が出てきます。

自転車を屋内に収納すればそれでいいのかというとそうでもありません。自転車は屋外で使用するものですから、当然、砂や土ホコリが付着しています。雨が降ったときには泥もつきます。もちろん、ある程度砂やホコリは落とすことができますが、完璧に落とすことはちょっと難しいでしょう。
そのままの状態で家の中に入れてしまっては屋内が汚れてしまいます。

そこで、玄関に収納することになります。玄関なら多少の砂ぼこりがあっても家の中が汚れることはありませんから。でも、自転車を余裕を持って停めておくほど玄関が広々とした家は、あまりないのが現実。ですから、自転車を玄関にコンパクトに収納する工夫が必要でしょう。
 

自転車を玄関に収納する際に気を付けたいポイント

自転車を玄関に収納する必要性とポイント

自転車を玄関に収納する際に、漫然と置いたのでは玄関を汚してしまいますし、自転車で玄関の土間スペースを占有してしまうことになりかねません。そこで、いくつかポイントを紹介します。


下にマットを敷く

自転車を玄関に置くと、やはり多少なりとも汚れてしまいます。そこで、自転車を置くスペースに汚れてもいいマットを敷くことを提案します。これなら、汚れるのはマットだけです。玄関の土間部分のタイルの目地に砂が入り込むようなことも起こりません。例えば、キッチンマットを使うと、汚れにくく、丈夫なのでおすすめです。


縦に置く

自転車を縦に置くだけでも、かなりのスペースを節約できます。ただ、縦に置くのは不安定です。安心してください。自転車を安定して立てかけておく収納グッズも市販されています。
 

玄関で使いたい自転車収納グッズ

自転車を玄関に収納する必要性とポイント

それでは以下で、玄関のような狭いスペースに自転車を収納する上で役に立つグッズを紹介していきます。


自転車スタンド

まずは自転車用スタンドです。自転車のスタンドは、一般的には自転車を横向きで自立させるためのものです。でも、今から紹介するスタンドは、自転車を縦に安定して自立させるためのものです。

ゴリックス自転車スタンド

このゴリックス自転車スタンドは、自転車を縦置きにして収納するのに便利です。自転車の後輪をスタンドのタイヤ受けに入れて、前輪をフックに引っ掛けるだけで安定して縦向きに収納できます。前輪を引っ掛けるフックはリムを傷つけることがないように、周りをゴムで覆う加工が施されています。このスタンドの特徴は、部品が少なく組み立てが簡単。シンプルな構造ゆえにトラブルも少ない点です。このメーカーからは数種類の縦置きスタンドが発売されているので、玄関スペースや好みにあったものを選ぶとよいでしょう。


バイシクルハンガー

次に紹介するのはバイシクルハンガーです。自転車を縦に収納できるラックです。ラックというとスペースをとるようなイメージですが、縦に収納するのでほとんどスペースをとりません。

ドッペルゲンガー バイシクルハンガー

ドッペルゲンガーのバイシクルハンガーは、省スペースに加え、つっぱり棒で床と天井の上下あわせて8点で固定しますので安定感は抜群です。このまま立てかけても自転車は安定して自立しますが、これに加え上段の棚板に自転車の前輪を引っ掛けるためのフックがついています。

ハンガーラックですので、自転車本体のみならず、ウェア、水筒、ヘルメット、プロテクターも吊るしたり、上段の棚に収納することもできます。

自転車に必要なグッズ一式を一か所にコンパクトに収納できるのでおすすめです。
 

まとめ

いかがだったでしょうか。玄関に自転車を収納すると聞くと、何か大げさな工事をしなければならないようなイメージがありますが、実際は、簡単な器具でコンパクトに収納できることがおわかりいただけたでしょうか。
今日の生活において自転車はあなたの心強いパートナーです。走らないときは大切にしまっておいてくださいね。