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キッチンリフォームでおすすめしたい3つの設備

キッチンリフォームでおすすめしたい3つの設備

料理は年中休みなく、毎日行うもの。日々の家事負担を軽くするためにもキッチンリフォームでオススメしたい3つの設備があります。

ビルトイン食洗器、レンジフード、昇降式吊戸棚。

この3つは、家事負担を減らしてくれるとても良い設備だと言われます。今回は、この3つの導入メリットを中心にお届けします。

キッチンリフォームおすすめ設備1:時短の王道 ~ビルトイン食洗器~

最初に紹介したいのがビルトイン食洗器。ご存知のとおり、食器を洗う手間が省け、乾燥まで一気に行える優れものです。


入ポイント1 ~時間短縮になる~

毎日の家事は、少しでも早く終わらせたいですね。食洗器は「食器洗い・乾燥」という手間をぐっと減らしてくれる便利な設備です。

食器洗いのタイミングは、一日に何度もあります。そのつど、食器を洗い、フキンで拭いて乾かすという作業が省けて、時間短縮になることは魅力でしょう。


導入ポイント2 ~水切りカゴの代わりになる~

キッチンがスッキリしない理由の一つに水切りカゴがあります。

洗った食器を一時的に置いておく場所ですが、キッチンの上をスッキリさせたいときにどうしても邪魔になるものです。また、水垢やヌメリなども気になるのが水切りカゴ。専用の水切りカゴの代わりに食洗器を使うことで、水切りカゴそのものをなくすこともできます。

乾燥機能を使えば食器拭きの手間もなくなりますね。


導入ポイント3 ~高い洗浄力~

最近の食洗器の洗浄機能向上には目を見張るものがあります。

油汚れが落ちにくいタッパーやグラス、お皿の汚れもピカピカに落としてくれるので重宝します。洗う手間がないので手荒れも少なくなる点もうれしいポイントです。

また、食洗器の洗浄能力に加えて「食器洗い洗剤」の選択も大切です。この二つを組み合わせることで高い洗浄力を発揮してくれるでしょう。

キッチンリフォームおすすめ設備2:掃除の手間いらず ~レンジフード~

キッチンリフォームでおすすめしたい3つの設備

2つ目に導入したいのがレンジフード。換気扇との違いは、プロペラの形状や設置位置ですが、何よりもお手入れのしやすさが全く異なるという声をよく耳にします。

特に最近主流の薄型レンジフードは、ノンフィルターで整流板構造なので、驚くほどお手入れが楽と言われます。


導入ポイント1 ~掃除のしやすさ~

・網フィルターがない
・凹凸が少ない
・掃除する部品が少ない

これらが特徴のレンジフードの利点は、掃除のしやすさでしょう。換気扇掃除で悩まされている網フィルターがありません。

さらなるポイントは整流板。整流板がフィルターの代わりになり大部分の油が整流板に付着します。整流板は文字通りただの「板」。凹凸や網目がなく、掃除がしやすいのがポイントです。

部品にも工夫があります。油を寄せ付けないコーティングが施され、油の付着しやすいファンも楽に掃除できるように配慮されています。


導入ポイント2 ~強力な吸い込み力~

壁付けの換気扇に比べて吸引力がとても強いのも特徴です。秘密は整流板にあります。

一見すると整流板がフードをふさいでいるように見えます。ここに秘密があり、整流板とフードのスキマを調整することで「隙間風効果」を発揮します。吸い込む空気をより早くし吸引力を上げ、同時に油と空気を分離しやすくしています。


導入ポイント3 ~おしゃれな外見~

換気扇との違いは、すぐれたデザイン性にも見られます。

煙やニオイを集めるため、大きなフードは欠かすことができません。同時に、なんとかあのフードを隠せないかと模索もあります。そこで登場するのがスリム型レンジフード。煙やニオイを集める大きなフードを、整流版を使うことで薄くしています。

帽子のツバのようなフードが、存在感を極力薄め、インテリアにマッチするでしょう。
 

キッチンリフォームおすすめ設備3:高いところに手が届く ~昇降式吊戸棚~


最後にオススメしたいのが昇降式吊戸棚です。高いところ(吊戸棚)の収納物を目の前におろせるのがポイントです。昇降式吊戸棚には、電動式と手動式があります。


導入ポイント1 ~作業効率が上がる~

キッチンの吊戸棚を引き出して下に降ろすことで収納した物が見やすく、出し入れがラクになります。目の前に収納したものを降ろせるので、わざわざイスや脚立を準備する必要がなく、作業効率アップにもつながります。


導入ポイント2 ~安全に物が取れる~

吊戸棚から物を出し入れにするには、イスや脚立を使うことが多いですね。足腰がしっかりしているうちは良いですが、高齢になってくると高いところへ登るのに転落のリスクもあります。

昇降式吊戸棚は、収納棚を手の届く位置まで下げることで、背伸びをしたり、イスを使わず安全に取り出しや収納できることが注目点でしょう。


導入ポイント3 ~デットストックが無くなる~

いまご家庭に吊戸棚がある方は、一番上の奥に何がしまってあるか正確に思い出せますか?
「あれはこの辺にしまった気がするのだけど」

本来の吊戸棚は、余り使わないものを収納しておくスペースとして使われてることも多い棚です。収納スペースとしては有効ですが、余りに使わないものはデットストック、つまり死蔵することにもなりかねません。

昇降式吊戸棚を活用することで、デットストックをなくし収納スペースを有効活用できるでしょう。
 

まとめ

今回は、キッチンリフォームで取り入れたい家事負担を減らしてくれる3つの設備情報をお届けしました。

せっかくのリフォーム機会ならば、家事負担を少なくし、さらに効率アップにもなるキッチンにしたいものですね。